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BOOK REVIEW vol.058 あなたのなかのやんちゃな感情とつきあう法

今回のブックレビューは、金城幸政さんの『あなたのなかのやんちゃな感情とつきあう法』(サンマーク出版)です!今回も星読み係yujiさんの“life change book”の中から選ばせていただきました^^

「大人だから」と、日々、湧き上がる感情を制御している方には、めちゃめちゃ刺さる内容だと思います!かくいう私もそんな人間のひとり。序盤から著者の金城さんの言葉が刺さりまくり、付箋の数はどんどん増えていく一方。「この本の読み方」には、“まじめに読んじゃダメ”と書いてあるのに、つい眉間に皺を寄せて真剣に読んでしまうほど、刺さる言葉が多かったです(苦笑)

怒り、悲しみ、憎しみ、羨望、嫉妬、寂しさ、不満、羞恥心、劣等感、自己嫌悪、罪悪感、被害者意識……この本のタイトルにある「やんちゃな感情」というのは、まさに、みんなが嫌うこれら、ちょっぴりやっかいな感情のこと。

『あなたのなかのやんちゃな感情とつきあう法』より引用

テーマは「感情をひもとく」こと。自分の中に湧き起こる“やんちゃな感情”を抑えつけたり、なかったことにするのではなく、丁寧にひもといていくことで「本当の自分」を知り、すべての悩みも解決する、ということが書かれているのですが、今までの私はというと・・・

大人なんだから感情を制御して当たり前
波風立てずに、穏やかに過ごすことが何よりも大切!
ネガティブ感情は悪いもの(だから人前で出しちゃダメ)

と、まさに感情を抑えつけて、何十年も生きてきました(苦笑)なので、金城さんの真逆の考え方に、最初は「えー!?」と、何かが崩落するような衝撃を受けましたが、本質を突いた言葉の数々に、少しずつ「た、確かに…」と腹落ちしていったのでした。

ずっと「大人なんだから」を言い訳にし、自分の「本音」や「感情」を見て見ぬふりしたり、フタをしてきた私。ネガティブな感情になればなるほど、「感情を感じきる」ことを恐れて避けていたんだと思います…(汗)金城さんの言葉を読むうちに、時折、自分の本音がわからなくなってしまう原因も分かったような気がします。自分の感情を誤魔化し続けた結果、どうやら自分の本音に「仮面」をかぶせてしまっていたようです。。

こちらのご本を読んでいるとき、半年ほど前に書いた記事にスキをいただき(ありがとうございます!)、久しぶりに内容を読み返してみると、今回の感情の話とも少しリンクしているようで驚きました。最近の私、純度100%の言葉で書けていただろうか。。

素直になって、ねじれてしまった感情をひもといてみようと思いました。自分の感情に誠実に生きることは、きっと自分を幸せにするということ。感情にいいも悪いもなく、「こんな感情を持ってしまう私が変なんだ」なんて、自分まで否定してしまうクセもいい加減やめようと思います(とほほ)。

自分に嘘をついても、何ひとつメリットがないことがよく分かりました。すぐに頭で考えてしまう私には難易度高めですが、感情も言葉も純度100%を目指していきたいです!

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