見出し画像

その36〜目標に縛られないように生きるバランス感覚が大事〜

※忙しい人向け、この記事の要約です。

この記事では、目標は固定された「石」ではなく、柔軟に形を変えられる「粘土」として捉えるべきと説明されています。
家庭においても、個々の目標や価値観が変わることがありますが、家族全体の価値観を共有し、状況に応じて目標を再調整することで、家族全体でバランスを取ることが大切です。
家庭の「ミッション・ビジョン・バリュー」を明確にすることで、柔軟な対応が可能となり、幸福度を高めることができるとしています。



ワークとライフのバランスを取るってめちゃくちゃ難しいなと感じます。

ワーク:ライフ=5:5
くらいがちょうど良いかなぁと思っていても、

ワーク:ライフ=8:2
くらいになってしまっていたり、

人によっては、
9:2とかになって、
「10超えてる!完全キャパオーバー!」
という人もいるのではないでしょうか?

そして、そもそも「ワーク」の中にも、
本業や副業、仕事に繋がる学習
など複数あり、

「ライフ」の中にも、
家庭(家事、育児、夫婦関係、家族関係)、趣味
など、複数あります。

「こんなに沢山の項目があるのに、どうやってバランス取りゃいいのよ」
と悩まれている方にご紹介したい、今日の論文はコチラ!

タイトルは、
目標は「石」ではなく、柔軟に形を変える「粘土」と考えよ

みずからの価値観を理解し、成功を定義する

です。

早速見ていきましょう!


論文の要約

この記事では、目標を「石」ではなく「粘土」のように柔軟に形づくることの重要性を説いています。
多くの目標が競合し、すべてを達成するのは困難です。
まず、自分の価値観を特定し、それに基づいて目標を設定することが大切です。
次に、各価値観における成功の定義を明確にします。
その定義が外部の期待や規範に影響されていないか、自分の性格や現状に適しているかを評価します。
必要に応じて、成功の定義を再構築し、自分に合った形に整えます。
これにより、相反する目標を調和させ、自分らしい成功を追求できます。

人生の各段階で状況が変化することを理解し、定期的に内省することで、価値観を見直し、より満足のいく人生を送ることが可能となります。
他人の期待や文化的な規範に縛られず、自分自身で目標を形づくることで、充実した人生を築くことができると述べています。

https://dhbr.diamond.jp/articles/-/10780より抜粋して改編

という感じで、
「あれ?どっかで見た主張だな」
と思っていただいた方。

多分こちらの記事ですね笑

https://note.com/moriorestart/n/nde799e5fcd2e

「自身の価値観に基づき、それに応じたビジョンを描く」

というのは、これまでもお伝えしてきました。

やはり自分の、そして家族で共有する価値観というのは、理想の人生を送る上での土台になると言えそうです。

大事なのは、目標を「固定しすぎないこと

しかし、流水のように、柔軟すぎる(というよりも形作れない)のも問題です。

「粘土」というのが絶妙な表現だと思いますが、
一度作ったら崩れることはないけれど、
自分で作り直すことができる
ものなんですよね。

自分の中で目標がしっくり来ない時、
ちゃんと内省して、改めて目標を設定し直すことはとても素晴らしいこと。

行き当たりばったりとは違います。


家庭に置き換えて考えると…

論文で述べていたのは、個人の話。

自分を中心として、仕事や家庭、趣味がある。

その考え方がベースとなってもいいのですが、
家庭経営となると、主軸は「家族全体」になります。

自分の目標に変化はなくても、他の家族の目標が変わるかもしれない。

どちらかの思いが犠牲になってしまうこともあるかもしれない。

そんな時に、
目標を「石」ではなく「粘土」にすることが、効果的だったりします。

目標は少し形を変えても、成し遂げたいことの本質は大きくは変わらない。

その価値観を家族で共有できていれば、
お互いの変化にも対応できるわけですね。

そのためにも、
「家族全体で共有すべき価値観」
もっというと、
「家庭のミッション・ビジョン・バリュー」
を明らかにしておくことは、家族の幸福度を最大化するために必要なんですよね。


まとめ

本日は、「柔軟な目標設定によって人生のバランスをうまく取る」ということがテーマの論文をご紹介しました。

「家庭を経営する」
というマインドによって、自分、そして家族全体でうまくバランスをとりながら、理想の家庭を築いていけるといいですね。

僕自身もまだまだ未熟ですが、一緒に頑張っていきましょう!

それではまた次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?