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『あの人の心を見抜く脳科学の言葉』読了📖

お義母さんがよく言ってた言葉。
「この子が悪いんじゃないの、DNAが悪いの💧」
お義母さんが孫たちを預かると、かならず年長の子がチビをいじめてしまうのを見て、半分冗談でそう言ってた。
お義母さんは脳科学を理解して発言していたわけではないと思うけど、これは意外とハズレでもないのでは?


1:決まってしまってる😭

 他人の不幸は蜜の味。そんな人、性格悪いって言ったりするけど、人は全員そうらしい。脳がもともと他人の不幸に喜びを感じるようになってるらしい。だから、自分の性格が悪いのではないということ。

 記憶力がいい悪いも、お酒に強い弱いがあるように、遺伝子の塩基の型が一つ違うだけで、生まれたときから決まってる。とか、努力できるかできないかも、あらかじめ遺伝子にプログラミングされている。

💡ちょっと悲しい事実😓ということは、子どもに覚えられるまで勉強しなさいとか、報われるまで努力しなさい、というのはベースがなければほぼ無意味… であれば、親子関係のためにもお小言は言わずにもっとおおらかでいて、子どものいいところを探した方が得策。

2:役立てたい👍

心拍数が少ない人は反社会的行動をとりやすい。バクバクしないから、一線を越えやすい。ちょっと頼りなく感じても、すぐにドキドキしちゃうくらいの人の方が安心かも。

💡うちの夫くんのことかな?ちょっと頼りないと思うときも正直あったけど、見方変えてみよ😊

 人は案外内面など深くみていない。外見がきちんとしてれば大切に扱われ、逆であれば粗末にされる。ゴミの不法投棄対策で、地域に鳥居だけ建てたら「神聖です」の印をつけただけで、ゴミが減少したという事例がある。

 人は誰でも「自由に好きなように決めたい」と思っても、決めることは苦手。ジャムが24種類あるときの購買率は3%、6種類のときは10倍の30%。選択肢が少ない方が決定しやすい。

💡例えば、旅行先を決めるときも無限だとなかなか決まらないから、テーマや条件を出してそれに合う場所を2〜3箇所出してから家族に提案した方がみんなも検討しやすい、とか何でも選択肢を少なくしてから決めるようにしたらいいのね😃

3:意識しよう😌

 脳が老いるとドーパミンが出にくくなる。箸が転がってもおもしろい、どんなことでも面白がれる人は脳が若い証拠。

 すぐにもらい泣きする人は共感力が高い。成功者の真似をして成功できるかも。

💡歳をとるごとに涙もろくなってるけど、これはもらい泣きと同じかな?経験値が高くなれば、それだけ共感できることが増えるからやっぱ同じかな。だとしたら、私も成功できる?歴史上の成功者の伝記とか読んじゃってみようかな😆

4:新しい視点😳

「LGBT」という言葉が、広く認知されるように。
マイノリティとはいえ、実は13人に1人くらいの割合で存在。
人類が種の保存を最も重視してきたことを考えると、必ずしも異性間でセックスをして子孫を残すことをしない彼らは、長い歴史の中で淘汰されてもおかしくなかったはず。
にもかかわらず、常に一定の割合で存在するということは、何かプラスの意味があると考える。
ホモサピエンスは、極めて社会性が高いと言えるが、この社会性の発達のためにこそ、彼らの存在が必要なのかも。次世代への貢献は、出産に関わる人物だけができるのではなく、彼らの存在こそ、次世代が必要とする進化に寄与しているのではないかと考える。

p.167

💡何か人類の変化を見届けることができるかな?柔軟で斬新な考え方が必要なんだ。戦争して世界を変えるってやり方、いい加減終わりにしてほしい。

5:救いのお言葉✨

 人間関係の環境を変えると、運命がかわる。運命に影響が出る前に、ズルズル引きずらないでチェンジ!

💡脳科学的には生まれたときから決まってしまっていることもけっこうあるけど、運命は自分の心掛け次第で変えられるってことだ。お手本にしたい人、前向きな人、ときに自分に厳しいことを言ってくれる人など自分がより幸せに向上していける人間関係の環境をつくればいいんだ!

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