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芍薬をあなたに

立てば芍薬

座れば牡丹

歩く姿は百合の花

芍薬しゃくやくは、美しい人の代名詞のような花だけど、アジアが原産だけあり東洋の雰囲気がある。

ヨーロッパでも芍薬しゃくやくは、Rose of May(5月のバラ)と称され人気がある初夏の花で、こちらの国でも花屋でよく見かける季節になった。




幾重にも重なる花びらは
甘く爽やかな香りを漂わせ

大輪の花を咲かせる芍薬しゃくやく
とても華やかな姿なのに

花言葉はシャイで慎ましやかで
はにかみ屋の妖精が隠れている花
夕方に花を閉じてしまうから
という由来もあるそうだ

そんなところもまた
照れ屋で謙虚な
あなたを想わせる



風薫る五月ーー
ふわっと空気まで匂いたつような
その花を、あなたを
いつまでも、ただ眺めていたい



芍薬しゃくやくの花言葉

恥じらい

はにかみ

謙遜

慎ましさ

清浄





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