恋煩い。
「可愛い」その四文字が
貴方の声で私の鼓膜を震わした時
すごく嬉しかった
なのに貴方は誰にでも言ってしまうんだね
・
貴方のことを想う
想いが溢れて幸せになることもあれば
想いが溢れて辛くなることもある
正直辛いことの方が多い
どうして貴方は一本の線を消しちゃうの
・
駅前で貴方と見たお月様
お願いです
私に「月が綺麗ですね」と伝える勇気をください
東京で学生をしています。森野です。
もはや短歌でも散文でもなくただのポエムみたいになってしまいましたね。
煩ってますね。とても煩っていますね。恋煩い。正直しんどいです。
でもこの想いは写真のように残したくなるんです。痛いのに忘れたくないんです。こんな自分が女々しくて嫌になりますね。
何度も書いては消して、消しては書いて上書きされていく想い。
ほんとにそっと仕舞うことができるなら仕舞いたいです。
「恋」「片想い」と聞けば聞こえは良いかもしれませんが、どんなにその人の良さを語ったところで結局行きつくところは「下心」なのが憎いです。
もはや憎さよりも気持ち悪さを覚え始めている今日この頃。
もっと綺麗にその人のことを好きになれないのか。愛せないのか。
今日も私は「下心」をこの身体に隠して、溢れないよう、あの人と話すのかと思うと「恋」って醜い。
久しぶりに「恋」をしたと思ったら、それは全くの別物になっていました。
楽しいだけの「恋」は何処に行ったのか。いつの間にか私の前から姿を消していました。
あー。嫌だなあ。
「可愛い」と言ってくれたこと嬉しかったのに。
思ったことを相手に伝えるのは大切だと前に言っていたけど、そんな簡単に言えてしまうものなのか。
私は「格好良い」の五文字でさえ躊躇するのに。
2023.10.26. 森野
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