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『日光浴は天然お薬』のススメ。

「日焼けしたくない」と、

ふだんから太陽光を避けがちにすごしているのだけれど、

わたしは
まさに太陽の力を実感したできごとがあった。


以下、長くなるので結論を書くと、
胃腸がわるいひとは
午前中に日光浴をしましょう!です。はい。以上!




もうすこしお時間がある方は、
このままどうぞお付き合いください。


余談:
健康(未病)だったころは
そもそもが健康だから、
なにが体にいいのか、
巷で流行りの健康法がほんとうにいいのか
分からないし、そもそも知ろうとする必要もなかったけれど、

体調を崩した体だと、
効果がある、なしが分かるので
ほんとうに効き目がある健康法だけを
とり入れられるのが幸い。


胃弱のひと。


眠っている間以外
ゲップがとまらない症状にみまわれたことがあった。

ゲップだから
痛くもかゆくもないのだけど

やはりずっとゲップをしているのは
邪魔くさいんですね。


それに周りに聞こえないように
押さえるので
だんだんとしんどくなっていき、
のどもすこし痛くなってくる。

それが何日もつづいたあげく
胃痛を感じはじめ、
しだいにギリギリとひどくなっていき、
気が遠のきそうなほどにまで、痛みは強まった。



これはなにか重病なのでは?!
と、さすがに心配になり
病院にかけこんだ。


胃カメラの結果、

「森ノさんの胃は、キレイですね」
とのこと。


え?
じゃあこの耐えがたい痛みはなんなんですか?



ちなみに定期的に胃カメラで
検診をうけたが、
同じ結果。


どうやら病気ではなく、
『胃弱』とのこと。


もともと胃弱だったのが、
顕著に現れるようになった、ということ。


今までは、暴飲暴食をしても
なんとかなっていたが、
もうその『なんとか』が
なんとかならなくなったということだ。(老化)



胃弱かー。
病気じゃなくて良かったー、と一瞬思いそうになったけど、
待って。

胃弱って、
胃が弱いひとってことですよね?

そうゆうひとってことですよね?


めちゃくちゃイヤだな。それ。


背が高いひと。
声が低いひと。

髪の色素がうすいひと。
二重のひと。
胃が弱いひと。


そういうひと』ということ。


イヤなんですけど、どうしたら。


わたしの胃は
わたしから遠い存在になった。



農作業で発見。


あの日も
朝からゲップがとまらず、

すこし、胃に痛みもあった。


まあ仕方がないと
休みだったのでレンタル畑にでかけ

夏野菜をうえる準備をしていた。



くわで
土を掘る。

畝をつくる。


そんなこんなで3時間くらい作業をしていると、
とあることに気が付いた。


…あれ、そう言えばわたし、ゲップしていない…


そして、
『もしかして、土いじりして、植物にふれたのがよかったのかも!園芸セラピーとか、フィトセラピー的な?なにはともあれ、やっぱり自然ていいんだ!』と思った。

心底おどろいて、
でも同時に妙に納得しているじぶんがいた。

しみじみとわきあがる感謝
こころは小躍りしていた。

『土さん、植物さんたち、ほんとうにありがとう!』と
こころのなかで恩人たちに礼を言い、
休憩をとることにした。


5月は暑い。
藤棚のしたのベンチに腰かけた。


日かげのすずしさと、
風が気持ちよかった。


水をのんだり、
農園が広がるのどかな風景を
しばらくぼーっとながめたりしていた。

癒しのじかん。が、そこで
「……ゲップ……ゲップッ」と、
あのいまいましいゲップが再発したのです。



太陽崇拝。


ちょっと待ってほしい。

え?
こんなに自然に囲まれていて
なぜふたたびゲップが?


ついさっきまで
調子がよかったのに。


なにが違うのか。


ただ単に、農作業に夢中で、
ゲップをするのを忘れていたのだろうか?
忘れるくらい、夢中で土を掘っていたということかも知れない。
そうなのかも。



わたしは考えた。
いやでも待てよ。

さっきまでの状況と
ひとつの違いを見つけた。

わたしは、
ゲップをしながらベンチから立ち上がり、
ゲップをしながら藤棚のしたから出た。


太陽の光をさんさんと浴びる。


再発したゲップは
しばらくして、おさまった。



わたしはこれ以降、
日光浴を
太陽お薬”と呼んでいます。


太陽様様です。


日光浴がいい、とは聞いていたが
いままで『そうなんだ~』くらいにしか思っていなかった。


身をもって実感した
これぞ自然療法という感じ。


(でも、
土も植物たちの癒しの力も
ちゃんと感じてるから
かれらも、わたしの恩人。)



どなたでも太陽お薬、0円。
自然はいつだって、大盤振る舞い。




☕︎ Have a nice day! ☕︎


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