不眠症に有効だった対策 04. 風呂に入る

 不眠症を解消する方法の一つとして、自分はお風呂に入ることを推奨したいと思っています。
「そんなこと言われなくても毎日風呂入っとるわい」と言われそうですが、これにはちゃんとした理由があります。

湯船に浸かれ

 一言に「風呂に入る」といっても、シャワーを浴びるだけで済ませている方もいらっしゃることでしょう。
 ですが、個人的にはしっかり湯船に入ることを勧めたいです。
 というのも、湯船に浸かることで下記のようなメリットを得られるからです。

  • 風呂に浸かることで血行が促進される

  • 脱力する時間を作ってリラックスすることで、寝る準備を整えられる

  • 入浴の時間で睡眠の質を上げるアクションが取れる

 では、具体的にどんな入浴方法がよいのかを以下で掘り下げていきます。

指先まで体を温める

 僕もそうなのですが、冷え性の方は手足の指先だけ体温が低くなりがちです。
 この状態で布団に入ると、特に冬場などは指先が温まるまで眠気がこないことがあります。
 そういった状況を避けるためにも、指先までしっかり湯船につかることが重要だと思っています。
 この場合、重要なのは40度以上のお湯にさっと入ることではなく、40度未満のお湯にしっかり20分くらい浸かることです。
 熱いお湯にさっと入ると汗をかいて温まった気分になりますが、大量の汗で体温が下がってしまうため、体温維持には向きません。
 ぬるま湯かぬるま湯よりちょっと熱いくらいのお湯のほうが、汗も引きやすく長時間入ることで血行を促進し、しっかり体温を維持できるのです。

濡れタオルを温アイマスク代わりに使え

 仕事でパソコンを使っていたり、長時間ゲームをするような方は、眼精疲労によって眠れなくなりがちです。
 眼精疲労の解消といえば温アイマスクなどで解消するのがメジャーとなってきましたが、お風呂のお湯で温めた濡れタオルでも、お金がかからず近い効果を得ることができます
 しっかり20分お風呂に入っている間に、濡れタオルで目元を温めて眼精疲労を和らげていくのを続けていくと、徐々に眼精疲労が取れて睡眠の質が上がっていくかと思います。

 以上のように、眼精疲労がある方、冷え性の方で不眠症を患っている方には、湯船に浸かることを強くおすすめしたいです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?