続けるって楽しい! Podcast配信2年目に起きた変化
こんなに続くのは、久しぶり。
毎日やるぞ! とコロナ禍ではりきったラジオ体操は3週間ほどで途絶え、早朝散歩で運動不足を解消する作戦も、暑さとともに終わった。
でも、2022年の春に友だちと始めたPodcast番組「でこぽんFM」は、気づけばもうじき100回目の配信を迎えそうだ。
とにかく続けることを目標にした1年目が終わり、2年目は流されるまま、いろんなことに挑戦してみた。
たくさんの人と出会えたし、我ながらおもしろい1年間だった。聴いてくれているみなさんへの感謝もさらに高まった。相方・のんちゃんは相変わらず仕事ができて頼もしかった。
「いつかやってみたい」と思っていることは、軽率に始めるのがいい。
「やりませんか」と言われたら、軽率にのっかるのがいい。
「行きませんか」と言われたら、軽率に行っちゃおう。
※この記事はnoteのみんな Advent Calendar 2023 10日目の記事です。
その1. 公開収録
こんな駆け出しの聴いてくれている人がそこまで多いわけでもないのに、公開収録をやるなんて。どんな分際で?? とビクビクしていたわたし。
よくよく聞いたら、提案してきたのんちゃんは「初のゲスト回で対面収録する場所がない。せっかくスタジオを借りるなら、来たいひとには聴きにきてもらおう」くらいのテンションだったらしい。どうりで、リラックスしていたはずだよ。
ふたを開けたら、なんと何人もの方が聴きに来てくれて、初めて知り合い以外で「でこぽんを聴いている」人類に遭遇することができた。感激の1日。
せっかくなので、予約の概要、当日の様子、次回への反省点を以下の記事にまとめてある。チェケラしてください。
その2. 居酒屋の1日店長
今年の抱負で「居酒屋をやりたい」と語っていたのが、あれよあれよという間に現実のものになった。行動力の塊、のんちゃんのおかげで。
わたしたちが1日限定の居酒屋として借りた高円寺の三角地帯は、立地も設備も雰囲気も最高で、レンタルもできる。
交差点に面したガラス張りの店内、目の前にはカクヤス、キッチン設備も充実、お皿もたくさんある。机や椅子の配置で、いろんなフォーメーションが組めるので、ちょっとしたイベントには本当におすすめです。
当日は、でこぽんリスナーのみなさん、ご無沙汰していた元同僚、仕事仲間、実の父親、とあらゆる属性のひとが来てくれた。初対面のひとたち同士も杯を交わして、談笑している様子は、この世の幸福を凝縮した感じで、最高に楽しかった。
お手伝いをしてくれた、ドングリFMの鳴海さん(ドングリハイボールが売れに売れた)、いきぬき給湯室のかねともさん・仙田さん、ほっとテックの941さん。
ほとんどnote社員! ありがとうございました! 当日の様子も記事にまとめています。
一部の知り合いは、私が飲食店を開業したと思っているようですが、一夜限りです。また来年、なにかやるときは、遊びに来てね。
その3. 池袋のキッチンカーで公開収録
なにを言っているかわからないかもしれないが、なぜかキッチンカーでPodcastの収録をした。最初は恥ずかしいけれど、意外と個室感があって、だんだんリラックスできることが分かった。
居酒屋でこぽんへ遊びに来てくれたUTATA社(キッチンカー・KUKUTANAも運営)の方が、出演しないかと声をかけてくれたのがキッカケ。動くと色んな連鎖反応が起きる。
ここにも、何年ぶりか覚えていないくらい久しぶりの友人知人も来てくれて、収録後の解放感から、たくさんお酒を飲んだ。ペルーのお酒・ピスコサワーが美味しかった!
即レポート記事も書いておいた、あの時の自分を褒めたい。
その4. オリジナルグッズ販売開始
せっかく居酒屋もやるし〜とグッズ用のロゴを、スーパーグラフィックデザイナー・竹プロさんに作っていただいた。これものんちゃん主導案件。仕事ができすぎる。
居酒屋では限定の刺繍バージョンを販売して、プリント版はSUZURIで販売中。
SUZURIで販売まで始めたら、もう一丁前のPodcasterと言えるでしょう。ありがとうございます。
その5. 聴いてくれるひとが増えた!
年末恒例、Spotifyまとめ。でこぽんのSNS担当を自称しているくせに、送られてきたことに気づくのが遅れて、みんなが報告する波に完全に乗り遅れてしまった。
ゆるやかに毎週配信を目指しているものの、去年はしれっと2回くらいスキップしてしまった週もあった。でも、今年は毎週配信できた気がする。小さな達成感。
2人の予定がなかなか合わなくて、キャンプから帰って疲れ切った日も、子どもと寝落ちしかけて復活した日も、飲み会を途中で切りあげて必死で水を飲んでから収録した日もあった。
ゆるっとやろうと言いながら、意外とストイック! そんな頑張りが報われた気がする。
でこぽんFMに出会って、聴いてくださった皆々様。ありがとうございます!いつもXで感想ポストをしてくれる皆さんのアイコンやお名前、覚えがち。これがアイドルの気持ちか。ありがとうございます!!
お便りを送ってくださる方、神? みなさんの貴重な時間を割いてくださって、ありがとうございます!!!!
突然ですが、もう100回ちかく配信してんのかよ、どれを聴いたらいいんだよ、というあなたにおすすめしたい私の個人的なお気に入り回2023。
めずらしく有益、この収録をしてから揚げ物をやるようになった
じつは思想がマッチョと言われがちな我らのゆるふわトーク
おまけ. Podcast配信者におすすめしたいnoteの使い方
noteはSpotify for Podcasters(旧Anchor)に対応していないから、配信音源を個別にアップロードしないといけない。それが地味に手間ではあるのだが、でこぽんFMにとっては公式サイト代わりだ。
いろんな記事をポチッとボタンひとつでまとめられるのが最高に便利なので、おすすめ。
プロフィールページへ、各地に散らばる公式アカウントをまとめる
聴いてくれたみなさんの感想をまとめる
Xにポストしてくれるだけでも嬉しいのに、noteも書いてくれた神々の記録。
配信で話したことの関連記事をまとめる
配信を聴いて、もう少し詳しく知りたいなと思ってくれたひとに、noteの関連記事を紹介しているマガジン。
イベントレポートや配信裏話をまとめる
配信している我々の個人noteで書いた記事、イベント告知やレポート記事をまとめるマガジン。
創作は自分のものを増やす行為
Podcastを始めてから「自分が作った世界だ」と思えるものがちょっとずつ増えていく感覚が嬉しくて、楽しくて。フットワーク軽く一緒にPodcastを始めてくれて、毎回編集もして、あれやろうこれやろうと提案してくれる相方ののんちゃん。とてつもなく感謝しています。
「仕事じゃないからね、これ」を合言葉に、心地いいことだけをやる感覚を大切に、来年もどんな変化が起きるのか楽しみに続けていきたい。
わたしが働いているnoteで、みんなが北極星みたいに大事にしているミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」。創作っていうと、大作を仕上げないといけないハードルの高さを感じるけど、そういうことじゃないんだよね。
「消費は他人のもの、創作は自分のもの」
よくnote代表の加藤さんが話すこのセリフが大好きだ。
わたしの憧れのひと、好きなひとは、みんな自分で何かを創作している。わたしも、その末席に名を連ねられた気がする。そんな1年だった。
来年はどんなことが起きるのか、第三の居場所を大切に育てていきたい。
noteの他のみんなの記事もよろしくね。