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読書記録4.6 -ちがうものを観察しよう-『7つのステップでスマホを手放す 退屈すれば脳はひらめく』マヌーシュ・ゾモロディ

こんにちは、だるまです。
今週も終わりですね。要約版もあと2回です。

前回はこちら。孤独の大切さを述べました。

それでは早速本題です。今回は2Days。

Day6 いつもとは違うものを観察しよう

要約:子どもは特に、スマホとの付き合い方を考えよう

スマホが子どもに与える影響

だるまは幸い、高校生で初めてスマホを持ちました。

しかし今の子どもたちは、生まれたときからスマホなどデジタル機器に囲まれています。2015年あたりを境に、世代が違うのではないかと思っている次第です。

結果は仮の段階ですが、SNSに深く関わり同時にいくつもの活動をしている子どもは他人に対する共感性が低かったそうです。

マインドワンダリングがもたらす未来へと向かう思考が、テクノロジーによって邪魔されるかもしれません。子どもたちの未来のために、デジタルメディアをうまく利用する方法はあるのでしょうか。

スティーブ・ジョブズがわが子にiPadを使わせなかったのは有名な話です。
他の著名人も、子どもに対して利用を制限していることを聞くと複雑な気持ちになります。

賢いスマホの使い方

ゲームが子どもの成長に役立つ例も紹介されています。

マインクラフトというゲームをご存知でしょうか。恥ずかしながらだるまは初めて知りました。

レゴのようなブロックを立てたり壊したりして自分だけのデジタル世界をつくることができるゲームです。

マインククラフトを教材に子どもたちの考える力を養うプログラムは、世界40か国以上7000近い教室で導入されています。学力を伸ばすかどうかは証明されていませんが、テクノロジーのメリットが凝縮されています。
無限の想像力が掻き立てられ、容易に実験ができ、協力し合うことでチームワークが育まれるのです。

このように、テクノロジーを賢く自分の成長に使えれば、本書の目標は達成されるのではないでしょうか。

Lesson6 ありのままの詳細を観察する

子どもがテクノロジーに夢中になるのは、刺激的なものに何でも夢中になる子どもの性質が関係しています。

子どもには顔を挙げて、周りで起きていることに目を向けてほしいです。

それならばお手本を見せるのは大人の役割です。
やるべきことはごく簡単です。

どこか公共の場にいって、しばらくそこで過ごすこと。

5日間のレッスンをこなしてくださった方がいれば、このレッスンを楽しめると思います。

デジタル画面に見入っていたら気づかないことを一つだけ観察してみてください。

そして、さらにステップアップできる方はそれを紙にメモすること。
だるまは何でもノートに、耳にはさんで面白かったことや気づきをまとめています。なんだか頭がすっきりして、生きやすくなったといったら過言でしょうか。

Day7 プログラムメニューまとめ

7日目はいままでのまとめです。ここではLesson7だけ紹介します。

この一週間で自分のスマホ使用を認識し、テクノロジーを意識的に使う様に成長し、写真を撮ることをやめ、デジタル画面よりも人生について考えるようになりました。

その成果をあわせて心から退屈し、創造性、発見、勇気を見つけましょう。

1.あなたの人生で戸惑っていること、避けていること、考えるのが恐ろしいことを思い浮かべる。考えようとするたびスマホに逃げてしまう問題が何かしっかり自覚すること。
2.30分間、注意散漫になるものが一切ない状態を確保する。スマホ、PCなどすべてのデジタル機器をしまう。
水を入れた鍋をコンロにかけ、沸騰するのを眺める。
3.終えたらすぐに、気を失うくらい退屈したまま、ペンとメモを手にして座り、浮かび上がった課題を解決する作業に心を注ぐ。
とにかく新しいアイデアを生み出し、それを紙に表現すること。その計画をどうやって実行するかはまだ考えなくて大丈夫。いずれその時が来るから。ここではとにかく自分が抱える問題について、退屈の力を利用して解決法を解き放つことに集中する。

最後のレッスンは以上です。

7日間お疲れ様でした。明日はエピローグです。

今日もいいスマホライフをお過ごしください。

かしこ


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