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幸せにしている実感はありますか?

MORIYAの店長というアカウントを運営している花屋経営者兼花クリエイターです。

クリエイター活動をしていると、自分のクリエイティブ(情報発信や動画作品)が視聴者の皆様にどのような体験をもたらしているのかについて考えることが多いです。

今日は、情報を発信するクリエイターとしてはもちろん、実は本業においても同じだよなという自分の気づきをnoteに記していきたいと思います。

プロポーズという一生に一度の贈り物

MORIYAはプロポーズを専門にしたフラワーギフト専門店です。今は、イベントやアパレル様や化粧品メーカー様のポップアップ花装飾に、パフォーマンスなども承っておりますが、今でもプロポーズを主軸にしています。

プロポーズは一生に一度の大勝負と言える、人生の記憶の中でも特別な瞬間です。その愛を伝える瞬間に一番最初に目に飛び込んでくるのが花束です。プロポーズの言葉に重みと真心を乗せ、心に直接伝わる愛の告白の瞬間が感動的なものになるために、重要な象徴であり、武器でもあり、後ろから勇気をもって支えてくれる存在でもあります。

その日は、その瞬間は、日々の実生活から解き放たれて、多くの人が夢見た物語の主人公になり、幸せで包まれて、思わず笑顔が止まらない日になりそう。そして、明日からの日々が無敵状態になったように感じられて、ふと空を見上げたらいつもの青空がもっと鮮やかに見えたりして。

そういう瞬間は、お二人の絆を土台にしてプロポーズの瞬間を盛り上げるものですが、お花はそのシーンをより豊かに彩る役割を担っています。それだけのメッセージ性がお花には込められていて、それこそがお花の力なのです。

憧れの連鎖

MORIYAがSNSで発信しているコンテンツは、【憧れ】です。【憧れ】のプロポーズの瞬間をイメージしてもらい、いつか私も欲しい。もらったことがある人はその瞬間を思い出し、プロポーズにお花がなかった人はもらいたかったと、視聴者の方の経験則からそれぞれの憧れを共感として想起されます。人によっては、お花は必要ないとおっしゃる方もいるかもしれませんが、それでも多くの方には憧れに共感をしていただき、お愉しみいただいているからこそ、今時点で総フォロワーが48万人を越えているのだと思います。

クリエイティブが一致すると最強のコラボレーションが生まれる

SNSで発信しているクリエイティブが自分の事業と直結する形で多くの方に共感(バズ)をしてもらえるようになると、多くの方に商品やサービスを利用していただけるようになり、だからこそ、SNSでのクリエイティブもサンプル数が多くなることによってより良くなっていきます。そうして相互作用的に、最強のコラボレーションの効果が生み出されていきます。

それは、ただお花屋さんやからSNSと相性が良いんじゃないの?私の商売では無理なんじゃない?と思った方もいらっしゃると思います。

そう思った方は、それは全くの勘違いだと心に刻みこんでください。MORIYAがTikTokを始めてもうすぐ3年が経とうとしています。所が、MORIYA以外で1万人を越えるお花屋さんのアカウントは今時点で存在していません。

誰かを誰よりも幸せにするという覚悟と行動

理想的なことばかり書きましたが、もちろん今のMORIYAの好循環は簡単に出来上がったものではありません。

➀感動を起こすクオリティの花束(品質と状態)
➁共感を起こすSNSの理解と工夫

この2つがどちらも高いレベルで維持され、交わる必要があります。
どちらか1つだけならいけるかもしれませんが、どちらもを常に維持し続けることは、難易度としては決して高くはありませんが、腹筋を10回続けるのと100回続ける違いのように、延々と続けることは飛躍的に難しくなります。

プロポーズに関わらず、人生の大切な機会に携わる仕事では、1つの間違いも許されません。なぜならば、お客様にとっては人生に一回の瞬間だからです。その瞬間にご一緒させていただける感謝と、覚悟と責任を持って、お花を通じて誰よりも幸せな瞬間を日本中、世界中でサポートできるような職人になりたい。そのように思っています。


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