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思考力を鍛えるために実践すべきこと

社会人として会社で働いていると、

「よく考えて行動しろ」

「もっと自分で考えてみなさい」

と言われることがあります。

そのように言われても、

「考えるってなんだろう?」

とふと悩むこともありました。

自分自身で考えるということをあまりしてこなかったツケがここになってきたかー、という感じなのですが

そうも言ってられないので、思考力を鍛えるために色々調べながら

最近実践している内容について紹介していきます。

今何を考えているかを自覚する

人は案外頭の中では色々思考を巡らせているものです。

そりゃ将棋の羽生さんのように何手も先を思考するほどではないにしろ

何かしらぼんやり頭の中で言葉は浮かんでいるものです。

なので、まず思考力を鍛えるための第一歩としては

今何を考えているのか、を自覚することです。

例えば野球の練習で素振りを100本やるにしても

何も考えずにやるのと、

ピッチャーの球がここにきた場合の素振りをする、と目標を決めてやるのとでは、成果に大きな違いが出てきます。

これから思考をしようという時にも、この目的意識を持つのと持たないとでは大きく差が出てくるので

まずは自分が何について、どんなことを考えているのか、ということを俯瞰して自覚する癖をつけていきましょう。

テーマを決めて10分メモ書き

自分の中で何を考えているのか、ということを自覚できるようになったら次のステップです。

それは書くことです。

「思考は頭の中で考えることじゃないの?」

と思われる方もいるかと思いますが、思ったり考えたりすることは、何かにアウトプットして初めて形になります。

その一つの手段として、まずは書きましょう

実際に考えていることを紙に書き出すだけでも、

自分がどれだけ思考できているのかが把握できますし

書き出すことで自分自身の考えていることを整理することができます。

なので、トレーニング方法としては

1分間で一つのテーマについて考えたことを紙に書き出す✖️10回=10分

これを毎日やりましょう。

実際にこれは私が1年以上前からやっていたことなのですが、これをやるだけで思考力も上がり、判断力も上がり、コミュニケーションの場においても言葉がすらすらと出てきたり、といろんなメリットを感じることができました。

書くという行為は侮ることなかれ、です。

考えたことを15秒で話す。

アウトプットの方法は書くことだけではありません。

次のステップとしては話すことをしていきましょう。

思考のスピードと話すテンポは比例していきます。

頭の回転が速い人ほど早口になる傾向があります。

それだけ話すことと考えることは密接な関係にあります。

とはいえ「では考えたことを30分スピーチしてください」と言われても

多くの人は30分も話し続けるのはきついと思います。

なので、まずは考えたことを15秒で説明する

ここからやっていきましょう。

最初はこれだけでも、時間が足りずにオーバーしてしまったり

逆に何を話せば良いんだっけ?となってしまうかもしれません。

なのでまずはこの15秒アウトプットに慣れていって、徐々に回数と時間を長くしていくことで思考することに慣れるようにしていきましょう

1分でも良いので思考する習慣をつける

では上記のトレーニングを1日30分程度やればそれで良いのか?

もちろん効果はありますが、それだけでは思考力を鍛えることの効果はあまり出てこないです。

なので、トレーニング以外の場面でも何かしら考えていることを自覚しつつ、まずは1分間だけでも考える習慣をつけていきましょう。

そうすることで思考力の基礎体力がついてきます。

仕事における考え方のコツ

最後に、仕事において考えるということをするにあたってのコツについてです。

仕事の場面において自分自身で考えなければいけないことが発生した時のコツは以下のような観点で考えて見ましょう。

〇〇ならどうするか

この〇〇にはいろんな人を当てはめてみましょう。

まずは「自分」ならどうするか。

「上司」ならどうするか。

「お客様」ならどうするか。

このようにいろんな人の立場になって考えてみることで、いろんな観点が見えてきて、思考力の幅も広がります。

「何から考えれば良いのかわからない」

となった時もこの観点に立ち戻って考えていくと、きっと答えが見つかるかと思います。

思考力を鍛えるためにオススメの本

今回参考にしたのは以下の本です。

いづれも読みやすく、実践して2週間くらいには明らかな効果が実感できるので、これらの本はオススメです。



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