[内向型]雑談の対応 〜初対面の人編
内向型エンジニア代表を名乗っていますが、元々とんでもないくらいの内向的かつ気が弱いので人前で話そうものならパニックになって全然うまく話がまとまらないことなんて日常茶飯事でした。
そんな自分が嫌なので余計に喋ららなくなっていたのですが、社会人になって少しずつ変わっていき、内向的な部分は変わらないままですが、ある程度人と会話できるようにはなってきました。
今日はその中でも「雑談」というテーマかつ初対面の人との会話、について書いていきます。
結論:相手に興味を持つ
まず、マインドの面について
「相手に興味を持つ」というのが一番重要です。
好きでもない、興味もないことに人は時間を裂こうという気になりませんよね。
ですが人それぞれ好き嫌いはあります。
それは自然なことですし、嫌いなことを無理やり好きになる、ということはそれだけでストレスになります。
ですが、興味を持つということは後天的にできることなんです。
相手に対して興味を持つことができれば、気になる点が出てきますし会話に深みも出てくるので、初対面の人でも自然と会話ができるようになります。
では次から具体的なポイントについて解説していきます。
無理な笑顔は必要ない
内向的な人は人に嫌われたくない、という感情が強い人が多いと思います。
なので、特に初対面の人と話すときには
「笑顔でいなきゃ」
「第一印象はよくしておかなきゃ」
と思い、無理に笑顔でい続けて、会話が終わった後にどっと疲れる、なんてことを経験した人はいるのではないでしょうか?
安心してください。
無理に笑顔でいる必要は全くありません。
確かにいろんな研究で第一印象が大事だ!なんてのは語られていますが、私の経験上第一印象=笑顔ではありません。
どれだけいい印象を持ったか、だけなのでその一つとして表情があるだけです。
常に笑顔でいなくとも、会話の中で自分に興味を持ってくれたり、楽しそうに話してくれる人であれば印象はいいはずです。
要は中身です。
逆に無理して作る笑顔は結構相手にバレてます。。。
自分も最近気付いたのですが、人と会話している自分をふと鏡で見る機会があって、めっちゃ引きつった顔で笑っていました。
無理な笑顔ってバレるんですよ。
なので、相手との会話にフォーカスして「表情を作らなきゃ」という考えは捨てましょう。
無理して笑顔でいなくても、絶対に大丈夫です。
名前をくどいくらいに呼ぶ
相手に良い印象を与えるコツとして、相手の名前を呼ぶというのがあります。
「へー、〇〇さんはバスケが好きなんですね」
「え、〇〇さんってどこに住んでるんですか?」
とか何気ない反復や質問にもくどいくらいに相手の名前を呼びましょう。
心理的に人は自分の名前を呼ばれると親近感を持つので、これでもかというくらいに呼びましょう。
実際に過去にあったコミュニケーション能力の高い人は、相手の名前をしっかりと会話の中で読んでいるので効果は高いと思います。
自己開示は少しずつ
よく相手に理解してもらうようになるには、自分から自己開示をしましょう!と本に書いてあったりします。
ですが、この自己開示もコツがあって何でもかんでも自己開示していけば良いというものでもありません。
例えばあなたの目の前にこんな人が現れたとしましょう。
「私は企業家の家庭に生まれて、小さい頃から何一つ不自由なく裕福な生活をしていました。なんでも欲しいものは手に入れてきましたし、ほら、みてください私の時計、これだけでも一般の車は買える値段なんですよ。もちろん車はベンツです。今は私も企業して投資の世界に身を置いて年商5億稼いでいます。よかったら仲良くなりましょう!」
なりませんよね(笑)
自分だったら、ウゼーなって思って2度とその人には近付かないですね。。
これは極端な例ですが、自己開示はいきなりしすぎてもダメなんです。
カードゲームで切り札を出すかのように、一枚一枚じっくりかけて開示していくんです。
一枚こちらが開示して、相手も食らいついてきたらしばらくはその話題で話をして、相手が何か自己開示をするのか、さらにもう一枚自分からカードを出すのか、こんな駆け引きもコミュニケーションの面白いところです。
自己開示は1枚ずつ。順に出していきましょう。
同調よりも違いについて食らいつく
多くのコミュニケーション本をみてみると、相手に同調すると親近感がわく、みたいなことが書いてあります。
私も過去実践していましたが、確かに同じ部分があるときはめっちゃ効きますが、そうでない時は同調できるものをひたすら探しにいくという辛いコミュニケーションを強いられてしまいます。
例えば自分がエヴァンゲリオンを好きだったとして、相手が必ずそれを好きなわけではないですよね。
相手は洋画が好きだけど、自分はほとんど興味がない、ってこともよくありますよね。
そんな時は相手との違いに目を向けましょう。
「え、洋画が好きなの?私は全然みないのでわからないんですけど、何が今上映されているんですか?それってどういうストーリーなんですか?誰が出てるんですか?どんな顔?洋画の面白いところってどこ?邦画にはない魅力って?」
などなど違っていることに興味を持って聞いていく。
これをすることで会話は結構弾みます。
人は基本的に自分とは異なります。
異なっている部分の方が多いのが当たり前なので、基本は違っていることに対して、なぜそこが違うのか、この人はなぜそこ興味があるのかなど相手のことを知りたい、という姿勢で会話していきましょう。
まとめですが、ここまで書いたことは内向的であっても絶対にできないことはないはずです。
例えば今から100mを3秒で走れ!とかどう頑張っても無理や!ということではないと思います。
いきなりいろんなことはできないので、少しずつ意識して、できるようになったらまた次のステップ、という風に徐々にできるようになっていけば、内向的であってもコミュニケーションに困ることは徐々になくなっていくはずです。
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