🐴🎀のんびりや同士の手合わせ。吾妻郡特産の花豆を煮る
花豆はご存知ですか?
湯畑のデッキにあるベンチの形、あれです。
……って、わかりずらいわ‼️
(約2000文字)
花豆とは
草津町を含む、吾妻郡の特産品。
正式名称は「ベニバナインゲン」
直径約3cmと大きく、紫と黒のまだら模様が特徴です。
冷涼な地域でしか実がつかず、日本では北海道や群馬県、長野県の高地などで栽培されています。
吾妻郡においでの際は、ぜひ食べてみてほしいです。
ほっくりとおいしいんです。
草津町には、花豆を使ったお菓子やお料理を提供しているお店がありますよ♪
記事の最後にリンクを貼っておきました。
まだら模様との出会い
乾燥した花豆が売られていました。
200円、安い❗️……と思って手にとったら、2000円の間違い。
どひぇーーー😱
慌てて棚に戻しました。
どうやら花豆は希少性が高く高価な豆のようです。
500グラムなので、量はたっぷり入っていますが。
う〜ん、花豆、気になるけど……
高いしな〜。うまく煮れるかわかんないし。
料理はわりと苦手な私。豆を煮たことは数える程しかありません。
でも、煮てみたい……
ふつふつと湧きあがる花豆への執着。
草津町民たるもの
この手で花豆を煮てみたーーーい!🔥
踵(きびす)を返して売店に戻り、清水の舞台から飛び降りるつもりで買いました!
私が買った花豆は、草津町のおとなりの地域、六合(くに)産です。
チャツボミゴケ公園の売店で売られていました。
こいつが手強かった!
1、まず戻し方
はじめに見たレシピが、「たっぷりの水に浸けて一晩おく」
でしたし、ふつう、乾燥した豆を戻す時って一晩浸ければ十分ですよね?
なんとなく他のレシピも見てみたら、
「花豆の吸水は最低でも丸1日(24時間)以上、豆の乾燥状態によっては2日〜3日かかるといわれています」と。
……なんだと⁉️
そんなに時間かかんのかぇ?
こっちにもスケジュールってもんがあるのによ。
しょうがない。とりあえず24時間は浸けてみよーじゃねーか。
これで250グラムです。
乾燥しきった花豆は、ボウルに出すとシャリシャリシャリーンと、おはじきのような音がしました。
カッチカチやぞ!
↓
ふっくらと、二回り程大きくなりました。
でも、まだらしい。
十分に戻った目安としては、
豆が水に沈む
表面のシワが伸びきる
豆がパンパンにふくらんでいる
豆を押してみてへこむ感じがあると、中の「実」はまだ吸水しきってないらしい。
えーん😢
東京から家族が遊びにくるから、今晩煮ちゃいたかったのに。
しょうがない、乗りかかった船だ。
もう1日浸けよう。
↓
さらにふっくらしました。
すっかり水に沈む。OK👌
2、ゆでこぼし
アクを抜くためにゆでこぼします。
かなりアクが出るので4回くらいやりました。
ここでポイントがひとつ。
花豆を熱々の状態でザルにあげてしまうと、せっかくのふっくらボディにシワがよってしまいます。
鍋に流水を注ぎつつ、煮汁(にじる)を捨てていきました。
この作業が重い!
煮汁が冷めるまで待ってもいいって書いてあったけど、
いくらゾウガメアスカでもそこまでのんきではないわ!
3、煮る
時間はレシピによって違うけど、
とにかく花豆がやわらかくなるまで煮ます。
この工程がまた長かった😮💨
私はたぶん、1時間半近く煮たような?
煮汁は常に豆にかぶるくらいをキープ。
うっかり顔を出しているやつがいたのか、豆によってはやや硬さの残るものがでちゃいました。
4、砂糖を加え、さらに煮る
味付けは豆が完全にやわらかくなってから⚠️
砂糖を一気に加えると、豆が硬くなるそうです。
2~3回に分けて加えましょう。
塩か醤油も少々。
5、冷ます
火を止めて、そのまま冷まして味を含ませて完成!
煮汁ごと冷蔵庫で5日間ほど保存可能。
たしかに、2日目くらいのほうが味がしみてておいしいです。
ほぇ〜😅
花豆は、のんびりやのための食材ですね。
包んでみた
以前作った、あんこのおやきがおいしかったので、今度は具材に花豆を入れてみました。
花豆がでかいので食べ応えあり。
遊びにきた家族の朝食に出したので、写真を撮り忘れてしまいました。
また別の日には、フライパンでてきと〜に焼いたちぎりパンの中に。
どこかのレシピに、「煮汁は豆乳に加えるとおいしい」と書いてありました。
おいしかったです!
さらにココアも加えて、花豆を入れたりなんかして飲みました。
関連リンク
🔹花豆について、特に参考にさせて頂いたページはこちら↓
このページに、「花豆を上手に煮えたら一人前」ということが書かれていました。
寒冷地に棲むのんびりやとして、ワタクシまだまだ半人前ですな。
精進いたします!
🔹草津温泉で花豆のお菓子といえば、菓匠清月堂 花いんげん↓
https://www.instagram.com/hanaingen_seigetsudou/
🔹花豆をトッピングできる、カレーのお店 ノイエポスト・ダイニング↓
🫘最後までごらん頂きありがとうございました🫘