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#41 関係を深めたい人は「ランチ」に誘う『後悔しない社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!

part① 絶対に心得ておきたい6ヶ条   # 1 ~ # 8
Part② 基本のスキル・知識を身につける # 9 ~ #19
part③ 求められる人材になる      #20 ~ #31
part④ 人間関係を築く         #32 ~ 
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part⑤ ・・・
part⑥ ・・・

『後悔しない社会人1年目の働き方』

■ランチタイムを活用

仕事上で知り合った人にしても、プライベートで出会った人にしても、「この人のことをもっと深く知りたい」「この人としっかりつながっておきたい」と思ったら、「ランチ」に誘うことをおすすめします。私自身、日々いろいろな人とランチをご一緒しています。いきなり「今度、飲みに行きましょう」では、抵抗感を覚える人も少なくありません。その点、ランチは誰でもとるものですし、「昼の1時間」であれば大して時間を割く必要もなく、比較的気軽に応じてもらえるものです。

「もっとお話ししたいので、近々ランチでもご一緒しませんか」と軽く振ってみましょう。前向きな反応が返ってきたら、さっそく候補日程を挙げて誘ってみてください。その人のお仕事事情を聞いてみて、忙しくない時期や曜日などを選びましょう。月末などは避けたほうが無難です。

あるいは、「○日に御社の近くに行く予定があるのですが、よろしければランチをご一緒にいかがですか?」と投げかけるのも手です。「わざわざこちらに来てくれるのか」ではなく、「ついでなんだな」と思ってもらえれば、相手の気持ちに負担をかけることもありません。

なお、クライアント企業の社長や担当者でも、もっとリレーションを深めたいと思うなら、思い切ってランチに誘ってみてください。新人だからといって臆することはありません。11時頃に面談のアポイントを取り、「よろしければ、その後にランチをご一緒させていただけませんか」、あるいは商談後に「これからランチでもいかがですか」などと声をかけるのなら誘いやすいでしょう。

■ランチタイムを有効活用するためのお店の選び方

「この人との縁を大切したい」と思う相手をランチに誘うからには、お互いに心地いい、充実した時間を過ごしたいものです。そのためには次のような条件に当てはまるお店を選ぶといいでしょう。 

●長い時間、滞在できる
ランチタイムに混むお店だと、「早く席を空けなくては」というプレッシャーがかかるもの。話が盛り上がった場合も、時間を気にせず長くいられることは必須条件。

●メインの後、デザートやコーヒーが出る
メインの食事を終えた後、しばらくゆっくり会話に集中できる時間を持てることも大切。デザート、コーヒー、お茶などが出るセットメニューがあるのが理想的。

●個室・半個室がある
周囲を気にせず、本音で話せるのは個室。1対1の空間では気持ちの距離も縮まり、親密さが増します。個室タイプの居酒屋のランチを利用してもいいかもしれません。

●リーズナブルな価格
自分がごちそうする場合も、相手にごちそうしてもらうことになった場合も、負担にならない金額であること。一般的には、誘った自分が払うのが望ましいですが、新人のうちはごちそうしてもらえることも多いはず。その場合は「今度は私がごちそうします」と、次のアポイントにつなげましょう。

上記に当てはまるようなお店を、お互いに足を運びやすいターミナル駅付近でいくつかピックアップしておくといいでしょう。

これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。

また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。


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