#44 がんばっても成果が挙がらないときには『後悔しない社会人1年目の働き方』
こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!
本日から『壁を乗り越える』のパートです。
■小さな「グッド・プラクティス」に注目する
まだまだ勉強中の新人とはいえ、仕事で成果が挙がらないと焦りを感じますよね。とくに成果が数字ではっきり示される営業職の場合、同期が「大口受注をした」「目標数字を達成した」なんて聞くと、よけいにプレッシャーがかかることでしょう。
それでも、いくらがんばっても「数字」としての成果につながらないこともあります。そんなときは、「がんばるだけムダ」なんて投げやりな気分にならないで、自分の「誉めどころ」を見つけましょう。
数字の成果ではなく「グッド・プラクティス」に注目するのです。これは「優れた取り組み、行動」のこと。また、それによって得られた成果のこと。
営業職であれば、次のようなものです。
●お客様に提供した情報が「役に立った」と喜ばれた
●自己PRツールの書き方を工夫したら、反響を得られた
●お客様から「熱心だね」と誉められた
●お客様からお礼のメールが届いた
●お客様から、新規のお客様を紹介してもらった
●金額は大きくないが、過去に例がないような案件を受注した
事務系職種であれば、
「ちょっとした工夫で業務を効率化した」
「作成した文書が『見やすい』と誉められた」
「組織内のムードメーキングに貢献した」
といったことも当てはまるでしょう。
こうした小さな「グッド・プラクティス」を積み上げていくことが、自分を信じる力となり、必ず「目に見える成果」につながっていきます。
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これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。
また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。
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