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簡単、とんこつ雑炊

 本棚を整理したら、約30年前に購入したたべもの歴史に関する本を見つけた。

たべもの日本史総覧の表紙 1993年1月7日発行

 食品会社に就職した時に、食品のことを1から勉強するために買った本だ。
穀類、野菜類、果物・菓子類、魚介類、肉類、飲料、調味料の由来などが大学教授や研究家により書かれている。

 新人の頃はバイブルのようにこの本から色々と教えてもらったな〜
片付けるのを忘れ、しばらく読み込んでしまった・・・・・・

 気がついたら、お昼。簡単に済ませるために昨晩の残り物を使って、とんこつ風の雑炊(おじや)を作ってみた。とんこつ鍋の〆のようなイメージだ。

材料は、シンプル。冷飯とイトーヨーカドーで購入した醤油とんこつのラーメンスープのみ。昨晩のおかずの唐揚げが残っていたので、細かくカットして具材とした。

①鍋に250ccの水を入れて、醤油とんこつのラーメンスープを加える。本来は300ccのお湯に溶かすように書かれていたが、とんこつ鍋の残り汁のようなイメージで水の量を少し減らした(笑)

②火をつけてスープが温まったら、冷飯を投入。弱火で数分煮詰めたら、卵 2個を溶いて軽くかき混ぜるだけ。

③最後にお好みでラー油をかけて、完成。

 和風だしの素で作ることはあるが、とんこつスープの素を使えば、簡単にとんこつ風ができる。美味しかったです!!ご馳走様でした🙏

 話が戻るが、「たべもの日本史総覧」に「めし・かゆ」という項目があるので、その中から一部抜粋して紹介しよう。

米の食べ方の歴史
 穂を火であぶった素朴な焼き米から始まったという説もある。その後、器に入れて湯で煮る食べ方と、煮ないで湯気で蒸す食べ方とかが開発され、一般に前者が「かゆ」、後者が「いい」と呼びわけられていたらしい。

たべもの日本史総覧

 現在では、米粒を比較的かために炊いた場合を「めし」、水分が多くてやわらかく煮た場合を「かゆ」としているらしい。では、雑炊とおじやとおかゆの違いは何だろう🤔

 これによると、

雑炊は、ご飯を水洗いしてぬめりとってから、出汁や具材と一緒に煮込む。
おじやは、炊いたご飯を水洗いせずに出汁や具材と一緒に煮込む。
おかゆは、生のお米を水の分量を多くしてやわらかく炊く。

DELISH KITCHENサイトより抜粋

ということだ。

そうすると私がつけたタイトルは間違ってる〜〜??
作り方からすると雑炊ではなく、おじやだな!!
勉強になるな〜〜

タイトルは、「簡単、とんこつ雑炊」ではなく、「簡単、とんこつおじや」に改めま〜す。どっちにしても、美味しかったので満足です😆

のびのびFIRE日記DAY30

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