森人 陽 ◆ZPJ5/.UMSc

名前をツイに合わせました! #小説 外星通訳一族 ”AKIMOTO”を投稿しております…

森人 陽 ◆ZPJ5/.UMSc

名前をツイに合わせました! #小説 外星通訳一族 ”AKIMOTO”を投稿しております。 メルアド moribito.you@gmail.com

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  • 外星通訳一族 ”AKIMOTO” 全作品一覧

    ファンタジーも好きだが、SFはもっと好きなんだ! だから、S(cience)F(iction)小説が書きたかったんだ! 読み返したらS(少し)F(不思議な奴らの)小説になっててちくしょう!(鮭おにぎり感) 「私が書いてて楽しい小説」がコンセプトになっております。 だけど、そんな小説が「面白い!」と思っていただける方々がいるならば!ぜひ読んでいただき味わって頂きたいのです! 「存分にかみ砕いて、飲み干すように読み給え!これが私の熱量(カロリー)じゃけぇ!」 なお、仕様の関係上1話は『来日編』に入っているものと一部題名は違いますが、同じものです。

  • ”AKIMOTO”外伝シリーズ

    外星通訳一族、”AKIMOTO”の外伝作品をまとめています。 ココにあるのは本編につながる物やスピンオフ!読まなくても本編にはあまり絡まないかもしれませんが……世界観を広める作品です。現在は『サラン』の物語をまとめています。 彼女がここに来た方法と意味、そしてここに来るまでの発見と感情は、ココにあります。

  • クリスマス記念!!『外星通訳一族現状報告』!!!

    待たせたな!!! 『今までのを全部読めるようにして!!』の要望に応える時が来た!!『現在ある本編23話全てを乗せた最強のお得マガジン!』 『外星通訳一族現状報告』!! ついにリリース!!!

  • ”AKIMOTO”マガジン第1集目『来日編』

    『外星通訳一族、”AKIMOTO”』の2話から5話まで! 「ウルスの星より来る姫」、「秋元家の興り」、「大仕事」、物語の『始まり』を詰めました!我らの物語と3代目の仕事はこれより始まる!手始めに、姫を迎えるのだ!! 1話目は『全集』と私のホーム画面から無料で読めます!そこから読んで、どうぞ!!

  • ”AKIMOTO”第2集目『遭遇編』

    「変わったものを、見つけた!」ウルスの若者が見つけた何かの破片。そこから始まる新たな出会い。でも、どうやら相手はちょっと地球人とは違ったみたいです。宇宙の民が、地球人を引っ張りまわす!6話から10話!『遭遇編』!ご期待ください。

最近の記事

外星通訳一族、”AKIMOTO”24

     『塩を8.486587928……あ、これ単位が違うやつね。』  ———初代通訳官の妻、秋元 結がウルス料理を再現した時の現象——— ——————地球 秋元家 「……首長め、あえて和久を困らせたな。」  郷治はウルスとボル、そして通訳の和久、3種族の講話を【聴いて】いた。首長を注視して。    ボルへの対応を、ウルス側は決めていた。  だがそれの成否を一度『和久に問うた』。 秋元家が自分たちにとって重要な人間であると伝えるために、そして、だとしても『自分たちの

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    • 外星通訳一族、”AKIMOTO”1

      『あー、… Excuse me?えーと、…can you speak japanese?』 ——後の初代外星通訳官、秋元 郷治がウルス人に放った最初の一言。 「えー……と、それではこれより、第124……あ、25でした?すいません訂正いたします。……第125回、『定例報告会』を始めます。」  その会議場には多くのものが詰め掛けていた。スーツを着た多種多様な人種の者たち……その中に迷彩柄の制服を纏っているものいる。  皆、耳にある翻訳機に意識を集中させている。  その中

      • 外星通訳一族、”AKIMOTO”23

                『我らの”中”で嘘をつけると思うな。』 ―――― 初代通訳官 秋元 郷司が通訳した「ウルスの警告」 ―――― ――――宇宙 ウルス『対講話宇宙船』 大会議室 「いや、だからさ、うん、首長。それは難しいんですってば。」  誠児が「休みを作れ」と要求されている間も和久は首長達との講話は続いていた。そして、衝撃の発言に目眩を感じていた。 【無理なのか?】  首長は尋ねる。 【その”敵”とやらと友人になるのは。】  もう一度聞くが…… 「私たちとボルとの良好な

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        • 外星通訳一族、”AKIMOTO”22

          『東桜中学出身、秋元 誠児、15歳です。よろしくお願い致します。』 ――――2代目通訳官、秋元 誠児の通訳官就任2年前の自己紹介―――― ————日本 外務省省庁一室 【訪問って、今までもやってたじゃない。何を今更?】  キャスティナは誠児に率直に【聞いた。】 【今までは、中華連邦でのレストランの一件を除いてすべて会議室かホールにしか行きませんでしたよね?】 【ええ。座ってるの、疲れる。】 【聞かなかったことにします。……で、次からの予定は、少々毛色が違います。】 【

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        外星通訳一族、”AKIMOTO”24

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        • 外星通訳一族 ”AKIMOTO” 全作品一覧
          27本
        • ”AKIMOTO”外伝シリーズ
          3本
        • クリスマス記念!!『外星通訳一族現状報告』!!!
          23本
          ¥2,500
        • ”AKIMOTO”マガジン第1集目『来日編』
          5本
          ¥300
        • ”AKIMOTO”第2集目『遭遇編』
          5本
          ¥1,000
        • ”AKIMOTO”第3集 『交渉編』
          13本
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        記事

          外星通訳一族、”AKIMOTO”21

          ニ       『巨大な敵の後には巨大な友、宇宙は広いな。』   ――――”サー”・ヴォティス・ウォンの安堵を表した一言―――― ————ウルス宇宙船『対講話用』艦船 大会議室 「まず。どこから話すべきでしょうか…そうですな、我々とは何なのか、というところからでしょうか。」  ヴォティス艦長は、天井を仰ぎ、考えながら話しだした。 「我々は『ボルの種族』と名乗りましたが、この『ボル』というのはなんなのかという話ですね。これは、我々の母星の、私たちの言葉で『大陸』を表す

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          外星通訳一族、”AKIMOTO”21

          外星通訳一族、”AKIMOTO”20

              『彼らは敵ではない。私はそれに賭け、当たった。』 ———『ボル』の戦艦の艦長『”サー”・ヴォティス・ウォン』の答え——— ———— 宇宙 『ボル』の戦艦内艦橋 「正気ですか、艦長!?我々の、この”移民船”を、奴らの船に入れるなどと!!」  彼ら、ウルス人と「艦長」との直接の接触、その直後のボルの種族は、大混乱に見舞われた。艦長が奴らの言葉を体得し、彼らの言う『交渉』のためにこの船を相手の要塞……いや、船に着艦させるというのだから。 「ああ、本気だとも。」 「あ

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          外星通訳一族、”AKIMOTO”19

           『1イニシアチブをとれ。2相手にNOと言えなくしろ。3、交渉だ。』 ―――――現外務大臣 大杉 藤一郎が親友の息子に与えた教訓――――― ———— 宇宙 『ボル』の戦艦内『ハンガーと思われる場所』 「構えてるとは思ったが、これは豪勢だな。」 和久は少々戸惑っていた。想定内とは言っても、規模が、予想以上に多かった。その場には優に100を超える小さい『交渉相手』が筒を…いや、『銃』を構えていたからだ。 「これは、大丈夫なのか?障壁で防げるのか?」 【問題ないとは思います

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          外星通訳一族、”AKIMOTO”18

           『宇宙戦争に参加した感想?……ただの壁当てだったよ、こっちが壁。』  —————2代目通訳官、秋元 和久 の記者会見での一言。————— ————ウルス宇宙船『対講話用』艦船 艦橋 【右舷第一砲塔付近!銃弾!】 【尖塔部!粒子砲、2!】  ウルスの民のオペレーターが、相手の攻撃を全て報告している。これらは全て、その場所に当てられた『障壁』がダメージを受けている場所だ。 【維持に問題は?】  首長が【聞く】。 【ありません。……攻撃、来ます!主砲船体……これも右舷狙いで

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          外星通訳一族、”AKIMOTO”18

          外星通訳一族、”AKIMOTO”17

             『お菓子は隠されていれば隠されてるほど、おいしい。』 ————ウルスの民次期首長候補 キャスティナ・ロンゴの暴論———— ————ウルス宇宙船『対講話用』艦船 ハンガー内、収容艦 【文字はすぐには解読できないにしても、ちょっとヒントが得られたのは大きいよな。】  今だ収容艦内の調査をしているウルス人達は、雑談をしていた。 【でも正解とは限らない。でも語訳かぁ、これはちょっと厄介だね。】 【なんでだよ、俺達の【コレ】があれば……って、そうか。地球人にも全員にはあげ

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          外星通訳一族、”AKIMOTO”17

          外星通訳一族、”AKIMOTO”16

             『サラン、何度も言うけど俺は石は食べれない。病気でもない。』  ————初代通訳官 秋元 郷治 が断った最初の食事———— ————ウルス宇宙船『対講話用』艦船 ハンガー内、収容艦          「「【【全然わからん。】】」」   その場にいるウルス人と地球人は現在、同じ問題に直面し、同じ答えを出していた。 「なんだこの文明の文字は……?数字、あるのか?いや、これはただの文章ってだけ……?」 【違う文字が多すぎる……。繰り返し使っている文字が、少なすぎる

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          外星通訳一族、”AKIMOTO” 1

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          外星通訳一族、”AKIMOTO”15

          『ユーヤと俺はバディさ!アイツが女だったら、100回口説いてるな!』 ————言語学者 ニック・シャルベンが相棒について語る常套句———— ————ウルス宇宙船 『対講話用』艦船内 ハンガー 【なんだよこれ……。】 【どこもかしこもぶっ壊れてる、と言いたいが。】 【”意図的に”パーツぶっこ抜かれてるヵ所があるな。乱暴にやったんじゃなくて、丁寧に外されてるところも多い。】  船員であるウルスの民の中から選ばれた『調査班』が、例の『同型艦』を調査している。と言っても直接出向

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          外星通訳一族、”AKIMOTO”14

              『何をするにも情報がいる。————で、今日の下g……』 ————2代目通訳官 和久が後の妻、 夕子に殴られたきっかけ———— ————ウルス宇宙船 『対講話用』艦船内 ブリッジ 「おかしいだろ!?位置からして7日は最低掛かるはずじゃなかったのか!?相手の艦が進んでる方向だって地球側でもウルス側でもないはずだろ!?どうしてだ!」  和久は叫んだ。そしてその叫びも、装置を通して翻訳される。 【そうです……明らかに、おかしい。】  現首長、ホリス・バーダも困惑を隠さ

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          外星通訳一族、”AKIMOTO”13

                  『おいしいものを食べましょう?もちろん私とね!!』 ————ウルスの民 次期首長候補 キャスティナ・ロンゴの企み———— ————秋元邸 庭 【誠児、準備はできたかし……なにソレ、『ぱらしゅーと』?どういうものなの?】 【落ちたときに備えた装備です。】 【落ちないから要らないわよ?脱いで。】 【絶対嫌です。】 【逆に危ないのよ、脱いで。】 【ええ……。】    俺は、庭でキャスティナ姫と【会話】をしていた。 声は発せず、ただ【感覚での会話】をし

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          外星通訳一族、”AKIMOTO”13

          外星通訳一族、”AKIMOTO”12

              『おい、何度も言うが僕は日本人の平均身長だ。』 —————日本国 ”言語解析班”所属 三輪 裕也 の虚偽報告———— ————宇宙船内部 食堂 【え、米加の人、そんなに食べるの……?】  ウルスの女性船員、シェリダンは尋ねた。 「ああ、合衆国国民には、より多くのカロリーと炭酸、それと酒が必要  なのさ。いつでも、ヒーローになれるようにね!」 【日本の人……えっと、ミワさんの倍以上食べてるけど……。】  彼女は米加合衆国の男性、ニック・シャルベンの食器に乗ってい

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