ヤシの木

あの曲でエア漂流。スピッツファンが冬だからこそヘビロテしてしまう曲。

こんにちは。気がついたらすでにスピッツの沼にいたモリヒバです。ライブチケットが毎度まったく当たらず、優しい方々にお世話になっております。

最前線で活躍中の若手邦ロックバンドに影響を与えているスピッツ。 ゲスの極み乙女。の川谷絵音さんなどはファンを公言しています。

スピッツは1987年に結成、1991年にメジャーデビューし、

2017年には結成30周年を迎えた(実は)かなり息の長いバンドです。


メンバー全員が50歳を越えても継続的に活動してるロックバンドって、意外と少ないなぁと感じます。

(左から:リーダー 田村明浩さん(B)、草野マサムネさん(Vo/Gt)、三輪テツヤさん(Gt)、﨑山龍男さん(Dr))

(上↑が2017年 結成30周年のとき、下↓が1991年 デビュー当時の写真。ともにSpitz公式HPより。時代を感じますね。)

 (ちなみに、2016年にMステでシングル「みなと」を演奏した際、草野さんの見た目年齢が変わっていないことから "草野マサムネ=妖精説” が浮上したそうです。たしかにパッと見はあまり変わってないようにみえるかも?)

そんな彼らのファンであるモリヒバが、冬になるとついついヘビロテしてしまう曲があります。

それが・・・


それが・・・・・・


こちら。

↑1996年9月発売の通算14枚目のシングル「渚」。ジャケが正方形じゃないあたりに これまた時代感じますね。レトロです。

発売当時はポッキーのCM曲に、最近だと 2015年にSUBARUのSUV・フォレスターのCM曲に起用されたりしました。なので 世代じゃない人でも意外と耳にしているかもしれません。

百聞は一見にしかず。まずはご覧ください。

(ほぼ毎朝「渚」を聴いてます。渚を漂流する日々。)

MVに海らしきものがまったく出てこないですよね。全体的に喜劇がモチーフなのかなと思います。MVの迷走感はさすがのスピッツクオリティですね〜(褒めてる)

 "渚っぽい何か" を潜ませることで 渚を表現しようとするところが、スピッツ的美学なのかなと思います。(※スピッツのMVは謎が深いものが結構あります。)

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私なりにこの曲をひとことで表すなら、「Summer Wish」と言えそうです。

「渚」でエア海水浴ができるからです(笑)


題名通り曲全体を通して 渚を表現しているので、もちろん夏に聴けば爽やかさを感じたり、夏っぽさを底上げしてくれます。

「海に行きたくなる」もしくは「海に行った気分になる」曲だと思います。夏に聞くと軽やかに弾むような気分になります。が、

これを冬に聴くと・・・なぜかめちゃくちゃ沁みる曲になるんですよ・・・

個人的に 冬は「渚」という曲が 一番鮮明に映える季節なんだと思ってます。季節感が真逆だから逆説的に映えるのかも。曲の表現が際立つような感じ。

(脳ミソが冬の寒さから現実逃避したくなるんですかね・・・。)

聴いてると、「柔らかい日差しの降り注ぐ、透明度の高い エメラルドグリーンの渚で漂っている」ような錯覚を本当に起こしそうな瞬間があるんです。

夏に聞くとこうはならないんですよね。なぜでしょう。 

特に 、1月後半~3月の”冬の寒さが一層厳しくなり→春に向かおうとする時期”に聴くと、いつもの2割・3割増しで渚を身近に感じます。(きっとこれが沁みるって感覚なんだ!)

シチュエーションを具体的に言うなら、「冬の・電車に乗ってるとき」に聴くのがオススメです。最も効果的に沁みる感覚を味わえると思います。 

電車の揺れが 波の揺れに思える気がするから(真顔)特に各停電車がオススメ。

寒い中、外を歩きながら夏を想像するのもありです。凍えた心が温まります。

ぜひ一度お試しください(笑)

(延々ループ再生して ”エア漂流” してるときもあります・・・ )

ところで、この曲のハイライトは

1番サビの「波の音に染まる」だと思ってます。(MVでは2:18~)

ベースラインとボーカルラインのユニゾンが最高。

ここだけリピート再生しておきたいくらい。

あと、実はイントロに2回 カモメの鳴き声みたいな音が入っています。

でも、MVでは、なぜかカットされちゃってるんですよね。DLやCD音源には入ってるんですけどね・・・

「今まさに渚に降り立った」という実感を伴わせてくれる気がするので、いつもそこだけ音量を上げて、耳を澄ませています(真剣)

どちらにしろよく聴かないと聞えないので、細かすぎて伝わらないかも・・・(笑)

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

よろしければ、次回の記事もお付きあいいただけますと幸いです。


(追記:あとこれ、実は夏の曲じゃない気がするんですよね。なんとなく。・・・後々そのあたりのことも書きたいなと思います。)

以上、モリヒバでした!








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