今を全力で

研究室へ行く
自分が研究する
そんな意味が分からなくなってしまった。

行ったところで枠に収まり、自由に動けもせず、ただやるべき事を淡々とする。
これが大事であることもわかる。でも、どうしようもなく退屈で不便で、常に見張られている緊張感がしんどいんだ。

あとここから3ヶ月みっちりと研究
そして卒業論文を仕上げ、発表が終わるのが2月中旬。
あと4ヶ月もある。長すぎる…
先のことを考えただけで疲れてしまう。
4ヶ月後の私は無事に生きていられるのだろうか。

そんな弱音を彼にポロッと吐いた。

そしたら、こんな言葉が返ってきた。

今を全力でやるんでしょ？
研究もやるけど、遊びも全力でやろう。
楽しいことも詰め込もう。

前期の間、私はしんどそうな彼をひたすらに連れ回して遊んでいたんだ。そんな彼からの言葉だった。

上手に手を抜くとか、私にはできない。
そこは器用じゃない。
やるならやる、やらないならやらない。その二択。

だったら、過去の自分が選んだ道だから。そして、その先の未来には何も決まっていない不安とワクワクか詰まっているんだ。だから辛いのはきっとあと4ヶ月だけ。

そうだよな〜全力でやらないとな〜。
全力でやるのが私だよな〜。

脱力しながらもそんなことを思った。

だから
辛いけど、しんどいけど、意味が見いだせなくても、
目の前のことに全力で取り組もう。

今日も研究室へ行ってきます。