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やっぱり同棲いいな

彼からの同棲の提案を、悩んだ末に一旦見送ることにしてから1ヶ月が経った。
その間に私の卒論提出は終わって、あとは最後の発表のために3回くらい大学に行けば、終わりというところまでやってきた。

ようやく落ち着いて、春からの生活を受け入れてきた頃、目の前の予定と春以降の生活を重ねてしまってまた私は悩み出してしまった。

先日、ドライブしたい彼となんでもいいから外に出たい私は、アウトレットに行くことにした。大学生なのでアウトレットに行っても特に何かを買うことも無く、美味しそうなもの食べて、LEGOとかFrancfrancとか適当なお店に入っては出るを繰り返して、ただ話しながら歩くだけ。

今まではそうだった。
でも今回は彼の引越しを控えていた。いくつか新たに欲しいものがあって、それを中心に見て回る。


その節々に、一緒に住みたい想いを感じ取る。

「これからはふかふかの枕で寝れるね」

「一緒にパズル作ろう」

「熱燗用に徳利とお猪口買おうよ」

何気ない一言の言い方とか雰囲気とか、そんなことから感じ取ってしまう。自意識過剰なのかもしれないけれど、そう感じてしまうのだ。


そうでなくても、最近の電話でも改まって言われる。

みずちゃんって綺麗に食べるよね。そして美味しそうに食べるのを見てるのが好きなんだ。俺もたくさん食べるから、一緒にたくさん食べてくれるの嬉しいの。

最近、インターン帰り(都内)に美味しいもの見つけると「みずちゃんに買って帰ろう」って思うんだ。でも家に帰ってもいないのが寂しくて。
一緒に住んだらそうゆうことをたくさんしたいな。

そんなこと言われたら私だって想像してしまう。
私だって、美味しいものを食べてたら「これ一緒に食べたかったな」って思うし、一人時間が好きで大事だった私でも「一緒に〇〇したい」と思う。しかも一人時間を作るよりも優先したくなる。

だから、そんな生活いいなと思う。もちろんこんな綺麗事ばかりじゃないって分かってる。それでも夢見てしまうのだ。

そんなに一緒に暮らしたいなら暮らせばいいのかもしれない。でも、どうしたって現実的問題からは逃げられない。普通の新卒のお給料と実家暮らしの私にはハードルが高すぎるのだ。

何回も引っ越しさせるのは申し訳無いと思いつつ、1年とかそのくらいで、一緒に暮らせるようになれるといいな。

それでもあと1年、長いなと感じる。

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