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登校

今日は大学に行かなくてはいけなかった。まだ夏休み中だけど、学長講話とかゼミ別のリフレクションとか色々あって13:15〜16:30まで学校だった。

起きたら11時だった。12時すぎに家を出ればいいからいいけど、普段なら大遅刻だ。自分の社不さを感じながら鬱期で鉛のように重い体を何とか起こして準備した。

9月後半なのにまだまだ暑い。電車に乗り2駅先の駅で降りる。そこから30分くらい坂を登り続けなければならない。引きこもりには辛すぎる。「なんでこんな山の上に。バカなのか。Fランは創立者もバカなのか。」と毎回心の中で毒づく。途中土砂降りになって余計ウザかった。家を出た時は晴れていたから傘を持ってきておらず、びしょびしょになりながら大学に入った。

大学に着いてからはひたすらに眠かった。鬱期になると過眠になるからいくらでも寝れる。座席が決まっていたので1番前でずっとうとうとしてた。幸い全キャンパスをzoomで繋いでだったので学長は目の前にはいない。また私の席はカメラに映らないところだったので、うとうとし放題だった。聞こうと頑張ってみたけど鬱期の眠気には勝てない。なんとなくGPAとか学祭とか、気になる話だけを頭に残しながらほとんど寝てた。

ゼミ別のリフレクションでは、他のゼミの先生が休みだったから分かれずにやった。まぁ、観光学科は元から20数人しかいないからわかれなくても困らないだろう。うちのゼミの先生が進めてたけど、早く終われば早く帰す系の先生だからこの先生が進めるのが1番いい。成績やGPAについての説明を聞いたあと履修登録がちゃんと出来てるか確認してから、15:30には解散となった。ただ、少し話がしたいと呼び止められた。話したいことはなんとなくわかった。

「もう大丈夫なのか」そう言われて大丈夫じゃないと答える人がいるだろうか。適当な返事をしつつやる気がないと思われないように気をつけた。「まぁ、全部取れなくても16とか。まずは必修を頑張って取っていこう。うちの科は必修が多いからね。無理せずに。応援してるよ」そう言われて少しほっとした。まだ見捨てられてない。この先生のゼミでよかった。

確かにうちの科は必修が多い。文系のはずなのに春学期は1から5までほぼ毎日埋まってた。そのくせして週2で受けて1単位しかもらえない授業もあって春学期はキレ散らかしそうだった。

春学期は履修取消をしてなんとかGPAを2.5で保ったから秋は頑張らないと…秋学期は履修取消なんてする余裕ない。それに2年になったら春学期に取り消した分の単位も取らなきゃならない。本当にやっていけるのだろうか。自信がない。怖い。

普通の大学生はどんな気持ちで生きてるんだろう。朝起きることだけで一喜一憂なんてしないのだろうか。普通で生きてみたかった。

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