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10月2日(金)ヘマトクリット値低下

受診
食べる量は不安定で栄養剤を追加しなければいけない日もあったが、活動性は良好でよく遊びもせがまれていたので安心していたのたが、採血の結果ヘマトクリット値が34%に低下していた。塗抹からも再生像が前より悪化していた(末梢血液中の網状赤血球が減っている)とのこと。

ステロイドを減量していけばいつかは悪化する日が来るとは思っていたが、人間に換算すればまだ50mgぐらい(めちゃめちゃ多い)を投与しており、まさかこんなに早いとは…。

“ヘマトクリットの落ち方が急で怖いのでステロイドの量を増やして免疫抑制剤も再開しましょう”と言われる。ステロイド7.5mgと免疫抑制剤、治療開始時の治療内容まで逆戻りだ。
免疫抑制剤、下痢をせずに続けられるかなぁ…。

あっさりと再燃してしまったことで将来が不安になった。この先年単位で生存していくことはやはり難しいのか。先生に尋ねてみると、“また減量して上手くいけばステロイドを切って普通の猫のように生活していけるかもしれないし、切れなくてもある程度の量で折り合いが付けてられればステロイドを続けながら生活していけるかもしれない。ただ、ステロイドは副作用がない訳ではないのでね。免疫抑制剤が続けられれば安定してくることは望めると思います”とのこと。そこですよ、問題は。免疫抑制剤が続けられるのか。

確定診断がついた際にも説明を受けていたが、改めて脾臓摘出について説明された。自己免疫疾患の場合、犬では脾臓の摘出により改善が見られることがあるらしい。ただ、猫の場合脾臓の摘出で具合が悪くなることがあるそうで、“外科医とも相談してみます”とおっしゃっていた。

このところ受診間隔が開いていたが、悪化してしまったので次は1週間後に受診することとなった。がっかりだ。急に(私の)食欲がなくなった。
“免疫抑制剤でまた下痢が出てしまうようなら週明けに電話をください”とのこと。ここがこの病院・この先生のいいところで、大学病院なのに臨機応変に対応してくださる。
余談だがこの日私は予約時間を間違えて午前中に病院に行き、受付で午後からと言われて一旦帰宅した。しかししばらくして病院から電話がかかってきて、“主治医が診ると言っているので、来られれば来てください”と言われて午前中に診てもらうことができた。また、受付が先程と同じ方で、“診ていただけるとご連絡をいただいたのでまた来ました”とお伝えするとめちゃめちゃ謝られた。間違えたのは私なので謝る必要はまったくないと思うのだが。さらに駐車場の管理?警備?の方々もとても親切だ。病院の方針が隅々まで行き届いているんだろうと思う。
最近は人間の大学病院も患者接遇に力を入れるようになっていると思うが、獣医大学では旧来の機械的で冷たい対応をされることを予想していた。良い意味で想定外だ。

とにかく、下痢の副作用なく免疫抑制剤が続けられますように!来週の採血ではデータが改善していますように!

この日の医療費
再診料、血液検査、塗抹評価
内服薬(ステロイド、免疫抑制剤、胃腸薬)
計26,686円

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