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旅ブックスMAGAZINE|2024年2月記事まとめ

2024年2月に公開した記事を紹介します。



2024年2月1日(月)
「インド食器屋のインド料理旅」ダルバート【3】 ダルバートの未来

インドのシリコンバレーといわれて久しいIT都市バンガロール。市内中心部には国内外の大企業が事務所を構える高層ビルが軒を連ね、高架鉄道とハイウエイが縦横無尽に交差する様はさながら近未来都市の様相を呈する。そんなバンガロール随一のオシャレスポットであるコラマンガラにBamey'sという一軒のネパール料理店がある。


2024年2月5日(月)
「全国最中図鑑」69 飛騨街道 旅がらす(岐阜県高山市)

飛騨高山の和菓子店「まるでん池田屋」の「飛騨街道 旅がらす」は、飛騨情緒あふれる個性的なもなかだ。


2024年2月8日(木)
「インド食器屋のインド料理旅」ファルーダ【1】 トラウマのファルーダ

インド亜大陸で広く見かけるデザートに「ファルーダ」という飲み物、いや食べ物がある。後述するように、飲み物なのか食べ物なのか判然としないほどさまざまな形状を持つデザートなのだが、むしろ個人的にはその捉えどころのなさ、得体の知れなさにこそインドの食文化の奥深い謎を解く手がかりがひそんでいるのではないかと思い、静かに追い続けている。


2024年2月12日(月)
【日本全国写真紀行】 56 熊本県葦北郡芦北町佐敷

 佐敷は佐敷川の河口に開けた町で、水運だけでなく、薩摩と肥後を結ぶ薩摩街道の宿駅としても発展した町である。相良氏七百年の城下町である人吉は海のない内陸部にあり、佐敷はその人吉から最も海に近い港町である。薩摩へも人吉へも峠を越えなければ入れない。佐敷が古来から交通の要衝であり、峠越えした旅人たちを迎える宿場町として大いににぎわったであろうことは容易に想像がつく。


2024年2月15日(木)
「インド食器屋のインド料理旅」ファルーダ【2】  ファルーダ流入の三つの流れ

前回紹介した通り、ファルーダは外来のインド料理である。その源流はペルシア(イラン)にあり、中でも東部の街シラーズが発祥だといわれる。イランのシラーズという街に私は今からちょうど30年前、1994年に一度だけバックパックを背負って旅したことがある。ただ当時は「ファルーデの街」としてのシラーズを知らず、せっかく滞在したのに一度も口にすることなく次の街へと移動してしまった。


2024年2月19日(月)
「全国最中図鑑」70 ひらつか囲碁最中(神奈川県平塚市)

「ひらつか囲碁最中」は、平塚の鷺月堂の酒まんじゅうが好物だった囲碁棋士・木谷實九段との縁から生まれたもなかで、「湘南ひらつか囲碁まつり」の実施に合わせて作られた。


2024年2月22日(木)
「インド食器屋のインド料理旅」ファルーダ【3】  ファルーダ食べ歩き旅

前回はインドに伝来したファルーダが、三つの経路を経てそれぞれ特異な進化を遂げている状況とその特徴を紹介した。今回はインド亜大陸において、どこの店でどんなファルーダが食べられるのかを紹介したい。いわば三分類したファルーダの食べ歩き実践編である。


2024年2月26日(月)
電子書籍化ニュース Vol.7

「電子書籍化ニュース」ではすでに電子書籍化されている産業編集センターの旅の本、新たにラインナップに加わった電子書籍を随時紹介してまいります。


2024年2月29日(木)
「インド食器屋のインド料理旅」チャパティ【1】 チャパティと緑の革命

地平線まで続く黄金色に輝く麦畑。その中を、ターバン姿の屈強な男たちがTATA社製の巨大トラクターで縦横無尽に駆けめぐる。北インドの一大穀倉地帯、パンジャーブの収穫期の風景である。ここで収穫される小麦粉(アーター)こそ、北インド人の日々の食生活に欠かせないチャパティの源泉となるのだ。



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