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旅ブックスMAGAZINE|2023年1月記事まとめ

2023年1月に公開した記事を紹介します。



1月9日(月)
「全国最中図鑑」43 首里城最中(沖縄県那覇市)

首里城は琉球王朝の王城で、沖縄県内で一番大きな城である。2000(平成12)年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された(城自体は何度か破壊されて復元されており、世界遺産としての登録は「首里城跡」となっている)。2019年10月31日深夜の火災により、正殿をはじめ復元されていた多くの建築物と工芸品などが焼失したニュースは記憶に新しい。3年後の2022年11月3日、正殿復元が開始された。


1月12日(木)
電子書籍化ニュース Vol.5

「電子書籍化ニュース」ではすでに電子書籍化されている産業編集センターの旅の本、新たにラインナップに加わった電子書籍を随時紹介してまいります。


1月16日(月)
「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」|吉田友和
第10橋 通潤橋 前編(熊本県)

 47も都道府県があると、個人的によく行くところと、あまり縁のないところがある程度ハッキリしてくる。たとえば、沖縄なんかは年に数回の頻度でリピートしているし、北海道も実家があるから割とよく訪れている。佐賀のように、近年密かにマイブームの県もあったりする。


1月19日(木)
【日本全国写真紀行】34 青森県三戸郡三戸町

 三戸という地は、北奥羽の覇者・南部氏を抜きには語れない。
 南部氏は清和源氏の一族で、甲斐国(現在の山梨県)南部郷の出身、建武の新政下で北奥羽奉行となり、北東北へ拠点を移した。一族には三戸南部氏をはじめ八戸氏(根城南部氏)、九戸氏、新田氏などがあり、これらが時により協力し合ったり、あるいは反発したりしながら、主導権を争う小競り合いを繰り返していた。だが戦国時代、群雄割拠の世になると、南部家二十六代当主・信直が豊臣秀吉の元で三戸南部氏を中心に勢力を結集させ、奥州北部を統一した。


1月23日(月)
「全国最中図鑑」44 ひょっとこ最中(宮崎県日向市)

昔、日向の塩見永田という村に「ひょう助」と「おかめ」という夫婦が住んでいた。二人が子宝に恵まれるよう毎日稲荷神社に豆飯を供えていたところ、ある日、神主が空腹に耐えきれずそれをつまみ食いしてしまった。怒ったお稲荷様が、きつねに姿を変えて現れたが、そこにいたおかめの美しさに目を奪われ、おかめの気をひこうと手招きしながら踊り出した。それを見たおかめもつられて踊り出し、亭主のひょう助も一緒に踊り出し、成り行きを伺っていた村の若者たちまでみな踊り出した。


1月26日(木)
【日本全国写真紀行】35 福島県大沼郡昭和村

 昭和村は会津地方の南西部に位置し、只見川の支流である野尻川の段丘に沿って集落が点在している。周囲を広大な湿原や美しい渓谷に囲まれた、自然美の宝庫だ。昭和2年に野尻村と大芦村が合併して一つの村になったことから、昭和村と名付けられた。人口は1,200人に満たず、福島県で二番目に高齢化率が高い村でもある。


1月30日(月)
「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」|吉田友和
第10橋 通潤橋 後編(熊本県)

 熊本に行ったら、まず食べたいものは何か。そう聞かれて自分が思い浮かべるのは、あか牛である。阿蘇の豊かな自然の中で放牧され、育った上質な和牛。ちなみに、「あかぎゅう」ではなく「あかうし」と読む。



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