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「全国最中図鑑」19 鶴亀もなか(広島県広島市)

お菓子の老舗「高木」が、戦後の復興をめざす中、おめでたいお菓子を、という願いを込めて作ったという「鶴亀もなか」。
「鶴」という字の「へん」と「つくり」の間に「亀」の字を入れたユニークなデザインの鶴亀マークが、皮に刻まれている。
広島県産の餅米を使ったもなかの皮に、備中産の大納言小豆の粒あんと、抹茶あんの2種類のあん。程よい甘さで、滑らかで上品な味わいだ。ちょっと大きめだが、皮に溝が入っていて食べやすい。小豆あんと抹茶あんがそれぞれ小豆色とうぐいす色のパッケージに入っている。
60年以上続く人気商品で、広島の特産品で特に優れたものに認定する「ザ・広島ブランド」に認定されている。

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御菓子所高木
広島県広島市西区商工センター7-1-10

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日本を代表する和菓子の一つである「最中」。香ばしいパリパリの皮とともに餡を頬張れば、口の中にふわっと広がる品のよい甘さ。なんとも幸せな気分になるお菓子です。編集スタッフが取材の途中で出会った最中のなかで、ユニークで忘れることのできないご当地最中を紹介していきます。

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