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【Mlog.17 子どもが困っていること】

育児をする中で大人が、「我が子の〇〇が困る」というのはよく聞きますが、

子どもから「私/ぼく、〇〇が困る」というのはあまり聞かないと思います。

(年齢によりますが、少なくとも0-3歳)

なぜ大人は困ることを言葉で言っていますが、子どもは言葉で言わないのか?

実は子どもも、”困っていること”あることで言っているんです!

人間0年生、1年生、2年生…と年齢と経験は比例していきます。そこには、質やその他の副産物がついて、そこ子ども自身の人格を作っていくのですが…

子どもの困っていることをひとつ挙げてみると、

「ぼく/私のやっていることを先回りしないで!」

ということ!

-手を伸ばしておもちゃを取ろうとしたけど、ママが「こっちだよ」と他のおもちゃを渡してくれた

-ご飯を食べる時スプーンを使ってみたいけど、パパがスプーンを持たせてくれない

-靴下が全然履けなくて頑張っているところ、靴下をおばあちゃんに取られちゃった

例えをあげるとキリがないですが、

きつい言葉で言うと、子どもの「やりたい」を邪魔していることなんです。

パパママ、またはおばあちゃんおじいちゃんにとっては、良いと思ってしていることでも実は、子どもにとっては「困りごと」の一つになっているのです。

何かできるようになるには、自分の身体を使って経験することで、身につきます。これは子どもも同じで、「○歳になったらこれができる」と言うことではなく、子ども自身で時間をかけながら身体を使って動かすことで、いろいろなことができるようになるのです。

0歳児の時は、成長が目に見て「突然できるようになっている!」と思うこともあると思います。ただこれも、必ずできるようになる前に条件をクリアしています。

これらの積み重ねで、絵を描いたり文字を描いたりなどの指や手が上手に使えるようになったり、走ったり自転車に乗れたりと、自分の身体をどのように思い通りに動かすことができるのかを、子ども自身で伝えているのです。

子どもの困っていること、他にもどんなものがあるのか知ることで、子どもの発達を伸ばすチャンスが増えます。

パパママとの時間は幼稚園・保育園で過ごす時間よりも長く、大切な時間です。

子どもの笑顔はどこから生まれるのか

おもちゃを買うこと?一緒に過ごすこと?…

一生続く、親子のつながりをその場しのぎの笑顔にするか、一生の笑顔にするかは乳幼児期の子育て次第とも言えると思います!

もう少し、「子どもが困っていること」を聞きたい方は、コメントお待ちしております🌱

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