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【Mlog.05 オーストラリアのインターン】

海外のインターンと聞くと、皆さんどんなイメージをしますか?

「意識高い系の人しか行かなさそう」「就職に有利ではありそうだよね」などでしょうか?

「学生時代に、オーストラリアの幼稚園にインターンに行っていました」と話すと、最初の第一声は、「すごいね」です。

なかなか、乳幼児教育を学んでいた人が、留学はあってもインターンに行くことは稀なようですね。

私がなぜオーストラリアのインターンに行ったのか?また、どのようにして受け入れ先を見つけたのか?についてお話しします。

始まりは、大学2年生。大学独自のプログラムがその年から始まり、オーストラリアのパースにて、モンテッソーリ教育を行っている幼稚園〜高校までの一貫校の視察プログラムを行うという内容でした。

学校とバイトが同じ友達から、バイトの休憩中に「締め切り今日までみたいなんだけど、一人まだ決まっていないみたいだから一緒に行こうよ!」と言われ、その場で電話をし、翌日面接ですぐにプログラムが始まりました。笑

ここで出会った人たちは、オーストラリアでのインターンを叶える第一歩となったのは間違いありません。

大学のプログラムから1年半後、同じ学校にてインターンをすることとなり、「オーストラリアのインターン」を7ヶ月間活動することが実現しました。

大学のプログラム後からインターンまでの期間、教育学部であれば誰でも行うであろう、教育実習を保育園・幼稚園・施設にて行なっている中で、大学のプログラムで視察をした、モンテッソーリの学校が頭から離れませんでした。たまたま、私の通っていた大学附属の幼稚園が、モンテッソーリ教育を取り入れており、そこでオーストラリアで見たものとは違う光景を目にし、様々な違和感を感じたのを覚えています。

-何で子どもが話しているのを「静かにする時間です」と叱るの?

-絨毯の敷き方が先生と少しでも違うと、なんでやり直しさせられるの?

-先生がベルを鳴らすと、活動が途中でも強制的に片付けさせられるのはなんで?

私がオーストラリアで見たモンテッソーリ教育と、日本で見たモンテッソーリ教育の違いが大きく、同じ教育法なのに、感じるものが違う…と不思議に思いました。

他の日本のモンテッソーリ幼稚園や保育園も見学にいき、全ての園が上記のような保育ではないことは理解しました。

「もっとモンテッソーリ教育のことを知りたい!」と思ったのは、この頃からかもしれません!

オーストラリアにもう一度行きたいな〜と思っている時に、英語担当の先生や学生支援課の先生から、トビタテ!のことを締め切り3日前に教えてもらい、書類を書くと、まさか受かってしまいました!

トントン拍子でしたが、学部で長期留学する人は前例がなく、

-小学校や残りの実習はどうするのか?

-卒論はどうするのか?就活はするのか?

-ゼミの単位はどうするのか ...

など、大学や両親といろいろな話をしました。

結果的に、小学校実習は諦めましたが留年することなく、ストレートで卒業しました。

“前例がない”ことで、否定的な教授も肯定的な教授も両方いて、納得してもらえることもしてもらえないこともあるということ。そして、自分自身で選ばなければ、否定的な意見に飲み込まれてしまうことを、インターンに行くまでの期間もインターン中も感じました。

行動することで、味方に変わる経験ができたのもインターンを決めたからこそ得られた学びです!

インターン先をどのように見つけたかについては、大学のプログラムで訪問した学校に行ったため、お互いに面識があり繋がりのある状態だったので、とてもスムーズでした。

メッセンジャーで繋がりのある先生に連絡し、校長先生にメールをするのみでした。返信が遅いというのは、どこの国でも共通なのかもしれません。 笑

インターン先では、3-6歳のChildren house(モンテッソーリ園では見かける名前で、日本語で「子どもの家」と言います)のアシスタントとして入り、幼稚園〜高校生の日本語クラスのアシスタントも同時に行いました。高校過程ではIB(国際バカロレア)の認定校でもあり、そのカリキュラムや試験にも関わらせてもらいました。

また、インターン先だけではなく他のモンテッソーリ校への訪問や、公立の学校への訪問や日本語授業をしました。

オーストラリアのインターンがあったからこそ、はじめの一歩だった「モンテッソーリ教育をもっと知りたい」の原動力になっています。そして、初めに行った大学プログラムの時に会った子が小学生になる姿を見て、モンテッソーリ教育の学校で日常を送る子どもたちの、育つ姿や成長する過程を、時間を超えてみたことで「子ども自身の元々持っている育つ力を引き出すためには、大人が育てる環境を作らなけらばならない」のだと感じる時間でした🕰️

追記:
私が長期で行った際に使った奨学金についてのURLも載せておきます☺︎
これを見ている高校生・大学生‼︎そして、そのお父さん・お母さん‼︎
可能性は無限にあるので、掴めるものをぜひ掴んでください⭐️


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