見出し画像

自己紹介(2023/3)

初めまして。
これから社会人になる上で、自分のことを説明できる何かが欲しいと思ったので、自己紹介を書きます。

プロフィール

1999年生まれ
岐阜県出身で、県立高校を卒業
東京大学教育学部
趣味:読書、散歩、カラオケ
2023年 ルビーイン株式会社入社

Twitterもぜひ見てみてください☺️

何を大事にしているか

私の人生のテーマは「自分の人生に自信を持てる人を増やすこと」。
自分自身もそういう人でありたいと思っているし、そういう生き方をしたらみんな幸福だと思っている。
人生に自信を持った状態とは、納得感のある選択ができている状態。
つまり、自分が時間を使う価値があると思ったことに時間を使えていて、それに対して一生懸命である状態のことである。

思いの背景

期待に応えたい

4人兄弟の3番目に生まれ、家は基本的にカオスだった。
物心ついた時は姉や兄が反抗期で、自分の意思が強い妹がいて、私が兄弟の中で存在感を出していくには「いい子でいること」しかないとなんとなく感じていた。
学校でも、両親が教師だったこともあり、何を求められているかはなんとなく分かった。クラスでの立ち居振る舞いも、結構うまくやれた。
学校でも、家でも、求められることに応えることは私にとって楽に評価されることだったし、それに生きがいを感じていた。クラスに溶け込み、生徒会や部長を務め、応援団などもやり、「いい感じ」に学校生活を過ごせていたと思うし、そんな自分に結構自信があったと思う。

人は自分の価値を作ってくれない

そんな自分のアイデンティティを失ったのは、大学受験に失敗したことがきっかけだと思う。今まで守ってきた私の価値は、受験に失敗したことで全て壊れてしまったような気がしていた。
浪人生とは高校生でも大学生でもない存在、家のお金を使って勉強しかせず何も生み出さない存在だと思っていて、今思えばそれは全く悪いことではないけど、当時の私にとっては一大事で、「私がわざわざ生きている意味ってなんだろう?」という問いについて考えるようになった。
そして、それまでの私は、人に自分の価値を決めてきてもらったことに気がついた。周りが求める「私」を120%で遂行することは、人に生き方を任せてしまうということであると気づいて、とても怖くなった。自分の人生が成功したとしても心底喜べるわけではなく、失敗したら人のせいにしかできない生き方は、超ダサいと思った。
だから浪人の一年から、漠然と「自分で自分の人生に意味づけができる人間になりたい」と思うようになった。
浪人の時は「東大に行く」と決めた目標を達成することに意味を置いて、死ぬ気で勉強した。

自分の軸探し

大学に入って、東大に入ったことに後悔した。
どれだけ勉強頑張っても上には上がいるし、資格とか、留学とか、その他の世間的には「すごい」とされるようなことではどう頑張っても勝てないなと思ったし、そういうことに向かって1年頑張ってみたものの、頑張ることに疲れた。

そんな中、1年生の時に大学で参加したプログラムで、自分の哲学を持つ大人たちに出会った。「世間的に」とか「普通ならこうする」とかそういう枠組みはその人たちには関係なくて、自分が悩みながら、暫定解としての「正しい」を哲学に置き、動きまくっている人たちだった。
自信に満ち溢れていて、でも謙虚で学ぶ姿勢を忘れていなくて、本当にかっこいいと思ったのを覚えている。
私もこんな大人になりたいと思った。
人からの評価に合わせた何かで100点を取ろうとするのではなくて、自分の中の答えを模索して、一つ決めて全力で走ってみる生き方をしたいという憧れを持った。

コンパスで歩ける人を増やす

そこから4年間、自分がやりたいと思ったことに片っ端から挑戦してきた。
20年間くらい人の評価を気にして生きてきたやり方がすぐには抜けるわけなくて、何度も止まったり悩んだりしてきたけど、いろんなことに一生懸命向き合ってきた。やってきたことを通して、自分の中でとても価値を感じることが見えてきた。それは、

コンパス(=自分がどう生きていきたいか)を模索するきっかけになり、
決めたコンパスに向かって歩く第一歩までを見届けること

自分の人生に自信を持つには、自分の意思で選択し、それを正解にするために動いているという実感が必要であると感じた。その選択の基準になるものが私の言う「コンパス」である。
自分がどう生きていきたいか、という問いを私に投げかけ続けてくれた人たちのように、人が自分のコンパスを模索するきっかけになりたいと思った。
コンパスを模索して、暫定一位を決めることや、それを追求することがとても苦しいものだと知っているからこそ、一緒に向き合う人でありたいと思った。

どう実現するか

これを実現する第一歩は、まずはコンパスの必然性に気づいた人にきっかけを提供することだと思っている。
これがルビーイン株式会社に入社した大きな理由の一つである。自分らしく生きるきっかけを提供することをミッションに掲げるこの会社では、まさにコンパスを模索するきっかけを提供できる仕事ができる。

新卒のタイミングでは、誰もが「良い生き方」ができる方法を模索する。そのために、今までの人生で何を大切にしてきたか、これからどう生きていきたいかを真剣に考える。
私自身も就活生の一年は本当に苦しかったし、ずっと悩んでいた。その中で、ルビーインの人をはじめとして、どう生きていきたいかという問いを投げ続け、私以上に私の人生を考えてくれた人の存在があったから、私も考えるのを諦めなかったし、今の選択に至った。今、自分の選択をとても誇れる。
だから、私もコンパスを持ちたいと願う学生の人生に全力で向き合いたいと思っている。
そして、それができる仕事を選んだと思っている。

これからやりたいこと

まずは自分が選んだ会社で、ビジョン実現のために全力で走る。

さらに今後は、自分の人生を自分で決めていける大学生と並行して、自分のやりたいことを探究できる子供も増やしたいと思っている。コンパスを見つけ、誇れる選択をするまでのサポートが前者だとすれば、選択をした後にその道を面白がりながら探究するサポートが後者である。

私は自分が選んだ選択を誇れるが、これからその選択を自分の正解にしていくプロセスが始まる。それは正解がなく、自分自身で磨いていかなければならないものだが、私自身も人の正解に沿って生きてきてしまったからとても不安だし、日本の教育制度上その経験がない人がとても多い。
そのため、自分がやると決めた正解のないことを探求していく経験を子供のうちから積んで、練習していけるといいのではないかと考えている。

自分で決めたことを探究する成功体験を子供のうちから積むことで、「決めたことをやり切れる人間だ」という自分に対する信頼感を持てるし、自分の人生を面白くするための挑戦へのハードルが下がる。
このような正解がない人生を、楽しんで探求し続ける練習の場を作っていくことも今後やっていこうと思う。その力を身につければ、自分を信じてどんな選択をしても、自分の人生に自信を持って一生懸命になれる人が増えると考えている。

最後に

「自分の人生、めちゃめちゃいいなー」
って心底思える人が社会に増えたらいいなと思っている。そんな仕事に携われるのが楽しみだし、これから頑張っていきたい!
まだまだ未熟だけど、私も生き方を磨き続けたいし、一緒に磨いていこうって思ってくれる同志が増えて欲しいと思っている。今は同志として、ルビーインの社長・社員さんとインターンの仲間がいる。インターンの仲間と卒業まで一緒に走り続けたいと思っているし、4月からもルビーインと関わる人を増やすことによって、仲間を広げて、自分のコンパスで生きることの大切さがわかってくれている人、コンパスを持って生きようとする人を増やしていきたい。

このnoteを読んでいるあなたにも、自分のコンパスで生きる価値が少し届いていたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?