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14. ネイティブスピーカーとのコミュニケーション難しいわ!

現在、ニュージーのアーミーベースで働いております。↓

今回は、職場の人とのコミュニケーションで感じたことをば。

現在キウイ(ニュージーランド人)がほとんどの環境で働いているのですが、ネイティブ英語話者とのコミュニケーションの取りにくさを、ひしひしと感じている。

もちろん、私の英語力が全然追いついていないのが原因の一つではあるんだけど、私だけの問題じゃない、と今回鮮明に思ったの!

  • まずキウイイングリッシュは、特有の訛りとスラングと早口で、慣れるのにとっても時間がかかる。

  • 何かを言われて、「え?わからない」と聞き返しても、同じ言葉を同じ速さでリピートする。

  • さらにわからない、と意思表示すると困った顔で「Never mind(気にしないで)」と言われ、話が終わってしまう。

時々こういう現象が起こってしまい、なんだかガックリするし、英語が下手くそな自分に自己嫌悪してしまう。

まあ、これが現実よな〜。

ん〜でも、もうちょいそっちも歩み寄ってくれてもええんちゃう??

と、毎回思う。笑

こちとらあんたらの言語を喋ってあげとるんじゃ!!お前は日本語喋れんのか? RESPECT ME MORE!

と、毎回思う。笑

私は甘いですかねえ?英語圏に来たから、英語完璧に喋れない私が悪い?

ううん、私はそう思いません!!

コミュニケーションとは、お互いを思いやることだからです。

え〜だってさ、もし日本にいる時に、日本語あまり上手じゃない外国人がいたとしてさ、でも必死に日本語で何かを伝えようとしていたら、頑張って聞こうと思うのよね?ゆっくりわかりやすく話してあげると思うのよ。めんどくさいなんて思わないし、むしろ「日本語頑張って話してくれてありがとう」って感動すると思う。

こういうミスコミュニケーションは、これまであんまり経験したことなかったから新鮮だった。

まず、第一にニュージーランドに来てから関わるのが多かったのが、バックパッカー達だったというのもあるかもしれない。
1つ目の職場はTe Pukeのキウイ農家だったのだが、ワーカーのほとんどがヨーロッパからのワーホリ達で、英語を第二言語として喋ってる子達がほとんど。そういう英語は、ネイティブの英語と全然違うのだ。すっごくわかりやすい。文章の構成ももっと単純だったり、発音もはっきりしている。他の言語を知っていて、多言語を学ぶ難しさや、うまく話せないもどかしさなども共有できるのは安心感もある。

日本でも外国人の友達のほとんどは、みんな英語は第二言語として話してたしなあ…🧐

ネイティブスピーカーのみんながみんな、英語下手な外国人に理解がないわけではないのは、もちろんわかっている。2019年に1年大学休学して、農家修行のために、イギリスに4ヶ月くらい滞在した経験がある。バリバリネイティブジモティーイギリス人しかおらんファームで働いていた。

本当に良い経験だった

当時の私の英語力は、今とは比べ物にならないくらい壊滅的だったけど、本当に周りの人は理解があって、「春来とコミュニケーションを取りたい!」という姿勢が素晴らしかった。ゆっくり話してくれたり、簡単な英語に直して話してくれたり、私に色々質問してくれたり。

そして何よりも、「第二言語を頑張って話している人」へのリスペクトがすごかった!

よく言われたのが、「本当にハルキはすごいよ、うちらは英語しか喋れないからね」ということ。お世辞とはいえ、悪い気はしない。

というか本当に、海外留学の最初の場所があのファームでラッキーだったと思う。英語を話すことに抵抗があった私が、プライドを捨て去って、まるで言葉を覚えだす赤ちゃんのように、無邪気に聞いて話して間違って、という環境にどっぷり浸かることができたから。

まあそんなこんなで、そのイギリス4ヶ月のおかげで、英語を話すことの壁は0ではないけど、かなり低くなった。「完璧じゃなくていいやん人間だもの」と失敗を恐れないようになった。その経験もあって、今がある。

で、元の話に戻るけど、外国人の英語に優しくない人って、自分がマイノリティになる、という強烈な経験をしたことがないんだと思うのよ。

ニュージーランドで生まれ育って、ローカルの友達しかいなくて、他言語が話される国に行ったことがなかったりとかね。

日本来てみろ!って思うよね。全部日本語だぞ。みんな英語喋れないぞ。その中で情報を集めるのはとっても難しいし、心細いものです。これこそが、自分がマイノリティになる経験なのです。
そんな異国の地でも助けてくれる人はいるし、そういう優しさに触れて世界が広がっていくのです。それが旅の良いところだと思うのです。

こういうモヤモヤを話すと、「彼らも彼らで、外国人扱いして、優しい英語を話すことが失礼と思っているのでは?彼らなりの思いやりなのでは?」という意見が出ることもある。そういう可能性も、もちろんあると思う!

まあでもそれ以上に、「ちょっとこれはないわ…」という対応が結構あったので、文章に残しとこうと思いました⭐️

まあでもよく私も挫けずにやってるよ〜。自分をよしよし。
なんか失礼だな、という人に出会ったら「こちとらあんたらの言語を喋ってあげとるんじゃ!!」くらいで、てきと〜にあしらったらいいと思います。
それと、やっぱり人間力が一番大事だと思います。愛嬌とか気遣いとか。そいう面では私は誰にも負けん!笑

もちろん自分の英語力も頑張って上げていきたいと思うけど、ネイティブと対等に話せるくらいになる気は一生しない🤪 というナマケモノメンタルでやっております。そのくらいゆるゆるの方が海外生活続くのかもしれない。

コミュニケーションとは深いですね。終わり。


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