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【INTERVIEW / Office Manager】「会社の器」として挑戦を続け、多くの人を幸せにする

2023年2月に入社し、Office Managerのポジションで活躍する藤下さん。これまでのキャリアから、モノグサでの働きがいや、今後の目標について詳しくお話しいただきました。


自分ならではの働き方とは?を考え、学生時代から築いたキャリア

――モノグサ入社までの経歴について教えてください。

藤下:少し遡ったお話になるのですが、私のキャリアは、学生時代の活動と大きく関わってくるので、そこからお話しさせていただきますね。

私がどう働くか?を考える大きなきっかけになったのは、大学1年生の頃に、当時盛んだった学生団体や学生起業と関わったことでした。

大学入学後、なにか新しいことを始めたいという気持ちから、ITやテクノロジーを活用して、大学内のイベント企画や産学連携のプロジェクトに取り組む団体に参加しました。そこで初めて、プログラミングをしてWebサービスを立ち上げたり、ロボットなどのものづくりをする同級生や先輩に出会い、テクノロジーの力を使えばこんなにも色々なことができるのか!と衝撃を受けるとともに、ITの面白さを知りました。

私は大学のキャンパス移動の関係で、その団体には1年しか所属できなかったのですが、この団体で出会った方々が、自分のやりたいことの実現のために切磋琢磨している様子を見て、自分も大学生活の中で夢中になれるものを見つけたい、何かをやりきる経験をしたい、と強く思うようになりました。

そして、大学1年生の終わりに、様々なWebサービスを運営しているとある企業に出会い、インターンに応募しました。この会社は、代表を含めて大学生が運営している会社でしたが、法人登記をして売上を立てており、事業を成功させるために本気でやっている組織なのだと感じたことが、興味を持った理由でした。

結果的に、この応募は私の人生の大きな転機となり、私はこの会社に卒業まで所属し、同社の代表が立ち上げた別の会社に、新卒で入社することになるのです。

この会社には、「学生向けWebマガジンの編集長」として参画していたのですが、基本的には公開したWeb記事がたくさん見られることで広告収入が増える仕組みだったので、いかに読まれる記事を作るか?や、メディアのファンを作るか?を考えることがミッションでした。

記事の公開の際は、Google Analyticsという記事の閲覧数をリアルタイムで追跡できるツールを使って読者数を追っていたのですが、メディアに一定の読者の方がつき、記事公開ボタンを押すと同時に数百人の読者の方が流入してくださるという体験をして、ワンクリックで世界中の人たちに情報を届けることができるインターネットの面白さをダイレクトに感じたことは、私がIT業界に進もうと決めるきっかけとなりました。

また、漠然とした想いではありますが、「将来は世の中を良くする仕事がしたい」と考えていたので、そのためには、1:nで多くの方に影響を与えられる、インターネットの力を使うのが近道だろうという気持ちもありました。

会社といっても学生ばかりでしたが、「これぞスタートアップ」というような雰囲気で、メンバーで夜通し仕事をしたり、大量にパスタを茹でてみんなで食べたり、この場での経験は今の自分の価値観に大きな影響を与えているなと感じます。

また、ちょうど私が就職活動をするタイミングで、当時の社長から「新しくスタートアップ企業を立ち上げて、新規事業をやろうと思っている。1人目のメンバーとして入らないか?」と声をかけていただきました。次の会社は、学生中心ではなく、IPOを目指す一企業としてやっていくということでした。

いわゆる「新卒カード」の使い方としては、誰もが賛成する選択ではなかったと思いますが、スタートアップの立ち上げメンバーとして声をかけてもらえるということ自体、誰もができる体験ではないと感じました。自分だけに開かれた道があるのであれば、それを選ぶ方が絶対に面白い人生になるだろうと感じ、卒業後はその会社に入社する決心をしました。

――新卒として入社された後はどのような業務を担当されていたのでしょうか。

藤下:事業としては、企業情報をデータベース化し、法人向けに提供するものでした。フルタイムメンバーは、代表と私の2人だけの状態からスタートしたので、業務は幅広かったです。

入社1、2年目は、企業情報のデータベースを構築していくこと、BtoBの販売企画、アルバイトの採用やマネジメントなどを担当しました。

3年目からは、本格的に中途採用に力を入れ始め、コーポレート部門の立ち上げ、そして中途採用を代表と共に行いました。他の企業に勤めた経験もなく、採用についても手探りという状態でしたが、それも良い経験だったと思っています。

その後、事業側を体験したいという気持ちもあり、業務の軸足は営業やカスタマーサポートに移行していきました。

新卒から約6年ほど在籍したのですが、会社の規模も人員も、ぐっと拡大していく様子を肌で感じられ、初めて会社の売上が立つ嬉しさを知ったり、企業が成長していく楽しさを感じられたことはかけがえのない経験だったと感じます。

――そこからモノグサへ転職するに至った理由は何だったのでしょう?

藤下:当時の社長と一緒に働き始めて10年というタイミング、私自身は20代終わりのタイミングで、自分のキャリアを客観的に考える節目だと感じはじめていました。

会社には何の不満もなかったのですが、中途入社でご参画いただく方も増え、会社を通して様々なキャリアを持つ方と出会う中で、自分も新たな経験を積みたいと考えるようになっていったんです。

会社の創業期から働いていると、どうしても「生き字引」的に、経験で価値を出すことが増えていってしまうんですよね。会社に価値を還元できる人材になりたいと考えたときに、もっと自分のスキルや経験に向き合わなければならないと感じ、次のチャレンジをする決意をしました。

自分の興味や強みを考えると、やはり次もスタートアップで働きたいという想いが強く、ベンチャーキャピタルの出資先一覧を見て、片っ端から社名を調べるなど、かなり地道に会社探しをした方だと思います。

自分の1番の軸は、nが大きいプロダクト、つまり、多くの人を幸せにできるプロダクトを作っている会社で働きたいということだったのですが、モノグサは、「記憶」という全人類に関わるものを対象にしている会社だったこと、経営陣をはじめ、事業開発の経験が豊富な方が多く在籍されているところに興味を惹かれました。

また、私は当初、主に営業職やカスタマーサクセス職での転職を考えていたのですが、モノグサにはOffice Managerというポジションがあることを知り、ひょっとしたら今までの経験を1番活かせるポジションなのかもしれないと感じ、応募することに決めました。

――入社の決め手は何ですか?

藤下:たくさんあるのですが、1番は面接でお話ししたときの信頼感かなと思います。

1次面接で、現マネージャーの小口さんとお話しさせていただいたのですが、たった1時間ほどの間ではあるものの、書類に書かれた情報と私の話しぶりからすごく色々と汲み取っていただき、丁寧に面接をしていただいたなと感じました。

小口さん自身、ボードメンバーに誘われて創業初期からモノグサでさまざまな業務をこなされてきた方ということもあり、私の少し変わったこれまでのキャリアを「貴重な経験」と捉えて下さったりしました。また会話から、すごくモノグサという会社とメンバーを大切にされているのだなということが伝わり、面接後には、モノグサという会社のことがとても好きになっていました。

お話しする中で、モノグサでは、コーポレート部門を「会社の器」と考え、小口さん自身がOffice Managerというポジションをいかに重要と捉えているかを伝えてくださったことも、とても心を動かされました。

コーポレート部門は、どうしてもコストセンターとして考えられてしまうことも多いですし、もちろんコスト意識を高く持つべき部門の1つであることは間違いないのですが、「コーポレートという器が大きくならないと、中身も大きくなれない」という思想を根本に敷かれているというお話を本心からしてくださっているのだと感じられ、とても信頼できる会社だなと思ったことが印象的でした。

また、EdTechという領域に閉じず、全人類の記憶の課題にアプローチするという意識も、「多くの人を幸せにできるプロダクト作りに関わりたい」という自分の転職の軸と重なり、入社の決め手になりました。

「人を幸せにする人」を幸せにする仕事

――現在のOffice Managerとしての業務について教えてください。

藤下:「モノグサのメンバーが生産性高く働ける環境づくり」が、私が働く上での最上段のテーマです。

オフィス移転などは、まさに環境づくりそのものというテーマですが、BCPの設計や、情報の透明性の向上など、心理的に安心して働けるような環境づくり・仕組みづくり、カルチャー浸透のための施策設計など、扱う領域としては幅広いです。広い角度からものごとを見て、皆さんが働く上でのベースを高めていくことが仕事かなと思っています。

――入社前からOffice Managerのポジションに関心のあった藤下さんですが、実際にどのようなことにやりがいを感じますか?

藤下:モノグサで働く方は、日々、「Monoxer」のアプリケーションを通じてユーザーの幸せを実現したいと本気で思って、取り組まれていると感じます。Office Managerは、そんな「Monoxerを広めるために頑張っているメンバー全員」の日々の生活を良くするために広く働きかけられるところに大きなやりがいを感じます。

モノグサの行動指針の1つに「全人類に届けるのを諦めない」というものがあるのですが、モノグサという会社やプロダクトを全人類に届けるためには、アプリケーションを作っているメンバー・アプリケーションをユーザーに届けているメンバー・バックオフィスとして彼らを支えるメンバー、それぞれが元気に働けることが第一歩だと思っているので、私はOffice Managerとしてその役割を全うしたいです。

また、「nが大きい仕事をしたい」という話を先程もさせていただきましたが、たくさんの人を幸せにするためには、まずは身近な人を幸せにすること、自分の周りから、幸せな人を増やしていくことが必要だと感じています。

今私は、「人を幸せにする人を、幸せにする仕事」を担当させていただいていると感じていて、この自分のミッションがとても気に入っていますし、それにふさわしい人間でありたいと思っています。

微力であることは間違いないのですが、「自分が関わる人の人生を、少しでも良くしたい」というのは、自分が社会人になってからずっと大事にしている気持ちです。

前職では1人目の社員として働き始めて、組織が大きくなるまで多くの方と関わらせていただきましたが、メンバー一人ひとりとの繋がりを大事にすること、コミュニケーションを怠らず、繋がりを保つことは常に意識していたと思います。

また、自分がこのように考えるようになったのは、仕事に限らず、これまでの人生の中で人に幸せにしてもらった経験や、人とのご縁に恵まれたからだとも感じており、その恩返しをしていきたいという気持ちも大きいですね。

今はまだレベルアップのための経験値を積んでいる途中

――最後に、藤下さんの今後の目標を教えてください。

藤下:転職のきっかけとも繋がる部分なのですが、現時点での自分の持っているスキルだけでは、本当の意味で組織にインパクトを与えられる仕事や組織を強くする仕事ができないと感じており、それを叶えるためのスキルを学ばせていただいている段階だと感じています。

自分自身まだまだ未熟さを感じてばかりなのですが、モノグサで働いた1年間はマネージャーや周囲の方に様々なフィードバックをいただき、自分の得意なこと・苦手なこと、強みや弱みの解像度がぐっと上がりました。

また、会社には様々なスキルを持った方が在籍されているので、自分の将来像を考える上でも大いに参考になります。特定分野のプロフェッショナルな方、豊富な社会人経験を持った方にキャリア相談ができたり、仕事を進める上でのアイデアについて一緒に考えてくださることも、とてもありがたい環境です。部門のメンバーと会話する中で、隣接する労務や経理、法務の知識などにも触れるきっかけとなり、学びたいことがたくさんあるなと感じています。

将来的には、「会社のカルチャーに沿って、メンバーの生産性や働く上での幸福度を上げていく仕組みを作ること」に強みを持った人になりたいですね。

会社や事業の成長のためには、そこで働く人が、組織のカルチャーやメンバーのことを好きであること・尊重していることも重要な要素だと思うのですが、急拡大する会社では、カルチャーの維持や浸透に苦労するということも起こりがちです。

みんなが会社のことや、そこで働くメンバーのことが好きである、ということは会社の成長のアクセルとして非常に重要な要素だと考えているので、そんな状態を作ったり、維持すること、制度や環境の整備によって組織のコンディションに貢献できることを、自分の強みにできたら最高だなと思います。

モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!

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