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友人であるあたおか歯科医師と話をした。 前々からその友人は顎関節症の根本的な原因は姿勢にあるといっていた。 厳密にいうと顎関節症の一部(分類がある)らしい。 それは二足歩行のヒトという動物に至ったため、バランスを取るということを無意識にすることになったからだ。 顎は頭部に位置するので、二足歩行をする上での重要度は高い。 脳があるということもさることながら頭部自体が重いのだ。 そのため後頭筋周辺の筋肉は筋肉としての役割より、センサーとしての役割が大きい。だから姿勢の悪いひとは
一般的な腰の位置とはどこのことだろう。 おそらくくびれているところを指すのではないだろうか。 ファッションとかだとそうなのだろう。ベルトをつける位置とかを腰とする西洋文化の影響だ。別に悪いことではないが、使うTPOによって腰というものはどこを指すのか定義していかないといけない。 運動や武術においての腰は骨盤の高さになるだろう。両側股関節の高さだ。そして、その中心のあたりを肚とすると僕は思う。そして、ヒトの動物としての動きは肚からくるものだ。その力は理に適っている。だから武術
みなさんはどのように歩いているだろうか? ほとんどの人は脚を前に放り出しながら歩いているのではないだろうか? もしかしたら状況によるのかもしれないが、基本的には僕は間違っていると考えている。足のことを考えた靴みたいなので、踵から着地みたいなものをよく見るが間違っていると僕は考えている。 僕が思うヒトという動物がデザイン的にされている歩き方というものがあると考えている。どういうものかというと、 上記の絵のように自分の真下に足がきて、前にバランスを崩していくと、足が勝手に前
あるトレーナーさんから疑問を投げ掛けられた。 「かみ合わせが変わると身体のバランスが崩れませんか?」というのだ。 僕は崩れることもあると思っている。 どういう事例であったかというと、あるプロサッカー選手が歯科矯正を始めてから筋肉のトラブルがめちゃくちゃ出てきたというのだ。 少しの調整でも異変が出ることがあるが、その人の矯正はかなり大掛かりなものだったらしい。 今までかかとのいいところに重心が来ていたのに、足の母指丘のあたりに来て、 脚の前側に緊張が強く入っているらしい
ある日の出来事だった。 子供がいつも食べているブロッコリーを「食べたくない」と残したのだ。 子供の好き嫌いは流動的に動くので今まで食べられていたものを急に嫌になったのだと思い、「好き嫌いせずに食べなさい!」と言った。 少し食べてはベーと吐き出すので、「食べ物を粗末にしてはいけません❗️」とかいいながら、少しだけでも食べさせたのだが、あとで僕も食べてゾッとする💀 確かに美味しくなかったのだ🥦普段は妻が湯がいてくれていたブロッコリーをその日は安い冷凍のものを出していたのだ。少
先日、歯科医師の知人とその他数人と症例検討をしていて考えさせられるものがあった。 ある子供(就学前)が母親に連れられて、来院した。 主訴は『子供の歯並びが気になる』とのことだ。 正直歯並びだけ診るなら割とeasyなケースだという。 問題はそこではないというのだ。 はてさて、、、 この歯科医師は子供の矯正を進める時に咀嚼(モグモグ)や嚥下(ゴックン)の評価もしているそうだ。なかなかよく診るなぁと感心しながらその動画を見たら、そこにいた全員がゾッとした。 まず映し出された
貴闘力部屋という元関脇貴闘力関のチャンネルを見ることが多くなりました。 相撲好きとしては頑張ってくれるOBは大事にしたいところです。 しかし、止めた原因が野球賭博というなかなかの角界の格を下げる内容だったので恨みもしましたが、貴闘力部屋を観ていると相撲愛をめちゃくちゃ感じるのです。 貴乃花も認めたトレーニング!これだけでケガをしない体に!というYouTube動画があります。 これに四股の話が出てくるのですが、その四股こそ本物の四股なのです! 非常に大事なことを貴闘力さん
全く科学的根拠のないモノノフ理論です。 こういった科学的根拠のない話をするために本業の話はできないわけですが、そういったことも前置きしながらでも話ができるnoteがスキです。 しかもコメントを頂ける方や、そもそも読んでいただいているひとが、知性的なのか優しいのかいいひとなのかわかりませんが、ありがたいコメントばかりいただきます。僕ももっとぺこぱのような肯定的コメントをみなさんの投稿にコメントを残したいと思います。 さて、3歳以下の子供の姿勢を正す方法ですが、 それは 親
現代人が正しい姿勢を失った要因は多々ある。そのうちの一つだと思ってもらいたい。 ある日のことだった。家族で買い物をしていた時のこと、とあるスポーツショップにケトルベルというトレーニング器具が置いていた。 サムネイル画像の真ん中のやつだ。 ケトルベルは非常にいいトレーニング器具で僕も注目している。 そこにあったのは16kgのケトルベル でケトルベルとしては結構重い方に分類されると思う。 ケトルベルを知っている人は気持ちがわかると思うのだが、 あると持ちたくなってしまうのだ
僕は30年以上猫背で人生を生きてきた。 大人になってから武道を嗜む程度はしていたが、競技している時は姿勢が良くなるものの普段の生活までに及ぶことはなかった。 そして、この数年達人技や武術を研究していくと全ての根源が姿勢であるということに行き着いた。達人技と言われているものの全ての土台に姿勢があることに気がついたのだ。 ヒトは科学でわかっている以上に 素晴らしいデザインがなされている✨これは本当に神様の領域だ。僕もまだその深淵にはたどり着けていない。 しかし、世の医者やトレ
さて、最終回の第5回になりました。 今回育児に関しては子供が生まれてからの話をしてきた。 しかし、姿勢の話は子供が子宮にいるところから始まっている。 子宮は筋肉でできた袋状の器官なので、張力がしっかり発生している場合、 丸くなる。 子供がいる子宮は丸い状態が普通であるのに、最近のお母さんでは楕円になっていることが多い。その理由は 運動不足だ❗️子宮の筋力が弱く子供の発育に対してい抵抗が弱い結果楕円になる。 これが起きるとどうなるかというと子供が生まれてから 反り返りが
葡萄を喉に詰まらせて亡くなった4歳児の事件がありました。 子供が亡くなる事件は心が痛みます。 そんな悲しい事件がなくなることを願い投稿します。 皆さんはこの事件を見てどう思いましたか? 保育園の管理はどうなっていたんだ! どんな対応をしたんだ! 親御さんがかわいそう 子供がかわいそう などなど どれもわかります。 しかし、僕が考える問題点はそこではありません。 僕が考えるこの事件の問題点は おそらくこの子供が 正しい咀嚼嚥下機能を得ていなかったことです。 基本的に乳
目次 はじめに ヒトという生き物 二足歩行への進化 ヒトの一生で二足歩行を獲得する流れ ヒトの構造の目的 『モノノフ』の立ち方の要点 痛みとは何か? 腰痛の治し方 『モノノフ』できていない基準 『モノノフ』の先〜上級編〜 おわりにはじめに かなりの人数のひとが腰痛ないし、膝や首の痛み、肩コリなどのどこかしらの痛みと戦っているのではないでしょうか。膝が痛ければ、関節にヒアルロン酸を打ってみたり、首や肩コリ腰痛があればマッサージを受けたりしたのではないでしょうか。それで