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迎合すんの、やーめた。

お久しぶりです。

月数回のバレエで、自分自身の体調回復具合を改めて実感しながら、12月から職業訓練に通いはじめました。

1日6時間の週5日。オンラインと通学の両方があり、2月末まで続きます。

失業保険の給付期間の最後が年明けすぐに重なる都合で、12月開講じゃないと給付延長が間に合いそうになかったため、訓練の申し込みまではバタバタで大変でした。でも、毎日やることがあって、通学時には同じクラスの人とおしゃべりもできる環境は私にあっているようで、回復具合もさらにあがった気がします。

職業訓練にいくと、カリキュラムのなかでキャリアカウンセリングがあり、履歴書や職務経歴書の書き方の説明を受けたり個別面談があります。そのため嫌でも就活準備をしなければなりません。

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私は新卒のときも就活が苦手というか、書類で自分のことを書くのが嫌で、手をつけるまでに時間がかかります。緊張とか、いろんな考えがめぐりすぎて、動けなくなっちゃう感じです。
そして、前職を退職してからは、できることをアピールすることにすら抵抗がありました。

ある程度のことは覚えが早く、動作もはやい。そして頼られることに慣れているがゆえに仕事も増えがちなのに、全体をみて優先順位をつけて時間内にこなしていく。

本来ならめちゃくちゃ強みなのですが、私はそれが環境的に裏目に出まくって適応障害にまでなってしまった。
その事実がショックで。ただ全体をみて仕事をこなしていこうと、職場のために動いていただけなのに、あんなにしんどくなってしまったんだ、と。
今の自分でも「そりゃあれはおかしい状態だったよね」と思えるくらい、しんどかった休職前のことが、影のようにでてくる。

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それでも、職業訓練でのキャリコン向けの提出書類は書かなければいけない。

いったん、「これは私自身のことを書くのではなくて、鏡に映ってる、こういう顔の人がやってきたことを書くんだよ」と、すこーしだけ自分自身と距離をおいて、人のことを書くんだと思ったら少しだけ気が楽になって描き始められました。

意外なことに書き始めることができました。
世の中にはたくさん定形文や参考になる文章が溢れていて、これまではどうにかそれに合うよな文章とか、パターン的に似たものを書かなければ・・・という感覚が強くありました。でも、今回はどれだけ支離滅裂なようにおもえても、それに迎合せずに書きました。ただただ、自分がそう思うことをそのまま。そうしていたら、数は少なくてもなかなか書き始められなかった必要項目をすんなり書き切ることができました。

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そして迎えたキャリコンにて。

「しっかりご自身のことを捉えられていますね」と言ってもらえました。

キャリコンの先生には、適応障害のこと、前職でのこと、今もまだネガティブな感情に圧倒されそうになることも伝えています。その上で、そうした言葉をかけてもらえた。

また、全体を俯瞰して行動できる&仕事を覚えるのも実行するのも早めであることについては「みえてしまっていても、フォローできそうでも、全体を監督するのは上司のお仕事だよ。だから、上司に報告をする勇気を持つんだよ」と。

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前職の環境がちょっと特殊だったことはある程度理解していたつもりでも、こういう言葉をもらうと少しホッとしたりします。そうでない職場がちゃんと存在するし、そうあるべきだという前提があるとわかるから。

どうしても人数が少なく、でもだからこそ逆に上司の目にもつくし、「監督」はしてくれていて然るべきタイミングで調整についても考えてはいるんだろう、と思っていたのが違った。人手が足りないし、近い上司が動けないのもわかっているからフォローもして、自分が新しく着手したものはそのまま属人化してしまう。そんな前職の環境が、大変だったし、私だけの責任で適応障害になったんじゃないともう一度思えました。

だから、きっと不安になって参考例はこれからもみたりすると思うけれど、そのことや求人情報のほうに迎合した書き方はやめる。当たり前かもしれないけど笑
自分をきちんと表現して、自分が大切にしたい価値観や働き方や、重視することを伝えた上でもらう採用・不採用なら、今できるベストの選択ができるだろうし、もし何かあっても次に向けてその経験をもとに動けそうだなと。

ゆっくりですが、また一歩。不思議なことに、どれだけうだうだいっていても、春には働いてるわ、とざっくり思えているのでそれも吉。ミリでも進みます。

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