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適応障害で休職→退職→転職 でやってよかったこと

休職はじめにちらほらみていた「休職中にやっていたこと」系のnote。休職としては2ヶ月だったけど、適応障害からの回復の体感としてはそれなりに時間もかかっていたので、改めて自分にとっての「やってよかったこと」をまとめてみました。長いです!あとあんまり転職については書いてなくて、どちらかというと過ごし方みたいな感じです!

図書館と本屋通い

近所の図書館に本を借りにいってました。全部読み切れるわけじゃなかったし、選ぶ本もいろいろだったけど、棚を眺めていろんな本があるんだな〜と思うと気分転換になりました。
本屋さんだと、背表紙みながら似ているけど少しずつ違った切り口の本が出ていることを眺めるのが面白かった。

メンタルヘルス関係の本を読むのも多かったのが、そのうち、転職関係や労働環境の本も手に取るようになってました。

自炊と写真記録

これは、休職初日に書いたnoteともリンクする話。

幸いにも多少食欲のある状態で診断書が出ていたのと、食欲より少し強かったのが料理をしたい欲だったので、作った日は写真をとって記録していました。
毎日は難しくても、作った日の記録があると「これはこないだ食べたから次はこれ食べたいな」とか、逆に「あ、しばらくこれ食べてないからまた作ろう」といいサイクルにつなげることができました。

note と、殴り書きと、日記と

気が向いたときに書く日記は元々持っていて、もちろんそのまま継続で良かったのだけど、少しだけ書く内容の棲み分けをしました。

殴り書き日記

これまでのしんどかったことも書いていた日記は、思い切って愚痴専門にしました笑
うまく言語化できていなかったものが、言語化できそうなとき。
結局言語化なんてできないけど、なんでも良いから書き出したくなったとき。
ふと怒りを認識したとき、などなど。
自分だけの殴り書きなので好き勝手書いたし、記録のために1、2年手元に残したらお焚き上げしたい感じのものが出来上がりました笑

日記

これまで、調子の悪いときに書いてきたのが日記で、そのために先にかいた殴り書きみたいな内容だったものの、書きなぐったからといって負の感情がなくなるわけでもなく、何なら自分で書いたその言葉に引っ張られることもあるな、と云うのにも気づきました。
そこで、無理はしない範囲でこれからやりたいこととか、その日の嬉しかったこと、楽しかったこと等ポジティブなことを中心に書くものを普通の日記にしました。
「この日記は弱音や愚痴を吐いても良いけど、物事の良い側面を見つけることも意識する」と決めていたからか、こちらの日記のお陰でちょっとずつ前向きになれた気がします。

note

これは、ネットで公開される場所に書く=特定されないように一般化する作業が必要だったので、出来事を客観的に捉える癖づけに役立った気がします。
特定の誰かに向けているわけではないけれど、同じようにnoteで休職関連の記事を書いている人にみてもらえたり、逆に私もいろんな休職についての情報や職場ごとの対応の違いを知れたりしました。
就職活動で、休職をどう説明するか考えるときにも役立ったと思います。

メンタル面の記録帳

元々バレットジャーナルをつけていたものを改変して、体調の変化や気持ちの変化、それに関連した振り返りを書いていました。
仕事を休み始めてから、一番しんどかった動悸はすんなり収まったとはいえ、日々ちょっとずつ違う体調だし、調子の良い日は全然元気な気もするけど、めちゃくちゃ落ち込むときもあった。
仕事のことを考えたら、それだけでダウンなんてこともあった。
だけどそれを記録していないと、カウンセリングや心療内科の受診時にすごく曖昧な説明になったりしたんですね。
通院を終えてからもちょくちょく使っていて、自分の取説みたいな感じにもなってきました。

ここまで読んで、ノート分け過ぎじゃない?って思ったかた。私もそう思う笑
でも、使い分けてみて結果的に良かったな~と思います。

情報からは適度に距離をとる

スマホやPCでいくらでも情報が検索できて、AIのおすすめ機能はこれでもかと関連情報を提示してきてくる今日。気がついたらインスタでもツイッターでもいたるところに1回調べただけの関連情報もきて、ネガティブな情報も集まりやすい。

距離を取ることは、少し意識していました。難しかったけど。
休職したての頃って本人も敏感なので、ちょっとしたことで羨ましくなっちゃったり、自分にはできないとか思っちゃったりするんですよね。

私の場合は

・同棲中のパートナーがいるor結婚している
・資格のために勉強ができている
・実家ぐらし
・職種的に転職がしやすいor確固たる技能・ポータブルスキルがある
・休職中の会社の対応が適切or少なくとも配慮がある

という属性のものは、みつけるとそわそわしてしまいました。

一方で、私のnoteだって

・適応障害だけど症状が軽い
・ごはん食べれてる
・友だちや家族とつながってる

みたいな点で、誰かをそわそわさせているかもしれない。
だから、「お互い様」ということで、そわそわしたら遠慮なく閉じてくださいね!笑

ちょっとだけやって休む

2ヶ月の休職中、何度も復職のことは考えたものの、最終的には退職をすることを決めました。少しずつ掴めてきていた自分が今実際にやりたいこととのズレ、そして複数要素による適応障害とはいえ、職場を離れてからの回復具合を考えたら、復職してスキルを磨くよりも、転職をしてスキルをつけるほうが良いかなと思ったからです。

となると、転職活動は必須。
そしてやってくるのは履歴書や職務経歴書の作成ーーー

めんどくさいですよね。大変ですよね。

ちょっとでも進んだら満点!くらいのつもりで、作り始め、疲れたり集中できないと思ったりしたらそこで作業をとめて休んでました。
当然時間というか期間は長くかかりました。

一方で、ハローワークでは職業訓練に通う選択肢も教えてもらって、いったん転職活動を一人で始めてしまう前につかってみても良いかも、と思って見学などにでかけました。

実際申し込んで、無事に通って授業関連で書類を作成するときも、一気にできないときは休みながら書類を作り、パーツだけ授業の休み時間に作るときめてやってみたりしていました。

※職業訓練についてはこちらのnoteでも

いろんな人に話をしてみる

これは、けっこうハードルが高い部分もあるとおもってます。
だって相手がどういう反応するかわからないんですもん。
だから前提にすべきは「合わなかったらすぐ距離を取る」。
情報と同じですね。

「いろんな人」なので、ハードルの低い相手からでOKでした。
私の場合は、両親だったり普段からLINEをしている友人でしたし、一方で「どんな表現や言い回しをつかっていても、それ自体を咎められることはない」ということで通っていたカウンセラーさんの存在も大きかったです。

この「どんな表現でも・・・」というのは、私の発言そのものでカウンセラーさんが私をジャッジしないから、という安全性です。カウンセラーとしての判断はするし、どうしてそう思うのかをワークとして取り組む材料にはなります。でも、その言い方をしたこと、感情を発露することそのものをストップされることはない。守秘義務もあるので、それが私の他の人間関係に影響することもない。

「相談したいけど、何を言われるかわからない」という不安の一部が、「今後の関係に影響をだしたくない」なのであれば、カウンセラーさんや相談窓口というのは強い味方だなと思います。
そういうところで慣れてから、友達や家族に話をするのもありだと思うし、もちろん同時並行もOK。

私は、最終的にエージェントさんやハローワーク関係の職員さんたちにも恵まれ、自分自身を取り戻すことができたなと思っています。

最後に

情報のところにも書きましたが、noteだって情報の渦なので、しんどいなぁと思ったらそっと閉じてよいと思います。
他の人のnoteをみないというのも全然OK。
何らかの理由で休職になったならまずは回復が大事。
後からだっていつでも見られるし、ブックマークだけしておくというのもありです(私のツイッターはその結果見返されないブックマークだらけですが・・・笑)。

めっちゃくちゃ長くなったこのnoteを下までスクロールして読んでくださったみなさん。ありがとうございます。これからもしっかりご自愛していきますので、みなさんもどうぞご自愛ください。

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