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職業訓練に通ってよかったこと(適応障害休職→退職→職訓)

今日、3ヶ月通った職業訓練の受講が終わりました。
同じように今日訓練を終えた人もたくさんいたのではないかな、と思います。

行く前は不安もたくさんあったのですが、通ってよかったな、と思うところを書き残しておきたいと思います。ただ、どの科目を受けたかはちょっと伏せます。

1: いろんな新しい人と会えた

オンラインと通学のハイブリッド授業だったので、対面で人と会う機会がありました。同世代もいれば、少し若い世代も、年上の世代もいて、受講にいたる経緯はみなさんさまざま。

時間はかかったけれど、少しずつ休み時間に授業と関係ない話をしたり、仕事の話をしたり、就職活動について話をしたりできました。

前職もみなさんバラエティに富んでいたので、別の世界を覗き見させてもたったような気持ちとともに、一緒に新しいことを学んでいったので「これ難しい!」とか言い合えたこと、逆に少し詳しい人からは実際のところと照らしたお話を聞けたのもよかったです。

2: 生活リズムを整えやすかった

オンラインの日はなんだかんだギリギリまで寝てたりしましたが・・・笑
毎日授業を受ける。お昼になったらお昼ご飯を食べるし、提出物なども多少はあったのでそれを進めて、次の日のために夜更かしをしすぎない。

自分一人ではなかなか難しかったところが、授業を受けるという要素が生活に加わったことで整えやすくなりました。

また、私は病院から通院終了を告げられるまでは早かったのですが、病的な領域を脱しても気持ち的にはまだまだ引きずっていることもたくさんあったし、体調もどれくらい戻ったのかというのはわかりにくい状態でした。

毎日勉強時間が確保されていてこなしていくうちに、ああ、ちゃんと毎日何かに通うことができるんだなと思えるようになったのは、それだけで私の心の回復・自信の回復に役立ちました。

3: キャリアカウンセリングが充実していた

これは、通う科目であったり、その授業を提供している母体がどこかによるとも思います。私の科目は、ある程度名前のしれた資格学校だったこともありキャリアコンサルタントの先生方がとてもしっかりサポートしてくれました。授業での就職面接練習や履歴書・職務経歴書の添削もありましたし、個別面談では受講科目への就職はもちろんですが、やはり元の仕事への想いが・・・ということも受け止めてくださいました。

三回あった個別面談のうち、最初の二回はやっぱりボロボロ泣いていて大変でしたが、裏を返せば就職相談をしながら、素直に涙を流せる場所があったということでもあります。民間のエージェントさん相手だとどうしても外面よくしてしまうし、普段通っているメンタル面のためのカウンセリングではトピックとして扱いきれない部分もあったし、私にとっては、本当にありがたい場所でした。

そしてこれはもう、無知が恐ろしいというだけの話ですが・・・
「労働条件通知書」を私は前職でもらっていなかったことも、授業で出てきて初めて気がつきました。
給与であったり、会社の簡単な概要などについての箇条書きのものはもらっていたのを退職時にみつけたのですが、退職や休職については記載されていないものでした。ゆえに、休職期間の上限も、退職金の支給が何年以上の人が対象になるのかも、自分が行動を起こす時に初めて知りました。
参考:厚生労働省のウェブサイトより労働条件の通知についての質問回答

実は学部生の頃に就職活動をしておらず、いろいろバタバタした状態で就職活動をしたので大学でのガイダンスとかに出席していないんですよね。おまけに大学に報告する就職報告はせいぜい企業名と雇用形態くらいのもので・・・。

次の就職では必ずもらうようにしますし、出さなかったら違法だし、渋られるのであれば辞退する所存です・・・。

4: おまけ(失業保険の受給期間が延びた)

これはいろんなところで触れられていることかと思います。
失業保険の給付期間中に職業訓練をはじめると、給付期間か職業訓練期間かいずれか長い方の終わりまで給付期間が延びます。そのため、私は最初の給付期間から少し長い間給付をもらえることになり、その分安心感がありました。

まとめ

以上、4点が通ってよかったな、と思うことです。

退職以降、全然違うバックグラウンドの人と話をする機会はなかなかなかったので、そのこと自体が楽しかったですし、授業も面白かったです。
就職活動は真っ只中で、まだ不安なんかもあったりしますが、訓練に通った3ヶ月だけでも格段に体調・メンタル諸々が回復して元に戻ってきたのが実感できていて大きな成果でした。

面白そうだな、と思う科目がある人は、説明会に行ってみるのがおすすめです。

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