ホカマラ
ホカマラ。何ぞや?
はい!「北海道マラソン」の事です。私の友人が市民ランナーで、20年間走り続けています。2017年9月23日公開のYouTube限定ラジオ番組『Monochrome Rainbow』(モノクロ)でご紹介した「ホカちゃん」。ホカちゃんのニックネームと北海道マラソンの名を掛け合わせて、仲間内で勝手に「ホカマラ」と呼んでいます。今夏のホカマラも見事完走!おめでとうホカちゃん(写真)!!
さて、東京五輪マラソン・競歩の札幌移転が決定した。一報を受けて自分の口から飛び出た声は「えっ?うっそ・・・マジ!?なんでー!?」。マラソン関係者でもランナーでもない私ですら相当な激震だった。開会式を始め様々な競技の五輪チケットを申し込んだが落選、せめてマラソン・競歩だけでも沿道で応援しようと企んでいたからだ。例の「傘の帽子」を被る覚悟も出来ていた(苦笑)それほど楽しみにしていたのだ。が・・・その移転先が、まさか我が故郷になるとは・・・
私は前回の東京五輪の翌年(1965年)札幌で生まれた。20歳まで札幌で育ち(2浪して)上京。大卒後は他県で就職、結婚後は東京を軸に他県へ転々、2009年に4度目の上京を果たし現在に至る。良く「札幌と東京とどちらが好きか?」と聞かれるが、嘘偽りなくどちらの街も好きである。故郷はやはり尊い。ただ、自分の骨を埋めるのは東京と決めている。
その2都市間で今、様々な報道がなされている。東京も札幌も全く悪くない。たった一人のセンセーショナルな言葉を、あたかもその街の意見のように伝えているのを見ると、正直、胸が苦しい。受け手のあなたは鵜呑みにしないで欲しいと願う。
北海道マラソンは1987年、暑い夏の五輪に対応出来るようにと始められた国内唯一の夏季フルマラソン大会と言われている。五輪や世界陸上の日本代表選手、つまりトップランナーと市民が一緒に走る大会で、市民ランナーにとっては憧れの舞台だ。12.1kmのファンランもあるが、フルマラソンは記録保持者しか出場出来ない。毎年8月の終わりに開催され、約20,000人が自己ベストに挑戦する。
● 2020大会・マラソンコース候補はこちら↓
写真でコースを辿ってみよう!
START地点の「大通公園(西4丁目)」。ホカマラは、ランナー全員でカウントダウンが行われる。ちなみに「さっぽろ大通ビアガーデン」は例年、お盆頃まで。ホカマラ開催時、ビアガーデンはやっていない。
南に走り繁華街「ススキノ」を抜け、
「中島公園」を通過、
今度は北へ向き「さっぽろテレビ塔」の脇を走る。
続いて「札幌駅北口」を走り抜け・・・
しばらくすると「新川通」に差し掛かる。(写真がないので地元紙の公式動画をご覧下さい。6:15〜新川通)
話題となっている新川通は確かに長い。ほぼ真っ直ぐな道が延々続いている。しかもアップダウンがあるようだ。木陰も日陰も全くない。折り返して、同じ道を走る。往復13kmの新川通はホカマラ最大の難所と言われている。でも、ひとつ言えるのは、ここを市民ランナーも走っていると言う事実(凄いよ♪ホカちゃん♪)。
復路の新川通を抜け出ると北海道大学構内に入る。(こちらも写真がないので上記の公式動画をご覧下さい。12:35頃〜北大)
いよいよ終盤。北大を抜けると北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の敷地に入る。
庁舎は現在改装工事中とか。「リニューアルのため2019年10月1日(火)から一時閉館」とあるが、完成日の記載が見当たらない。いつ終わるのだろう??
さぁ♪ここまで来たらゴール目前!!
大通公園(西8丁目)FINISH!
*写真は西5丁目
北海道は、とかく涼しいと思われがちだが、今年の夏は暑かった。帰省した時の最高気温34℃、湿度72%、東京と何ら変わらない。むしろ日差しが痛いくらいで、熱中症に警戒しながらパークゴルフをしていた私。暑いか寒いかはその年によりけりだが、特に7月25日〜8月10日頃までは基本的に「暑い」と思って頂きたい。しかも、一番暑い時期だ。
移転に関する一連の騒動を見ていると、五輪の選手ファーストは何よりも尊いが、東京にせよ札幌にせよ、せめてその次は「Cityセカンド」であって欲しかったと思うのは私だけだろうか。。。もう来夏の帰省は諦めている。エア・チケットも取れないだろうし、ホテルもない。TV観戦となるだろう。
私の友人「ホカちゃん」が出場した2017年のホカマラは、YouTube限定ラジオ番組『Monochrome Rainbow』で特集している。ホカちゃんのSTART前インタビュー、FINISH後のインタビューはもちろん、新川通の現地リポートもお届けしている。市民ランナーの楽しんで走る様子が伝わるに違いない。また、応援NAVIによる遠隔実況は初の試み。基本的にラジオ番組なのでトーク中は静止画となるが、ぜひホカちゃんの勇姿をお聴き頂きたい♪
【photograph】
・ホカちゃん
・札幌観光写真ライブラリー
・photoAC
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