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兼業/複業での株式会社の作り方

兼業/複業(複数の事業/業務)をされているかた、志している方もいるかと思いますが、そんな方に参考になればと思い、私が株式会社をおこした経緯や方法を書きたいと思います。

まずは今いる会社に理解してもらう

こっそり兼業をするという方法は、おすすめしません。本気で調べたら分かることですし、そのときに守秘義務や競業避止義務違反に問われると、デメリットが大きすぎるためです。厚生労働省も、”副業・兼業の普及促進を図っています。”といっているので、兼業禁止を就業規則にうたわれていないかぎりは、きちっと申請しましょう。
申請するときには、やはり上司の理解は一番必要です。私の場合は、とても理解のある上司ですので、認めていただくことができました。
上司、大事です。
兼業には、視野や知識が広がるといったメリットもあります。視野や知識が広がれば、会社にとってもメリットがあるはずで、それを感じてもらえる状態が一番いいと思います。私は、人材育成系の研修を社内に取り入れたり、何かヒアリングされる機会があれば、積極的に協力するようにしています。それ以外にも、プロジェクトマネージメントなど、私個人としてのベーシックなスキルも上がっていると思います。
上司以外にも、人事や知財に知り合いがいるかもとても大切です。実際の制度や、利用している人がいるかなど、そういった情報はとても参考になります。知り合う機会などあれば、様々な部署の方と良い関係を築いておいた方がいいです。

個人事業主か、合同会社か、株式会社か

それまでやっていた給料をもらってる仕事よりも少ない金額の出入りであったり、個人事業主でも申請できる補助金のためであれば、個人事業主で良いとおもいます。ただし、信用の話や、企業間でのお金のやり取りがあるのであれば、会社を登記されるのをおすすめします。
また、出資者を募り、出資額に応じて利益配分を行いたいのであれば株式会社、そうでなければ合同会社を作りましょう。合同会社であれば、株式会社の半分ぐらいの費用で設立可能です。
私が最も参考にさせていただいたサイトを紹介します。

会社設立の準備

特定創業支援等事業
もし時間があるのであれば、起業の準備は4ヶ月ぐらい前から始めた方がいいと思います。
その理由は、「特定創業支援等事業」です。各地方自治体で行われているものですが、講習などを受けることで、会社を登記する費用が半額になります。株式会社であれば7万円、これは結構大きいです。
例えば横浜市であれば、下記を参照してください。
私はタイミングがあわず、使いませんでした。

その他の準備
基本的に、登記の手続きの前にやっていた方がいいことはそれほど多くはないです。
代表取締役になる人の実印登録、マイナンバーカード登録、0円の個人の銀行口座ぐらいです。
これらがあれば、あとの登録がスムーズに進みます。

いよいよ登記

前述の「【たぶん最安】合同会社作ってみた」にもありますが、freee 会社設立を使うのが便利だなとおもいます。私もこれを利用させていただきました。基本はこれにそって進めていくと会社を登記できます。
(費用を抑えたい方は印鑑購入などは個別対応されると良いと思います。)
ただ、やはり役所などに何度も行く必要があります。兼業者にとっては、これが結構な重荷になります。官公庁/役所の場所によっては、都度2,3時間程度は 平日の昼間に空き時間を作らないといけないからです。
私は合計4回、官公庁/役所などに行きました。後から考えると、もっと減らす方法はあったかなと考えています。

Penbe ~勉強したくなる魔法のペン~

「Penbe ~勉強したくなる魔法のペン~」を開発し、2021年2月現在クラウドファンディングを行っています。
上記は会社設立のさわりの部分で、兼業元での会社での工夫やどういった人と繋がっていることでどういうメリットがあったか、役所へ行く回数の減らし方などは、支援者限定特典の「ノウハウ伝授デジタル冊子」で紹介をしたいと考えています。
是非、ご支援、ご参加をおねがいします。



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