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女、トイウ生キモノ~花子の場合~

女には同性の友だち以外の存在が絶対不可欠

ってことを、三十代に入り実感しました、あたし。

何をいきなり宣言してんだって話なんだけどね。
物凄くベタな理由だと、周りがドンドン結婚していって遊ぶ友だちがいなくなること。

これ感じてる同志、多いよね?!

それが最大の理由だけど、もっと掘り下げて話をしちゃうならば、
男の場合は同性の友だちが結婚していったとしても、さほど大きな変化なくその後の生活を送ることができると思わない?

自分は自分のまま。「夫、旦那」という名称は変われど、生活が大きく変わるわけではない人が大半。

で、女との一番の違いは子供を産むわけじゃないからだ。

女は「妻、奥さん」になった途端に、生活が一変する。
たとえ共働きであろうが、家事を当たり前のように中心でやらないといけなくなる。相手は大の大人なのに世話をしないといけない、という理由で旦那が帰宅するまでに帰宅しないといけないし、休みで家にいる日は好きに外出もできなくなる、らしい。

そんで子供を妊娠、出産すると「母」になる。
「父」にはなるとはワケが違う。大きな負担がのしかかる。もちろん子供ファーストの生活に一変。そうなれば益々、自分の時間はなくなり、どこに友人と遊ぶなどという時間があるものか。

それに比べ、男は家庭があろうが、子供がいようが関係ない。
家族サービスという精神はあったとしても、基本、自由が利く身ではある。

だから男の友だちは一生、だ。
別にさ、女が腹黒いから男のように変わりなく付き合いできないってことじゃーないんだよ。


・・・そんなわけで女は、独身で取り残された場合、彼氏という存在は絶対不可欠なのだ、と思うわけ。

独身生活が長くなると、おひとり様で行ける所なんて増えていくし、大概のことはできる。どこでもなんでも独りで!、なおひとり様スペシャリストってのも悪くはない。

でも、正直、テーマパーク、旅行、イベント・・・相棒が欲しいに決まってるよね?!強がったって得は何ひとつないから言っちゃうよ、そりゃ。

今まで彼氏がいなくたって気軽に誘える同性の友人がいたから生きてこれた、ほんと。
だけど女の関係は、人生が進むと確実に変わるし最悪、失われていく。

親が健在の間はまだ少しは救われる。
だけど親だっていつまでもいてくれるわけじゃないし、当たり前だけど自分が歳をとればとる程、歳追った相手が相棒では制限がかかる。

だからこそ!
そういう支障がない同じ立場関係でいられる相手の存在は必要なんだよぅ!

・・・つまりは、彼氏がほしいってこと。

そんなことを考えながら、独り部屋でビールを飲みながらAmazonプライムビデオで「バチェラー」シリーズをイッキ見する週末の夜、なあたし。

花子31歳、独身、彼氏なし。
頑張れ、あたし!

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