ニュースは印象操作のプロ。正しく情報を選択するには。
こんにちは!まなとです。
最近のニュースは感染者数を報道するものばかりで
かなり精神的にもしんどい(都内の人は特に)毎日が
繰り返されていますよね。
先日の朝のワイドショーでは
「パチンコは大丈夫なの?」
という発言をされた方がいるようですが確かに
あれほど危ないものはない。
しかし、政府はこれに言及もしない。
何か政治的圧力でもかかっていると疑いたくなります。
ところであなたはニュースをどれだけ信じていますか?
何気なくボッーっとみている人もいるでしょう。
しかし、それが情報においては
一番危ないということを聞いたことはありますか?
逆に情報を素通りして、自分には関係ないとか
自分は他の人よりは大丈夫だとは思っていないですか?
今回は思い込みや情報操作によって
あなたの感情や行動がコントロールされている3つの罠。
についてお話ししますね。
①アソシエーション。正常性バイアス。
心理学実験のパブロフの犬に近いのですが、
与えられた情報に対して、反射的に連想してしまうことを言います。
例えば、
「若者は自覚がなく、夜の街で遊んでいる人がまだ多くいて、
無症状であるが故にクラスターを招いてしまう可能性が高い。」
みたいな報道が連日されていますが、
東京都巣鴨の現状を見ると、
結構たくさんのお年寄りの方が出歩いているみたいなんですよね。
また、スーパーや薬局に長蛇の列を作っていたり。
恐らくですが、どの年代の人も自分に都合のいいニュースだけを
無意識に取り入れていて、
都合の悪いニュースは目にも止まっていないと思います。
正直、心理学的にはしょうがないことではありますが、
現状、そう言った偏った思考が、危険を増幅させる要因にもなりかねません。
京都産業大学でのクラスター報道を聞いても、他の大学生は
自分たちが大丈夫と受け流してしまうでしょう。(正常性バイアス。)
逆にお年寄りからすれば、若者の行動はけしからん!って
思っている人も多いのではないでしょうか。(アソシエーション。)
みんながみんなではないですし、逆にあなた自身にも起こりうることです。
自分が当事者意識を持つことが現代社会では
問題解決につながると思います。
②シニシズム。自己奉仕バイアス。
①とも関連するのですが、自分のことは利他的で、
他人のことは利己的だという思い込みのことです。
「自分は周りに迷惑をかけていない、マスクもしてるし
きっと感染自体もしていないから、大丈夫。」
「あいつはマスクをしていない。悪者だ。
ああいうやつが感染を拡大させているんだ。」
本当にその意見は正解なんでしょうか?
そもそも外に出ている時点で色んなところを触っているし、
水や食べ物を口にするときはマスクを取るでしょう。
そもそもマスクが予防にはなり得ません。
さらにはマスクをつけていない人は単に、
買い占めた人たちのせいで
家にストックがないことが多いのです。(僕もです)
これは日常生活にも言えて、
「私はこんなに頑張っているのに、あの人はなんで
全然仕事もしないし、できないのに同じ給料なんだろう。」
これもバイアスの一つ。
本当に想像している通りかもしれませんが、
実は見えないところで努力をしたり、
仕事を終わらせている可能性も大いにあります。
得意分野も人それぞれ違いますし、あなたもできないことはあるでしょう。
一度自分を客観視して、利己的、利他的という抽象的な概念から
離れてみるのも手かもしれませんね。
③モデリング。権威性。
1ヶ月前に感染を防ぐためのガイドみたいなのが
SNS上に出回っていましたが、デマ情報だったということがわかっています。
しかし、これを信じて実行した人もいるのも事実です。
専門家の人から聞いた情報、引用に専門家の名前が入っている。
SNS上でみんながやっている。
こう言った情報に僕らは流されやすいです。
人間はデマ情報と正確な情報を見分ける能力は備わっていません。
基礎知識がない人は信じて当然と言えるでしょう。
では、どのようにデマに惑わされないようにすればいいのでしょうか。
答えはたった一つ。
一度疑問を持ってリソースを複数調べてみることです。
一つの情報に注目するから騙されます。
色んな情報や基礎知識に関心を持てば、
フェイクに釣られることも必ず減ると思います。
専門家だから、みんながやっているから、いいねが多いから。
一度その情報を自発的に調べてみてはいかがでしょうか。
選ぶのはあなた次第です。
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