【目標達成の心理学】心理学を使ってあなたの2021年の抱負を達成する方法。
こんにちは!心理学講義の時間です。
あなたは今年の目標を立てましたか?
どんな目標を立てて、どんな年にしたいと思っていますか?
新年には誰もが一つは何かしらの目標を胸に、
良いスタートを切って進みたいと思っているはずです。
しかし、現実はそう甘くはありませんよね。
年始に立てた目標や習慣化を目指したものは、
3ヶ月も経てば、ほとんどの人が挫折してしまっていますよね。
正直言って、人間である以上は仕方のないことです。
なぜなら、人間は意思力とモチベーションだけでは
行動し続けることができないからです。
どこかでガソリン切れを起こしてしまうと、
また立ち上がるのには、最初のスタートより大きなエネルギーが必要です。
始めては辞め、を繰り返していると、
やがて習慣や目標は忘れ去ってしまいます。
では、これを解決する方法はあるのでしょうか?
今回は!
【目標達成の心理学】心理学を使ってあなたの2021年の抱負を達成する方法。
について解説します!
それではやっていきましょう。
①大きな目標は曖昧に。短期的な目標を具体的に。
新年に掲げる目標といえば、
大きなものを立ててしまいがちですよね。
10kg痩せる!とか、
毎日10km走るとか、
現状から考えて無理しないと達成できないような抱負を
考えてしまいます。
しかし、時間が経てば、現状と何も変わらなかったり、
むしろ後退していて、途中でどうでもよくなってしまうのです。
ダイエットが成功しない人には特に多い悩みですよね。
ではどのように目標を立てると成功確率が上がるのでしょうか?
そうですね。
短期的な目標を細かく設定するのが好ましいです。
1年単位や半年単位という予想が難しい期間ではなく、
1ヶ月単位や週単位、1日単位で小さな目標を作りましょう。
今日はこれをする、今週はこれをする。
と言ったように細かく刻むと、
自分がどこまでできるかをある程度正確に把握できるだけではなく、
一つ一つの目標を達成するごとに達成感を味わうことができ、
結果的に次の目標への原動力になります。
今年から長期的な目標だけではなく、
1日単位などで目標を区切ってみませんか?
②目標を達成できなくても、ハードルを次の日に持ち越さない。
僕らがやってしまいがちな目標設定のミスの一つに、
失敗したらハードルを上げてしまうことがあります。
例えば、休日にビジネス書を1冊読むと決めていたとしましょう。
しかし、結果的にダラダラしてしまい、
半分くらいのところで終わってしまったとします。
そしてあなたはこう思いませんか?
「今日遅れた分を来週の休日に取り返そう」
そして来週は2冊読もうなどと、ハードルを高くしてしまうのです。
もちろんそれが達成できれば良いのですが、
ほとんどの場合、次の機会にも同じ失敗をして、
それを何回も繰り返すうちに、頑張ることが面倒くさくなっていくのです。
これを心理学では「どうにでもなれ効果」と呼びます。
この心理状態になってしまうと、立ち直るには、
並大抵の努力では無理です。
一度挫折したものを取り返すエネルギーって尋常じゃないのはわかりますよね?
そうなってしまわないように、
小さな目標だとしても、達成できなかったら、
次の目標を立てるときに、ハードルを低くしましょう。
もちろんあまりに低すぎるハードルにすると、
それはそれで習慣が途切れたりするので、
例えば今日読めた分のページ数を次にも同じように目標値とする。
など、工夫をしてみて下さい。
③毎日達成したことを目に見えるところにメモしておく。
目標を達成するために必要なのは、やはり達成感や成功感覚。
これらがないとモチベーションが下がりますし、
自分に自信がなくなってしまいます。
その対策としては、
どんな些細なゴールでも良いので、
日々達成したことを目に見えるところにメモを残してみましょう。
スマホでも良いですし、冷蔵庫にホワイトボードなどを貼っておいて、
書き残しておくのも良いかもしれません。
とにかく、前に進んでいるという感覚が、
あなたを成長させてくれます。
自分が変わるには、自分の努力と考え方しかありません。
あなた自身を自分で鼓舞し続けることができれば、
あなたが叶えたい夢や目標がまた一歩近づくことでしょう。
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