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もう一度現行オフィシャルボトルと向き合う #008グレンファークラス12年編

未熟な筆者の個人的な感覚によるテイスティングノートです。共感できない箇所もあるでしょう。しかしお酒とは生き物だと考えています。まるで人間関係と似ていて相性や好み、先入観など沢山のものが入り交じります。
現行のオフィシャルボトル……それはバーテンダーの私にとっては家族や友達、同僚といった身近な存在です。そんな彼らともう一度向き合うノートなのです。なるべく教科書(専門書等…)にはないような表現を心がけております。長年の愛好者、これからウイスキーにチャレンジされる方にも楽しんで頂けると嬉しいです。

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GLENFARCLAS 12年編

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注ぎたて

香り
エステル、リンゴのコンポート、犬


オーク、オレンジピール、余韻に革製品

加水

香り
革がより強く、酸とイースト感が相まってリンゴビネガー、カリカリ梅


パン、かすかにスモーキーに

ミニ氷

香り
革とオレンジピールがのこり、リンゴ系の香りはひっこんだ


トースト、ほうじ茶

まとめ

エステルが比較的強く、リンゴ、デーツ等のフルーツ香に加え、革や油のケミカルな香りも特徴的である。樽香はナッツやチョコというよりかは、寺院や古い箪笥のやわらかな木のそれ。余韻は複雑味があるわけではないが、長く心地よく続く。
擬人化すると、いつもスカートやワンピースが多い、性格はちょっとぶっきらぼうな20代前半女性。

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