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中国語できる=英語もできると思わないで

HSK5級(1番上が6級)の自称中国語中級レベルの私ですが、英語は全くわかりません。
この間中学生英語のドリルしましたけど、中1中2の問題半分も正解していないです。
英語だけディスレクシアなんじゃないかと思うレベルで語彙力と理解力が乏しいです。

そんな私が人に中国語ができると話すと、何故かもれなく英語もできるトワイリンガルな人として話が進んでしまいます。
これ本当によくセットにされてしまうんですけど、何でこんなに誤解されてしまうのか。

考えられるのは

「文法が似てるから」

中国語と英語は文法が似てるからどっちかができるならもう片方もできるでしょという理論です。

そんなわけないじゃないですか、
どうしてアジアと欧米の言語で両方をセットにされるんですか?

そもそも中国語はシナ・チベット語族(他にビルマ語、チベット語)、英語はインド・ヨーロッパ語族(代表的なものでドイツ語、ヒンディー語)で言語系統は全く異なります。ちなみに日本語は系統的孤立言語でどこにも属さないとされています。

他にも
中国語→縦書き可、表意文字、動詞の変化がない。
英語→横書き、表音文字、動詞の活用形あり。

ほら、全く異なるんですよ!
中国語は日本語やモンゴル語と同じように縦書きもできる。
英語はヘブライ文字と同じで表音文字に分類されます。

ですので、文法だけで判断されている方がいるのであれば、縦書きができるからってモンゴル語もできる、表音文字だからヘブライ語もできるとそう言われているようなものなんです。

大陸すら違うのにそもそも中国語できるから英語もできると思うこと自体可笑しな話。

中国語ができる方は私みたいに、英語ができなさすぎて他の言語に逃げた先の運命的な出会いのパターンもあるかもしれないので、今まで中国語できる人は英語もできると思っていた方は、これを機に是非考え方を改めてみてください。

そして、できれば新たな挑戦として中国語を共に学んでみましょう!

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