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病室にて②〜手術日〜

※手術、術後1日目は流石に書くことができなかったので、術後数日間にわたってまとめて投稿していきます!

3月8日
いよいよ手術日、前日はしっかり熟睡できて、朝は早めに目が覚めました。
8時までに便が出ないと、浣腸と言われていたので、病棟を歩いて、緑茶をたくさん飲んだのが悪かったのか若干気持ち悪くなるという•••。
(水にしておけばよかった)
無事に昨晩飲んだ下剤が効いてくれて、お通じがあったので浣腸はなし。

午後からの手術だったので、午前中は旦那さんと一緒に病室でいつも通り過ごしました。
不安や緊張はあまり無くて、旦那さんが食べているサンドイッチがとても美味しそうだなあ〜と見ていました😂
(旦那さんの食べている姿を見るのがすごく好きです!笑)

14時すぎくらいに看護師さんに呼ばれて、手術室には歩いて行きました。
テレビでしか見たことがなかったので、
○電子モニターで当日の予定か何かが書いてある
○手術室も何部屋もある、空間が綺麗
○手術室では、オルゴール調の音楽が流れている
など、「さすが大きい病院、すごい進んでる」と密かに感動していました。

7人くらい手術室の中にいて、こんなに人がいるの!?と思いながら、諸々の装置をつけ、「硬膜外麻酔」の準備が始まりました。
私の場合、これが全然上手くいかず、何度もやり直しました。
背中が見えないので、どうなっているかもわからず、かなり不安でした。
多分ベテランの麻酔科医の先生が来てくれて、やっと成功。

その後、全身麻酔が開始され、深呼吸を何度か繰り返し・・・

全く記憶なし。

喉の苦しさで目が覚め、すごい焦りました。
すると「終わりましたよ」と声がして、一瞬の出来事のようでした。
安心して、涙が止まらなくて、しばらく意識が戻った後も泣いていました。

家族の元に戻る頃にはかなり意識もはっきりしていて、喋ることもできました。
主治医の先生から家族に説明があって
「手術は大成功、腫瘍も破れずに切除することができて、周りの器官への転移も見られず、綺麗な状態だった」との事。

腫瘍は結局20㎝もの大きさになっていて、腰も痛かったし、トイレも近かったので、そりゃそうだよなという感じです。
(最初の検査では13〜15㎝)と言われていて、実際短期間でめっちゃ大きくなっているのが自分でもわかりました)

病理検査の結果はまだですが、悪性と確定しても、しっかり現実を受け止めて、心、身体ともに健康になるために、改善できる部分は改善して、執着せず、どんどん自分自身を解放してあげたい🕊👐

この日の夜は、麻酔が効いていたので、痛みはなかったのですが、副作用の吐き気が凄くて、何度か嘔吐、しんどい夜でした。

次に続きます。

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