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一旦「母の味」をアウトソースしてみよう

家事に仕事に休む間も無く働き続ける母の姿を見て
「大変そう…できることなら母親という仕事は避けて通りたい」
そう思っていたティーンエイジャー。

二児の母になった今、
こう思う。

「やっぱ、めんどくさい」

料理も掃除もどちらかというと不得意な私。
かといって、やらないわけにはいかないので
仕事の合間をぬって
やっとこせっとこやっている。

苦手だから、イライラすることもしばしば。
一生懸命作ってもあんまり美味しくなかったり。
洗濯物は山のごとく。畳んでも畳んでも終わらない。
食べこぼしは拭いても拭いても後から後から。

「なんでこんなにタスクあんねん!」
眉間のシワに気づき、
「これも修行、修行。心頭滅却すれば火もまた涼し」
と修行僧の心でモヤモヤを吹き飛ばすしかないのだ。

しかし、
いかに毎日快適に楽しいことばかりして
生活するかを追求するのが私の人生の課題である。

イライラするくらいなら、
子どもたちと楽しく遊んでいたほうが何百万倍、
私も子どもも夫もハッピー。

というわけで、
苦手家事の代表格「料理」をアウトソースしてみた。

タスカジさんという、
一般の方で料理が得意な人にお願いするシステムだ。
3時間で13品、和食メニューを作ってもらった。

家の中にただよう、優しい香り。
つい「お母さん、お腹減った〜!」と言葉にしたくなる。
なにこれ、サイコーじゃん。

私がこれだけの料理をできるようになるまでには
どれだけ時間がかかることか。

ここは潔く、
苦手なものは得意な人に頼もう。

優先すべきは、我が子の笑顔なのだから。

牛歩であっても
私も料理の腕を上達させていくから、
君たちが物心つく頃には内製化できるように
のらりくらりやらせてください。

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