新橋亭で上海旅行をした話。

座椅子も長時間だと辛くなってきた村上です。

＠鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー＆資産バランスプロジェクト

さてさて、実は今月22日は村上の45歳の誕生日です。
日頃の感謝も込めて家内と食事に行きたいと画策するわけです。
感覚としては、上司を接待する気持ち・・・
するとね、お店選びが間違えられない。

そう、間違えると一年間怒られる！！！

という事で、家内（上司）の好きな条件を聞いてみる。
美味しい・接客良し・雰囲気良し・冬らしい物・めったに食べられない物・
お酒が進むこと・肩肘張りすぎないこと・交通の便が良い事・有名店であること・身体に良い食材をつかっていることetc.etc・・・

煩悩の数はあるやないかい(笑)
※最早私の誕生日という事は、忘れています。

ん～

ポクポクポク・・・・

チーン　そうだ！！( *´艸｀)
というわけでお邪魔してきたのはジュディオングさんも通う
新橋亭・別館です。

中国料理 新橋亭

今日はそんなお話。
接待・宴会やビジネスランチをされる方・グルメの方には必見の内容となっております。
お付き合いくださいませ。

お料理の数々

さて、当日行きなれた道を新橋へ。
※駅から3分なので、私でさえ道に迷いません。

ドーン！！！

入店しますと、左手にレセプションがあります。

「予約しました、村上です」(｀・ω・´)

「お待ちしておりました。3階へどうぞ」

スリーピースのスーツに身を包んだロマンスグレーの店員さんの
ご指示に従い3階へ。

一番奥、眺めも良い席でした！

１階はラウンジ、2･３階（洋室・一般席）、4･5･6階（洋室）、7･8階（和室）、9階（厨房）です。なんと500席以上あります。
通常、厨房は地下などにあったりしますが、誇りをもって働いて欲しいというスタッフへの思いから最上階にあります。
それもお食事が美味しい理由かもしれませんね。

まずはビールで乾杯。
一応？家内からお祝いの言葉をもらい、一品目から。
●青菜の発酵豆腐炒め＆紹興酒

※取り分けた後の写真です。
紹興酒が16年だったかな？
とっても飲みやすくて、料理とマッチします。
そして、青菜の発酵豆腐炒めの絶妙な塩味！
野菜の歯ごたえを残しつつ、発酵豆腐が包み込みます。

お酒と青菜で、
「これから食べるぞ～～～」
って気持ちが高まる。

●上海蟹味噌・卵と豆腐の煮込み

※またまた取り分け後。
上海蟹と言えば、カニ味噌が有名でもあります。
そのカニ味噌を、一つ一つ手で取り出して作るそう。
手間暇惜しみませんね～。
なんて贅沢な料理なんでしょう！
コクがあるのに、さっぱりと食べられる
上海蟹味噌・卵と豆腐の煮込みへの家内の感想は、

永遠に食べられそう！

です。伝わる？？(笑)

●上海蟹の姿蒸し

※食べる時はハサミで食べやすく切ってくれます。
さぁ今日のお目当て上海蟹の姿蒸しです。
食通の方は、10～11月は上海蟹と決めている方もいるそうです。
こちらの上海蟹は陽澄湖（ようちょうこ）で取れたもので、
最初の写真にタグが付いているのは本物の証。
10月頃には濃厚な黄色の卵が詰まったメスが、11月頃にはねっとりした白子がいっぱいのオスが美味しいとされています。
一番美味しいとされている食べ方ですが・・・姿蒸しなんですね～

頂いたのは当然、姿蒸しのメス！！！

もうサイコーですね(*´ω｀*)

食べ方としては、生姜とお酢などにつけて食べるのですが
村上としては・・・

身の美味しさに、そのまま食べました(笑)
お店の人も「何もつけなくても十分美味しい」って言ってたのは間違いじゃない。

ちなみに、手をを洗うのに
ボウルにジャスミン茶とレモンが入ったお水が出てきます。

身を食べ勧めると、眼鏡をかけた全身優しさで出来ているような店員の方（行けばわかります笑）が

「甲羅に紹興酒を入れてまだ少し残ってる味噌を溶かして飲むと美味ですよ」

と教えてくれます。
えええええ～～～～
やります！
僕、先輩の教えは従った方が良いって習いました！！！

というわけで、さっそく・・・

うまぁ(*´Д｀)

うまぁ(*´Д｀)(*´Д｀)

うまぁ(*´Д｀)(*´Д｀)(*´Д｀)

紹興酒の沸き立つ香りに、カニ味噌の風味が相まって
中国の皇帝になった気分です。
やればわかる！ばかりで申し訳ないですが、
ほっぺが落ちるという表現ではなく、
ほっぺからとろけます。
※上海蟹は11月末までです。

夫婦でニヤニヤしてるだけで、会話してません。

そして、「喉が渇いたでしょう。」
という店員さんのお言葉で、
竹鶴のハイボール飲む。
我に返ったところで

●上海風やきそば

こちらのやきそばを食べるのは実は初めてではございません。
ですが、食べるたびに印象が違うのです。

単品で食べる⇒美味しい
フカヒレの後に食べる⇒美味しい
上海蟹の後に食べる⇒美味しい

毎回美味しいのは間違いがない。
単品で食べてももちろん美味しい。
けれど、前の食事を邪魔しない美味しさもある。
身体に優しい野菜も豊富に取れる。

これ・・・東洋の魔術じゃん！
主演女優でもヒットするけど、バイプレーヤーとしても一流よ！
みたいな一品。

これが、創立75年を迎えようとする名店の実力か。
そんな思いに浸りながら、そろそろデザートだなと考えていたら
家内が一言。

「次デザートよね？いつもの食べたい！！！」

そうですよね( *´艸｀)( *´艸｀)( *´艸｀)

●特製焼売

いつも食べる焼売。ただの焼売ではございません！
まず、富士山のような形。
高見を目指す経営者、出世を願う会社員、奥さまのご機嫌を伺う世の男性ならば、是非食べていただきたい。
明日から頑張ろう！と思えるその姿。
ちょっとだけ優しくなった奥さまを見ることができるでしょう。

溢れるような肉汁。
90ｇはあると思われる、重量感のあるお肉から溢れる肉汁。
それでいて、蒸した結果のさっぱり感。
お腹がモタれることはありません。

政治家やＶＩＰに愛され続ける70年の味。
ＶＩＰに愛されるから良いとは言いません。
ですが、愛され続けるには理由があります。
そして、各界の著名人から愛される故、話題ともなります。
ちなみに、松田聖子さんも「火曜サプライズ」でご紹介されてましたね！

ふぅ大満足！！

●デザートとジャスミン茶

デザートは2種類。
定番とも言える杏仁豆腐。
杏仁とは、のどや腸を潤すと言われております。
まさに、医食同源。
やわらかな口当たりで口に含んだとたん、パッと杏仁の香りが広がります。
コロナで引きこもった私の身体を癒してくれます。

桃まんじゅう
お店から誕生日という事で、サービス頂きました。
中国では、桃は「長寿」や「幸福」を表しまして、
お祝い事に用いられる点心です。
中の白あんの甘さが上品なんです。
大人ならペロリと行けます。

仙桃茶福建花ジャスミン茶
美味しく飲めてさらにリラックスしてしまいました。
良いジャスミン茶を飲むと、ウットリしません？
もう美味しい料理と紹興酒。そしてジャスミン茶ときたらどこまでウットリするのでしょう(笑)
そして、ポットの中でキレイな花が咲きました。
見て楽しめて、飲んで楽しめて嬉しすぎる。

気づいたら、食事を始めてから2時間近く。
皆さまにお礼を言って失礼させて頂きました。

こぼれ話

新橋亭さまと村上家は実は長いお付き合いです。
※かなり一方的なお付き合い（片思い）ですが・・・

というのは、実の母が昔からのファン。
東京に出てきたときに、音楽喫茶「夜来香」（今の新館の場所）にお伺いしたそうです。
もちろん料理としてもずっとファンで、大成建設の秘書時代から今でも3か月に1度三姉妹（平均年齢83歳）でフカヒレを食べに行っております。
※最近はお肌のプルプルさが増すように、鶏煮込みそばも食べるもよう。
食欲旺盛で良い事です。

私の新橋亭デビューは玉川店。
実家がお隣の用賀でしたので、高島屋に行くときは中華を食べるとなっていました。
これは、祖父が大正海上の常務だった時に新橋の方を利用していたため
父が刷り込まれた模様(笑)
祖父は食事にうるさく、サービス・味でこの駅ならこの店と全てきめておりました。
父はもっぱら点心に紹興酒。
私の点心好きはこの時代の名残です。

新橋の新館を私が利用したのは、証券会社時代ですね。
当時、電通の局長さんがお客さまで昼飯に誘われたのが最初です。
とっても大人になった思い出と、最初玉川店と頭の中で繋がらず
知った時はビックリいたしました。
入ってすぐの赤絨毯は大人の階段。

それから約15年後。個人事業主として独立したこともあり、立教経済人クラブに入会。そこで新橋亭の呉会長が先輩であることを知るわけです。
こんなご縁あります？？

ご縁に恵まれて生きてきた人生。
今後も、個人的にも宴会も主催して利用させて頂ければと考えております。
私が紹介するには、あまりにも有名店ですが
皆さまも大切な日・集まりの時には是非！！

という事で、また(●´ω｀●)
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