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【コンサル】無意識に顧客を拒否してる?

今日は絶対運動するぞ!と誓う村上です。

@鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー&資産バランスプロジェクト

さて、以前鷺沼にイタリアレストランがありました。
残念ながら数年前に閉店してしまったのですが、
そこのオーナーシェフが現在雇われの身ながら
近隣でお店を頑張っているので行ってきた次第。

そこで久しぶりにお話をしてみたら、
顧客である私と販売側のシェフとの認識の差
がかなりあるなぁと思ったので書いてみました。

飲食店に限らず、営業でも無意識にお客を拒否してる
ことに気づいてますか?
というのが本題です。

早速いってみましょー
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当時のお店と私

当時は私はバブリーな証券マンでした(笑)
そんなわけで?
地元にあるイタリアンに月に2回程度いくわけです。
それにほとんど家で食べられないので、
一回で2万ちょい使う程度のお客。
ま、月に4~5万なのでお店にえらそうなことは言えませんが・・・

そのお店を夫婦で気に入っていたのは、
・静かだったから
・味が良かったから
・適度な料金のワインを勧めてくれるから
・家から5分程度で行きやすいから

こんなところが理由でした。

当時のお店は確かに私達のような30代の夫婦から
60代くらいの夫婦などが
静かにイタリアンを楽しんでいたと記憶しています。

ゆったりくつろげるちょっと贅沢な夕食のお店というイメージですね。

ある女性の登場

ある日のこと。
突然押しの強い女性がホールに入り始めます。
シェフからは顔は覚えられる程度の常連だった
私達のテーブルに近づいてきます。

最初の白ワインのグラスを頼んだところだったのですが、
何やらやたら話しかけてきます。
ん~うるさいなぁ
が正直な印象。
当然ながら話しているので白ワインが来ません(笑)

やっと白ワインとオードブルを食べて、
さぁ赤ワインをボトルで頼みます。

注文後再び女性が登場・・・
コチラのワインの方が今オススメなのですが~

はぁ・・・
とっても美味しいですよ!
それはちなみにお幾らですか?
3万円です(*^▽^*)
あ・・・いいです。

そんな会話をしたのですが、
まだしつこく勧めてきます。

結局嫁さんとまぁしょうがないかと言う事で
頼むことにしました。
その日は滞りなくディナーを楽しむことができました。

けどね、私達は毎月行ってたのに
3か月に1度に変わったんです。
だって、確かに一回で5万つかう時もあります。
でもそれは、自分たちで飲みたくなったからです。
売り込まれるのは好きじゃないよね。

そして久しぶりにお店に行くときがやってきます。
いつも6テーブルのうち3テーブルが
埋まっているお店だったのですが
その日はなんと私達だけ。

うん、知ってた。
前通るものね。徐々にお客さま減ってたよねぇ。

そして驚いたのは、料理が不味くなっている!
恐らく、食材の費用を落として
塩味を増やしたんじゃないかな?
以前の優しい味はそこにはありませんでした。

そうなると、いつも以上に女性が
高額なワインを勧めてきます。

ん~行くの止めよう。

夫婦で決めた瞬間でした。
一年以上行っていたお店だったんですけどね。

お店の変化

ほどなくして、お店が外装を変えていました。
以前はテーブルに白いクロスで、
よくあるイタリアンなお店。

それが、木をむき出しにしてハッピーアワーなどを
始めていました。
外、内では主婦たちが会話を楽しんでいます。
外看板を見る限り、サラミなどの
クイックメニューが充実してました。

うん。
完全に私達夫婦はお客ではなくなったなぁと。

少し補足しておくと、ハッピーアワーが悪いわけでも
主婦の方々が飲むお店が悪いわけでもありません。

私達夫婦は
・静かに
・ちょっと贅沢に
・美味しい料理
をそのお店に求めていただけです。

そして、その2年後お店は閉店となりました。

現在のオーナーの弁

久しぶりにあったので、
様々な疑問を聞いてみました。
わかったのは

・某女性は彼女であったこと
・その女性は販売が得意だということ
・そのススメで顧客単価を上げようとしたこと
・結果顧客が離れたこと
・お金を使うのは女性だ!ということで方針転換したこと
・結果ランチからお水で長居する人が増えたこと

なるほどね。

村上の思う事

彼女であったら、言ってくれたら
スムーズな事が沢山ありましたね。
相手は私はオーナーの彼女
と思って話しかけてたでしょうし、
恐らく私達の事も聞いていたのでしょう。

けれど、私達には馴れ馴れしいオバチャン
にしか見えないもん。

それとね、販売が得意というけれど
どういった人に得意か?はとっても重要。
または、リピーターで成り立つのか、
売り切りの商品なのかでも違う。

客単価の上げ方は正直ある。
少なくとも、理由なく高額な物をススメるのは
ちょっと違うかな。

ハッピーアワーで長居する人がでるのも当然。
それをどうするか?が問題。
ハッピーアワー自体は人が集まったのだから
成功なんだよねぇ。

でも一番の問題は、元々いたリピーターに
無理やり高額なワインを勧めることで

「これ飲まないなら、お客さまじゃないですよ!」
という無言の圧力なんですよ・・・

営業に置き換え

根本的に幅広い人に営業が得意という人はいません。
なぜならば、潜在的に近い人や
感覚が理解できる人からモノを買うからです。

そして、その感覚を近づけていくほど
営業成績は上がるのですが・・・・
それはつまり、それ以外のお客さまを
切り捨てるということなんです。

例えば、証券時代は経営者の方が
私のお客さまには多かったです。
経営者の特徴としては、
・自分で決める
・選択肢が増える事を喜ぶ
・自責の感覚がある
等がありますので、
相手が決めやすいように材料を揃えたり、
気づいていない角度の考えをお伝えすると
喜ばれます。

しかし、それ以外のお客さまにそれをすると
迷うだけです(笑)
経営者と同じように
「村上さんはどれが良いと思うの?」
と聞いては頂けますが、
多くの方は責任は村上が全部!と思っていました。
もちろん例外の方も沢山いますよ。

そんな訳で、「その施策」・「あなたの振る舞い」
「あなたの言葉遣い」は誰向けのモノですか?
無意識な顧客拒否をしていませんか?

という事で、また(●´ω`●)
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