【富裕層開拓】営業として読む「起業の天才」

本は何度も読むタイプの村上です。

＠鷺沼発
マネーコンサルティングスラッシュオー
＆資産バランスプロジェクト

さて、別記事でも書きました「起業の天才」。

内容紹介では、

「ベンチャー不毛の地」となった日本に必要な「起業家の資質」とは何か。 リクルート事件の大打撃を乗り越え1兆8000億円の負債を自力で完済、 株式時価総額で国内10位にまで成長した「奇跡の会社」はどのようにつくられたのか。 苦境に立ち逆風に向かうすべての日本人に贈る、 歴史から葬られた「起業の天才」の真の姿。

と書かれております。

前回の記事では、読書した単純な感想と
リクルートのビジネスに対して思うことを
ツラツラと書いてみました。

ただ、一人の営業として読んでも
面白い本でしたのでご紹介します。

本の内容にはあまり触れず、
トピックス的に扱ってまいりたいと思います。

早速いってみましょー

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※参考図書は「村上に１円も落としたくない方」は、スルー推奨。

贈り物そして接待

営業と言いますと、何かしら手土産（贈り物）を
お持ちすることが多いと思います。

ちなみに、それを渡す目的は何でしょう？
少なからず、好かれたい、感謝そんな気持ちがあるはずです。

それには、渡す相手、品物等考えることが沢山。
しかし、品物ばかり考えてません？
と思うこともしばしば。

しかも、その品物選び間違えてませんか？
という時もあります。

そんな意味でも、村上の意見だけでなく
「起業の天才」は勉強になりますよ！

起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

贈り物

本に出てくるものだと。

1　勝負手紙
これはNTT初代社長の真藤恒氏に
出している情景がかかれています。

手紙が贈り物？
と聞かれることがありますが、
そこには「時間」や「思い」があります。
相手の為だけに文章を考え、
文字を書く時間をプレゼントしている
とも言えるわけですね。

用件だけ送っておいて！
というメールとは意味合いが違います。
もしこの感覚が薄いと富裕層開拓は難しいかもしれません💦

2　サツマイモとトウモロコシ送る2週間前に手紙
政治家や官僚、そのた経営者に贈っています。

村上が以前から富裕層開拓で伝えていることが
本文に出てくるので引用します。

江副は知り合った政治家や官僚によく贈り物をした。
社長室の担当者がお中元に高級洋酒を贈ろうとすると、
江副は「君たちはまるで分かっていない」と諭した。

「そんなものは僕の家にも届くんだよ。
このレベルの人たちのところには、
もっと高い洋酒が届くが、
誰からもらったかなんて覚えちゃいない」

そうなんです。
・自分にとっては高価。
・自分にとっては珍しいモノ。
それは贈り物としてはどうなのでしょうかね。
手紙の内容もせっかくだから、
引用します。

安比の菜園で育てておりますトウモロコシが、
今年もよく実りました。
ご賞味いただきたく、勝手ながら何本かお贈りさせていただきます。
お手数をおかけしますが冷蔵庫を開けておいて
いただけますでしょうか。
もとより私の趣味でお贈りさせていただくものですから、
礼状などはご不要に願います。

どうですかね？
喜ばれるの伝わりますでしょうか。

3　リクルートコスモス株
これは真似できませんし、しないでください(笑)

富裕層開拓してる人は皆さん持ってますよね！？

鳩居堂 鳩たより レターセット 便箋 縦罫 30枚・封筒 10枚・横罫 一筆箋 30枚

接待

あまり引用すると怒られそうなので・・・

接待もしっかりしております。
まず自社ビルの中に、
ピアノバー「パッシーナ」を保有しています。
奥には当然個室も完備していますね。

このような企業はいくつかあります。
たとえば、三井倶楽部なんかもその一例。

また、外で接待する場合でも
ビールやウイスキーの銘柄の好み、
到着時のタクシーの止める場所まで
決めています。

本書にはないですが、
金融機関ですと一般的にビールは
「キリンビール」＝三菱系
「アサヒビール」＝住友系
「サッポロビール」＝芙蓉系
「サントリービール」＝三和系
こんな感じでした。
三和銀行は⇒三菱UFJ銀行なので
相手に聞かないと行けなかったり(笑)
今はそういう仕来りあるんですかね？

ただ、
接待＝相互に楽しく飲む場
とするのか
接待＝相手に極上の思いをさせる舞台
と考えるかでこだわる場所は違います。