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二拠点生活、悩んだ末田舎の保育園に入れる事にした話

東京と千葉の南房総で二拠点生活からの出産。初めての育児で戸惑いつつも楽しく娘と一緒に過ごしてきたわけですが、休む暇もなく悩みの壁にぶち当たったのが保育園問題。

東京の拠点もありつつ、田舎に比重を置いた生活の中で、子どもが産まれて今後私達はどうやって子育てしていくべきなのか改めて考えさせられるきっかけとなったと思います。

結論を先に言うと、東京ではなく南房総の保育園に入れる事にしました。もし家族で田舎に移住したいけど保育園ってどうなんだろう?と思っている人がいれば、何か参考になればと思います。

田舎と保育園と東京の保育園の違い(自分の場合)

東京は選べないが田舎は時期も保育園も選べる

私たちの東京の住まいは23区内です。まず、自分の入りたい保育園に入ること自体が簡単ではありません。待機児童を減らすべく、国も区も努力をしている(?)と思いますが、残念ながら自分の仕事を復帰したいタイミングで希望の保育園に入れる事は難しく、基本4月入園は当たり前。区によって保育料もばらつきがあります。うちの区では保育園によっては生後8ヶ月以降でないと入園の申し込みもできない所が多かったです。

東京での保活で役所に相談をしたときも、「どこかには入れるとは思いますが、希望の園は難しい可能性が高いので申請書にはたくさん希望の園を書いておいてくださいね」と言われて「うーん‥」と思いました。

一方で田舎である南房総市の保育園は選ぶ事はできますが、そもそも保育園の数が少ないので必然的に家の近くの保育園に決まってきます。住む市によって違うと思いますが、東京都とちがって4月入園でなくても入りたいタイミングで入園可能。(ただし人員的な問題で早めに入園希望を出す事が必要になりますので、このあたりは役所に事前に相談が必要)

田舎の保育園は園庭がだだっ広い

東京の保育園はほとんど園庭がありませんでした。その代わり、近くの公園に遊ばせにいく事が多いようです。お外で遊ぶという意味ではそのあたりは問題なくカバーできるなと思ったのですが、気になったのは保育園自体がそんなに大きくない所が多く、0歳児のお部屋の遊ばせるスペースが狭いのが気になりました。

一方で田舎の保育園は、校舎、園庭、とにかく大きい。広すぎ。0歳児クラスもお部屋も充分すぎるスペース。広いと先生達は管理がとても大変みたいですが、子ども達をのびのび遊ばせるにはすごくいいなあと思いました。

保育園は狭いとダメなのかというとそんな事もないと思いますが、なんとなく自分が狭いのが好きではないので、広いのが魅力的にうつったというのもあります。

田舎の保育園だと雨も風も雪の日も車で送迎できる

都内だと車を所有していないご家庭も多く、家の近くでも親が自転車で保育園送迎をしている姿がよくみられます。天気が悪いと大変そうだなあと思っていたので、車で送迎できるのは個人的に「楽かも」と思ったポイントです。

東京の保育園の方が子どもの教育面では優れている

とにかく遊んで育つ!という田舎の保育園ですが、一方で教育面では東京の方が優れている保育園が多かったです。私立の認可外保育園も多いという事もありますが、リトミック教育、英語、マナーなど。保育園によってはこういった事も取り入れていて、幼少期からこういった基礎が学べるのはさすが東京。すごく面白そう!と思ったし、保育園でも教えてくれるなら親としては安心できるなあと思いました。

東京は連絡帳などもアプリ管理

保育園にもよると思いますが、先生も親とのやりとりや連絡網もアプリ管理の所もあり、紙でのやりとりが少なそうで、色々効率的で便利そうでした。紙に書いたり、ハンコを押したり。デジタル化の今の時代、すこし面倒くさいですよね。

意外にも東京の保育園の方が保育料が安い

田舎の方が保育料安いと思われがちですが、私の住んでいる東京の区の方が保育料がだいぶ安く、驚きました。(その分税金も高いとかあるかもしれませんが‥)

保育料って市や区によって値段が違うのですが、市や区にお金が潤沢にあるかどうかで決まるらしく、比較したら田舎の方が高いという結果に。毎月の出費だからもちろん安い方が惹かれます。

田舎の保育園の魅力は何より子ども達が楽しそう

南房総の保育園に見学に行った時、夏でいい天気だったのもありますが、たまたま子ども達がお外で水遊びする日だったんです。子ども達とにかくもうみんなすごく楽しそうで。元気いっぱい走り回ってる姿がとても良くて。子どもらしくて良いなと思いました。

自分たちはどういう子育てをしていきたいのか?

保活をしていた中で、田舎の保育園に惹かれつつも東京のほうが保育料が安い事や教育についても捨てがたい。と悩みましたが、結局は私たちはどういう子育てをしたいのか?という所に尽きるなと。

東京での子育ても興味はもちろんありますが、夫と話して一致した事は、子どもは小さいうちは自然の中でとにかくいっぱい遊ばせて育てよう!でした。

もしかしたら数年で東京に戻ることになるかもしれないし、自然いっぱいの田舎で育つ経験は子どもにとってもきっと貴重なものになるだろうと。

東京でいいなあと思った保育園もあったのですが、生後8ヶ月以降の時期でないと申し込みできず、6月入園の第一希望で提出してみましたが、やはり希望が通るはずもなく。結果、田舎の保育園に決定!

まあ、そうなるよね。と思いつつも、南房総の保育園になったので、しっかりと育休を1年間とることにし、9月1日入園に変更。自分の中でも田舎での子育てに惹かれていたし、きっとこうなる運命だったのだと思います。

(現在、こちらの保育園で一時保育も利用させていただいておりますが、その話はまた今度!)

ところで東京の会社員なのに、仕事大丈夫なの?

私は東京の会社員で現在育休中です。南房総の保育園に入れて、東京の仕事は平気なのか色々な人に心配されますが、正直わかりません(笑)

会社には南房総市に入れることになったことを伝えておりますが、コロナも落ち着いてきているのもあり、フルリモート勤務ではないかと思いますので、私は東京にいかねばならない日が増えるかも思います。

夫は在宅勤務なので、とりあえず夫に任せてやってみる!というので、まずは仕事復帰してみて今後は臨機応援に対応していこうかと思っています。

田舎の保育園での子育てが娘にどういう影響を与えるのか、私たちの生活がどう変化していくのか楽しみでもあります。

今後も保育園事情で面白いことを発見したら、随時更新していきたいと思ってますので、興味があるかたはぜひのぞいてみてください。

今日のところはこんな感じです。それではまた!

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