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Vol.11/検査続きの一週間

先生の言葉を聞いて、希望が打ち砕かれたという感覚は全くなく、それよりも「やっぱりそうだったか」という納得感のほうが大きかった。先生は、私と母の顔を交互に見ながら、柔らかい表情を浮かべたまま、こう言った。

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2,647字
胸の奥に今もまだ残る母への確執。その母の肺がん発覚。治療内容を含めて、それからのことを赤裸々に。

肺がんになった母の闘病記兼忘備録

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