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「精神疾患やメンタルの病気は、心の強さと関係ないよ」という話。

「精神疾患」や「メンタル就労不能」。
保険に加入する時の告知書や、保険の支払い事由に出てきます。

「メンタル 保険」「精神疾患 保険」で検索をかけてみると、それぞれの事由が支払い事由に該当する保険を見つけることができます。

「メンタル」「精神」という言葉が入っているために、メンタルが弱まって起こる病気、というイメージを持っている方も少なくないと思います。

しかし、メンタルの強さとは関係ありません。
そもそもメンタル強さとはってことになってくるのですが。

メンタル就労不能、精神疾患が指す病気を詳しく見てみると、
統合失調症やうつ病、双極性障害などが該当します。

それぞれの病気の原因は、完全に解明されているわけではありません。
ただ、どれも脳の情報伝達物質が影響していると言われています。

ストレスは引き起こすきっかけの1つにはなりますが、直接の原因ではありません。遺伝や環境も影響があると言われています。

また、治療で効果を出すことが出来ない訳ではありません。
薬も効く人には、ちゃんと効きます。
(薬漬けにしてしまっている等は別の問題ですのでここでは敢えて取り上げません。)

現に、脳神経の神経伝達物質に働きかける(主にドパミン及びノルアドレナリンの再取り込みを抑える)コンサータを飲んでいる当事者として、めちゃくちゃ効きます。脳の伝達物質の働きを自分で制御することが出来ない分を薬で補います。

何が言いたいかと言うと、誰でもなる可能性があるということです。

現代の医療でも原因が解明されていない病気です。脳の伝達物質が関連しています。脳の伝達物質をコントロールすることが出来ない以上、「誰もならないとは言い切れない」と僕は思います。

知識がない状態で、「精神疾患」や「メンタル疾患」と聞くと、そこに「メンタル」や「精神疾患」と入っているために、つい原因を本人の精神性に求めてしまいそうになります。

実際に現場で、メンタル疾患の話をしても「自分は大丈夫」と言われることが多いです。それは心配の優先順位が高くない、という意味ではなく、自分はかからないという文脈で頂くことが多いように感じます。

今は、脳の伝達物質が原因と知っていますが、尊敬する保険屋のお猿さんからこんなリプを頂きました。

僕も保険の仕事をしていなければ、詳しく知らないままだったかもしれません。

精神疾患と言われる病気と、心の強さ的なものは関係ありません。
脳の伝達物質が原因起こる(と言われている)疾患です。

正しい知識を届けられたらと思い書きました!

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