ADHDやASDの方が、保険の見直しをする時に一番初めにすること
ADHDやASDの方から、ありがたいことに保険のご相談を日々頂いてます。
ご相談者の中には、初めて保険に加入する方もいらっしゃいますが、中には今既に保険を持っていて、見直しを検討されている方からもご相談を頂きます。
社会保障についてもご理解いただき、意向も伺って、ライフプランも組み、さあ保険を見直そう!となって一番初めにすることがあります。
それは、今加入している保険の確認です。
(これは発達障害に限ったことではありません。)
保険を見直そうと思っても、発達障害のために、条件が付いてしまったり緩和型になるケース、そもそも新しい保険に加入できないケースもあります。
見直しで新しく加入したい保険に条件が付いてしまう場合や緩和型にしか入れない場合では、既に加入している保険をどのように残すのか、どう活かすのかを考えるのが非常に大切です。
今回は今ある保険の活かし方を3つ解説します。
1、継続
今ある保険をそのまま継続する方法です。
検証の結果、今加入している保険の内容が十分であれば継続は1つの方法です。
それでも保険を新しくしたい場合は、数年後に再チャレンジする選択肢もあります。
発達障害の診断から年数が経っていて、他に病気をしていなければ、保険に無条件で加入しやすくなります。
「将来新しくするまでの期間」まで、時限措置で現行の保険を継続することもあります。
ただし、他の病気をしたり二次障害で精神疾患にかかったりすると、新しい保険に入ることは難しいので、その点は注意が必要です。
2、追加
今の保険を継続しながら、足りない部分を追加する方法です。
例えば、医療保険で入院保険だけは既に加入していたけれど、三大疾病などの保障を追加したい場合など。
保険会社によっては、発達障害を持っていても三大疾病の一時金保険が無条件で加入できる会社があります。
このあたりの基準は保険会社によって、全く異なります。
精神疾患以外の大きな病気へのリスクヘッジをしたい場合は、無条件で加入できる保険を探すことをおススメします。
3、部分解約、特約の解約
保険を見直したい、とご相談に来られる方の中には、保険料を下げたい方もいらっしゃいます。
その場合は、無条件で保険を追加するのは難しくなることをご説明しご納得いただいた上で、部分解約や特約の解約をする方法もあります。
ただ、主契約(保険の核となる契約)はそのままで継続する方法です。
例えば、
入院保険日額10,000円を日額5,000円に減額といった方法です。
元から入っている保険を減額した後に、浮いたお金で無条件で追加できる別の保険に加入する方法もあります。
まとめ
今回は『今加入している保険の活かし方』という点で見てきました。
ここでご紹介した以外にも、全部解約や払い済みといった方法もあります。
保険を見直したい方には、健康な時に入った保険を出来るだけ大事にしながら、不足分を埋めるようなアドバイスさせてもらっています。
ご意向に合わせて見直しさせてもらうこともありますが、ライフプランを作るとどの保険をどれぐらい残すのかが、より明確に見えてくるのでおススメです。
診断を受ける前に保険を整えておくこと。
診断後も親身に一緒に保険を考えてくれる担当者を見つけることが大切です。
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